HGU丸島ゼミ

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マガジン

  • 〈やさしい日本語〉で みうらあやこ(三浦綾子)を しる

    ※ このマガジンのヘッダーは 教文館『月刊キリスト』1月号(1966)によります。(パブリックドメイン) 三浦綾子(みうらあやこ)さんは 北海道(ほっかいどう)で うまれました。 小説家(しょうせつか)です。 『氷点(ひょうてん)』『塩狩峠(しおかりとおげ)』などが ゆうめいです。 三浦綾子(みうらあやこ)さんの 小説(しょうせつ)を 紹介(しょうかい)します。

  • 〈やさしい日本語〉で いばらき のりこ(茨木のり子)を しる

    ※このマガジンのヘッダーは、http://poemculturetalk.poemculture.main.jp/?cid=47 『花神ブックス1増補茨木のり子』花神社(パブリック・ドメイン)によるものです。

  • 〈やさしい日本語〉で 「いしかわ たくぼく」を よむ

    〈やさしい日本語〉で 石川啄木(いしかわ たくぼく)の 作品(さくひん)を 紹介(しょうかい)します!

最近の記事

三浦綾子(みうらあやこ)  『泥流地帯(でいりゅうちたい)』

画像情報: MyName (Shoyuramen), CC BY-SA 3.0 , via Wikimedia Commons 場所:上富良野町 十勝岳 『泥流地帯』 は、 1982年の 本です。 1926年 5月 に 十勝岳 が 噴火しました。 そして、 北海道の 上富良野に 山津波が きました。 本当の 話です。 拓一 と 耕作 の、 家族が なくなりました。 拓一 と 耕作 は 明るくて 真面目 です。 二人 の おじいさんと おとうさんの 畑が ありました。

    • 三浦綾子(みうらあやこ) 作品紹介(さくひんしょうかい)

      三浦綾子 について 日本 の 作家です。 1922年 4月 25日に 北海道の 旭川で 生まれました。 たくさんの 有名な 作品を 書きました。 旭川に 「三浦綾子 記念 文学館」が あります。 そこに ある 作品を 紹介 します。 かいたひと:みなみ、きょうか、しおみ

      • 三浦綾子(みうらあやこ) 『氷点(ひょうてん)』

        氷点(ひょうてん) 画像情報 :MyName(Shouyuramen),CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons 場所: 北海道旭川市 外国樹種見本林 『氷点』は 1965年に 朝日新聞が 出しました。 『氷点』の 続きは 『続氷点』と いいます。 『続氷点』も 朝日新聞 社が 1971年に 出しました。 辻口は 辻口病院の 院長<The president>です。 夏枝は 辻口の 奥さん(おくさん)<wife>です。 夏枝は 

        • 三浦綾子(みうらあやこ) 『塩狩峠(しおかりとうげ)』

          画像情報: 合田俊幸, CC BY-SA 4.0 , via Wikimedia Commons 場所: 北海道上川郡 塩狩峠 『塩狩峠』は 1968年の 小説です。 1909年2月28日に 列車の 事故が ありました。 『塩狩峠』は この 事故の 話です。 永野信夫は 列車を 運転して いました。 その 列車は 札幌に 向かいました。 その 日は 冬でした。 列車が 塩狩峠の 一番 上に 着いた とき、 事故が 起こりました。 運転して いた 永野信夫は お客を 

        三浦綾子(みうらあやこ)  『泥流地帯(でいりゅうちたい)』

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        • 〈やさしい日本語〉で みうらあやこ(三浦綾子)を しる
          4本
        • 〈やさしい日本語〉で いばらき のりこ(茨木のり子)を しる
          3本
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          24本

        記事

          君に似し(きみににし)

          君に似し 姿を街に 見る時の こころ躍りを あはれと思へ 〈よみかた〉 きみににし すがたをまちに みるときの こころおどりを あわれとおもえ 〈わたしは このように 読みました〉 私は 好きな 人が いました。 しかし、彼女は 病気で 亡くなりました。 かなしかったです。 しかし、それから 一か月後に、 彼女と 同じ かおの 人を 見つけました。 私は とても うれしかったです。 そんな 私の かおを 亡くなった 彼女は どう 見て いるのでしょうか。

          君に似し(きみににし)

          何処やらむ(いずくやらん)

          何処やらむ かすかに虫の なくごとき こころ細さを 今日もおぼゆる 〈よみかた〉 いずくやらん かすかにむしの なくごとき こころぼそさを きょうもおぼゆる 〈この 短歌は どんな 短歌 ですか?〉 どこからでしょうか。 小さな 声が きこえます。 虫の 声 でしょうか。 この 声を きくとき、私は 心配に なります。 私は 今日も さみしいです。 かいたひと:ともや

          何処やらむ(いずくやらん)

          新しき(あたらしき)

          新しき 本を買ひ来て 読む夜半の そのたのしさも 長くわすれぬ 〈よみかた〉 あたらしき ほんをかいきて よむよわの そのたのしさも ながくわすれぬ 〈わたしは このように 読みました〉 私は 思い出しました。 20さいの 時です。私は 一人で 住んで いました。  私は はじめて 新しい 本を 買いました。 ねる前まで ずっと 読んで いました。 一人で ずっと わらって いました。 とても 楽しかったです。 また 新しい 本を 買ってきます。 かいたひ

          新しき(あたらしき)

