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高校時代の話…その6 選択科目・一般科目

私は、専門学科がある高校を卒業しました。家政科なんですけどね…
その後は、家政科から生活文化科に改変された後に 別の学校に統廃合され廃校してしまいました
家政科以外には、商業科を併設している学校でした
 

ある意味で、家政科の高校は専門科目ばかりなので、大学や専門学校みたいな感じで実習(演習)中心でした

 家政科の主な専門科目は、食物、被服、保育、家庭経営、住居 というもので講義と実習が中心で授業の1/3を占めていました。残りは、普通の国語、数学、英語、社会、生物、化学、体育など一般科目の授業が2/3でした
これは、家政科だけでなく、商業科や工業科、農業科、美術科、音楽科、水産科などの職業学科の課程や芸術学科の課程でも同じで、それぞれでの専門科目の部分の内容が異なるだけで専門領域が1/3~1/2で、残りの2/3~1/2が一般的な普通科目になっています

私が、高校生のころの家政科での専門科目は、こんな感じでした

 
3年次の選択の科目には調理というのがあり、私はそれを履修していました
*調理*(選択科目)
必修選択科目の中に、週1回2時限での「調理」授業がありました
食物の授業と流れは似ていますが、元々の定員が20数名で担当教員は1名でした。実習は3~4人の班で、講義の週と調理実習の週がありました
内容的には、食物の授業で取り組まないような調理内容でした
製パンで各班で作りたい種類のパンを作る、製麺(パスタ)ですずきとパスタの編み込み、ソーセージ作り、ヨーグルト作り、オニオングラタン、胡麻を摺ってのくず粉で固めた胡麻豆腐、好きな国の料理ということでど各班で地域を選んでそこの国のことや特徴を調べてその料理を作るというような内容の実習でした
この科目の授業は2時間であり、水曜日の3.4時間目で時間ギリギリで片付けも含めてほとんど昼休みまで長引いていました。講義の時は、別の空き教室での授業でした
調理は1クラスしかない授業であったので、他クラスに合わせる必要もないので生徒が作りたいものが作れるような形、調理テーマは同じでも班で内容を選べるなどでした
調理担当教員は、保育担当教員でした。調理では色々なものを経験して欲しいと思われていたようでした

食物の授業同様に、実習の記録は、レポートって名前じゃなかったけど、(調理)実習ノートという料理実習の授業の記録を書いて提出(単なる手書きの料理マニュアルみたいなもの。作り方は、文章だけではなく、イラスト、絵を混ぜて書かなくてはいけないものでした。他に配膳図とか、感想文とか栄養価計算も記載すること)これも、実習の数日後には、毎回決められた日に提出でした



基本的に専門科目の定期試験の問題は、他の科目同様に学年で共通のものでしたが、採点については各教科の担当教員単位でした

専門科目は、そんな感じでした
高校は意外と細かいところまで扱っていたようで、専門学校の場合でも、たしかに、栄養の分野の学校でも、特に小児・幼児についての内容は、高校の授業内容の方が栄養分野以外の面の理論と組み合わせての内容であり難しい内容だったなぁと思いました

 でも、そういうようなことを学びましたが、今の生活に生かしていることってあまりないかも…
私は、家政科をでてますが、家のことってあまり、好きではないことが、逆によくわかってしまった部分もあります…

一般科目になってる 家庭一般については、時間割上では高校1年次の被服と食物の時間に組み入れられての被服と食物の名称になっていました

 あとは、国語、数学、理科、英語とかも 総合区分でのI やⅡででの教科書での授業でした 理科は名称が生物、物理、化学になっていて教員も分かれていました。あと社会科は名称も教科書も現代社会、地理、日本史でした  選択科目もあり、古典や数学の基礎解析、英語、化学、調理、被服製作があり、商業科もある学校だったので、他にそろばん(計算事務)とか簿記会計とか、総合実践(模擬の会社を作り、実際の作業と同じように事務をしてみる)などもありました もちろん芸術や体育などもありました


商業科の場合も同様に、家政科と同様な感じで1/3が商業科目で残りが普通の教科になっていましたが、カリキュラムの配分構成や履修する時期は一部異なっていました

工業科や農業科の高等学校(高校)でも同様に、家政科での専門科目の時間が工業や農業系の専門科目になっているようです
私の妹の1人は工業科に行っていたので、私と同じように工業系の専門科目が同様に約1/3の時間程で、諸々の製図などの工業関連の講義、有機溶剤のこと、重機や機器のこと、諸々の加工実習(演習)などの授業をうけていました 
(妹がどんな意思を持って工業高校に進学したのか本心を私は知りませんが…卒後は上級学校に進学しましたが…)

さらに私は通って高校では、学校の方針で3年間、定期的に漢字のテスト(漢字ドリルみたいなもの)が月2回ずつあったりし、2年の時は楷書のペン字練習帳、3年の時は行書のペン字練習帳があり、定期的に範囲を指定されて提出でした
就職、進学対策としてありました ペン字練習帳は宿題でしたが、漢字テストや常識テストはホームルームの時間に行うものでした
他に小論文などの定期提出もありました


今、思い返すと充実した学校生活だったのかな?とも思えます


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