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眼医者にてかすみ目晴れる蘭の花

メガネの度がもう何年も合ってないのを放置しっぱなしでした。合わないメガネだとさすがに疲れ目もひどくなります。いよいよ耐えかねてメガネを新調するために、眼科に処方箋作りに出かけました。

割と近所に評判のよい眼科医がありました。一応電話で要件を告げた後「いつでもどうぞ。今日は昼休憩なしで営業してますから。」との返答。

え、昼休憩なし、と驚きながらも早速おでかけ。

立派な建物ですが、古い病院なのでしょう。待合室のソファーは素人修理の痕跡が何箇所も。

しかし、その古ソファーを眼中から追い出すかのように窓際に並んでいたのが、華やかな胡蝶蘭の数々。

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お付き合いのある商店や業者さんからの贈りものなのでしょう、「〇〇より」のような札が見えます。丁寧に世話しているらしく、ほとんどが2年目の開花とのこと。

どの鉢の花も美しく、眼福とはこのようなことをいうのかなと感じた次第。疲れ目も吹き飛びますね。

他に花が出てくる句がないことに驚き。蝉ばっかり。
そがいに旨いならわけてみんさい花の蜜

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