          茨木 のり子(いばらき のりこ)の 最後(さいご)の 言葉(ことば)

          茨木 のり子の *遺書・最後の 言葉 茨木 のり子さんが 49歳の ときに だんなさんが 亡くなりました。 その 後は ずっと 一人で 暮らしました。 茨木 のり子さんは 亡くなる ときも 一人でした。 茨木 のり子さんは 亡くなる 前に 最後の 言葉を 書きました。 そこには いろいろな ことが 書いて ありました。 「*葬式や お別れ会は しません。 プレゼントや お花も いりません。 『のり子さんは 亡くなったのですね』と、 思い出して ください。 短い 時間でも い

          茨木 のり子(いばらき のりこ)の 最後(さいご)の 言葉(ことば)

          茨木 のり子(いばらき のりこ)の 詩(し)

          「自分の 感受性くらい」 「感受性」は 何でしょうか。 「感受性」は 自分の 外の ことを 感じる 心です。 茨木 のり子さんの この 詩には、 「あなたの 感受性は あなたが 守らなくては いけません」と 書いて あります。 私たちは 悪い ことが あった とき、 ときどき こう 思います。「ほかの 人が 悪い。」「友達が 悪い。」「お金が ない ことが 悪い。」 「時代が 悪い。」 でも、 この 詩には、 「「原因は 私では ありません」と 思っては いけません」と 書い

          茨木 のり子(いばらき のりこ)の 詩(し)

          茨木 のり子(いばらき のりこ)の 紹介(しょうかい)

          茨木 のり子は どんな 人?  ​茨木 のり子は 日本の 詩人です。 本当の 名前は 三浦 のり子と いいます。 ​茨木 のり子は 1926年に 大阪で 生まれました。 そして 愛知県の 高校に 行きました。 その 後 東邦大学薬学部に 入学しました。 東邦大学は 東京都に あります。 ​茨木 のり子が 19歳の ときに *第二次世界大戦が 終わりました。 その 後 詩を 書いて 発表を 始めました。 1950年 24歳の ときに 結婚しました。 1953年 27歳の とき

          茨木 のり子(いばらき のりこ)の 紹介(しょうかい)

          朝はやく(あさはやく)

          朝はやく 婚期を過ぎし 妹の 恋文めける 文を読めりけり 〈よみかた〉 あさはやく こんきをすぎし いもうとの こいぶみめける ふみをよめりけり 〈この 短歌は どんな 短歌 ですか?〉 私は 妹が います。 妹は まだ 結婚して いません。 私は 朝 起きました。 妹から 手紙が 来ました。 それは 好きな 人への 手紙と 同じでした。 なぜ 私に 送ったのでしょうか。 かいたひと:ともや

          朝はやく(あさはやく)

          あたらしき

          あたらしき 背広など着て 旅をせむ しかく今年も 思ひ過ぎたる 〈よみかた〉 あたらしき せびろなどきて たびをせん しかくことしも おもいすぎたる 〈わたしは このように 読みました〉 「明日は かならず 旅を したいな。 旅の とき、新しい 服も、 新しい くつも つかいたい。」と 思って いました。 しかし 今日は 12月31日です。 今年も 旅が できませんでした。 なぜなら 毎日 仕事が あったからです。 もう 仕事を 忘れたいです。 また 今

          あたらしき

          やはらかに

          やはらかに 積れる雪に 熱てる頬を 埋むるごとき 恋してみたし 〈よみかた〉 やわらかに つもれるゆきに ほてるほを うずむるごとき こいしてみたし 〈わたしは このように 読みました〉 もう 冬に なりました。 「私は 好きな 人が 欲しいです。」 毎日 そんな ことを 考えて います。 私は さみしいです。 心が 冷たいです。 誰か 熱く してください。 また 今日が 終わります。 かいたひと:ともや

          やはらかに

          いのちなき

          いのちなき 砂のかなしさよ さらさらと 握れば指の あひだより落つ 〈よみかた〉 いのちなき すなのかなしさよ さらさらと にぎればゆびの あいだよりおつ 〈わたしは このように 読みました〉 乾いた 砂が あります。 私は 砂を 拾いました。 しかし すぐに 落ちました。 なぜなら 砂は 生きて いないからです。 時間も 仕事も 同じです。 とても 悲しいです。 かいたひと : ともや

          いのちなき

          友がみな(ともがみな)

          友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買い来て 妻としたしむ 〈よみかた〉 ともがみな われよりえらく みゆるひよ はなをかいきて つまとしたしむ 〈わたしは このように 読みました〉 私は 友達が たくさん います。 私は 今日 その 友達に 会いました。 みんな りっぱでした。 でも 私は なにも 変わって いません。 そのように 思いました。 とても さみしいです。 だから 帰りに 花を かいました。 そして 夜は つま [wife] と たく

          友がみな(ともがみな)

          こころよく

          こころよく 我にはたらく 仕事あれ それを仕遂げて 死なむと思ふ 〈よみかた〉 こころよく われにはたらく しごとあれ それをしとげて しなんとおもう 〈この 短歌は どんな 短歌ですか?〉 私は 仕事が したいです。 気持ちよく 働きたいです。 もう つまらない 仕事は 嫌いです。 だから 楽しい 仕事が したいです。 しかし そんな 仕事は ありますか? (いいえ 私は ないと 思います。) もし あれば、 たくさん 働きたいです。 そして 気持ちよく

          こころよく