heros_68

フランス史専攻の大学生です。 政治的意見が多めになりますが、思索もありますたぶん

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抵抗の意思を示すこと - カタールW杯を振り返る

昨年11月下旬からおよそ一カ月にわたり開催されたFIFAワールドカップ2022カタール大会、サッカーファンの中では「史上最高のW杯」との呼び声も高く、開幕から決勝まで劇的…

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1年前
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暴力に正当性はあるのか...?

映画『暴力をめぐる対話』ダヴィッド・デュフレーヌ 2018年、燃料税の引き上げ、生活費の高騰を背景にマクロン政権に対する抗議として行われた「黄色いベスト運動」。 当…

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2年前
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国葬グダグダだったね

先日、安倍さん(以下敬称略)の国葬があったので、国葬やデモの様子、人々の雰囲気を見るために友人と会場付近まで行ってあーだこうだ言いながら歩き回ってきた。 わかり…

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2年前
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抵抗の意思を示すこと - カタールW杯を振り返る

抵抗の意思を示すこと - カタールW杯を振り返る

昨年11月下旬からおよそ一カ月にわたり開催されたFIFAワールドカップ2022カタール大会、サッカーファンの中では「史上最高のW杯」との呼び声も高く、開幕から決勝まで劇的でとても濃い展開を見せてくれた。個人的にもこの4年間ずっと楽しみにしていたし、一か月もの間大いに楽しませてもらった。大会を楽しんで、消費した、だからこそ絶対に言及したい側面もある。

11月23日、待ちに待った日本代表の初戦。優勝

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暴力に正当性はあるのか...?

暴力に正当性はあるのか...?

映画『暴力をめぐる対話』ダヴィッド・デュフレーヌ

2018年、燃料税の引き上げ、生活費の高騰を背景にマクロン政権に対する抗議として行われた「黄色いベスト運動」。
当時はなんとなくでしか追ってなかったけど、自分のの抗議運動への関心とこの映画が、黄色いベストについてよく考えるいい機会になった。
タイトルにもある通り、『暴力をめぐる対話』ではデモ隊に対する警察の暴力が取り扱われていて、暴力が行使される

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国葬グダグダだったね

国葬グダグダだったね

先日、安倍さん(以下敬称略)の国葬があったので、国葬やデモの様子、人々の雰囲気を見るために友人と会場付近まで行ってあーだこうだ言いながら歩き回ってきた。

わかりやすく問題であっただけに、この件を巡ってはこの国では稀に見るほどに世論が動いた気がする。
まあでもどれだけ反対しても絶対に「当日まで我慢すればなんとかなるでしょ」みたいな感じで強行されると思ってたが。
最初から国民の声は聞く気がないという

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