木の葉の宇宙・大地をかける地龍
南西イングランドから、こんにちは。
自然の中を歩くのが大好きなHIROMIです。暮らしのなかで、移ろう四季を感じる豊かな時間、心も体も喜ぶ散歩道。
耳を澄まして、足底の土の柔らかさを感じ、肌で風を感じて、風に揺れる木を見て、ふとした瞬間に、自分が消える。
それは、全体と繋がる瞬間。「私」が消えて、鳥の声となり、木々を揺らす風となり、リスが走る木の枝となる。
何年も前のこと。日に透ける、木の葉一枚一枚の中に宇宙を見た。個々に見えて、すべては繋がってるんだと体感したとき、生まれてくる長男のミドルネームを「いちは(一葉)」にしようと決めた。
力強く芽吹く春、栄えて鬱蒼とした夏の森、繁栄を手放し枯れ落ちる秋、北風吹いて籠る冬。
巡る季節とともに大地をかける地龍のようなもの。その地球の生命力を目の当たりにしたとき、次男のミドルネームを「いぶき」とした。
この世界は、なんて美しく生命力にあふれているんだろう。私たちの体も、地球の一部。自然の流れの中に生き、その恩恵を受けて、慈しみ感謝して暮らす。それが本来の私たちのあり方なんだと、実感する。
そして、こうして発信できる文明の利器にも感謝♡
今日の森。風に揺れるスノードロップが、春を告げる妖精のようでした。
※途中に入るホラー映画のような音声は、子供たちの遊ぶ声なのでご安心を。
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