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車イスの夫との電車移動は小さな不便がたくさんあるという話(妻・まゆみ) vol.18

(「日刊・寺田家について」簡単に説明します。)

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こんばんは、寺田家の妻・まゆみです。
今日は私が更新します。

東京での生活は電車移動がほとんど。

ユースケとの移動もほぼ毎日のように電車を使っている。
歌舞伎町に行くための「新宿三丁目駅」まではいつもそんなに苦労はない。

電車とホームとの段差は少なく、乗り換えがないので改札を出るときに介助者扱いになる清算してもらい、毎回使っているエレベーターのある出口から地上に上がるだけ。

駅の構内にあるユースケの大好きなクレープ屋さんに寄るか寄らないか以外は変わりがない。


今日はいつもと違う駅に行く時の私たちの移動について書きたいと思います。

東横線沿いの駅の近くに住む私たち。
その日は、10時半に「京橋駅」の近くに行く予定があったので「最寄り駅→中目黒→銀座→京橋」と乗り換えを2回して行った。

まず、中目黒から銀座まではホーム向かいの乗り換えなので本当に簡単。

問題は、銀座から京橋だった。
銀座から京橋はたった1駅なのに本当に長い道のりだった。
地上に出てタクシーに乗った方が早いかもしれないけれど、銀座の周辺は一通の通りが多く結局遠回りになることは知っていたので電車を選んだ。

京橋に行くには、日比谷線から銀座線に乗り換えが必要。

銀座の改札を出るときに京橋に行きたいことを伝えると、障害者手帳を見せて2人分のパスモを渡して介助者扱いになる清算をして、改札を出る切符の発行してもらい改札から出た。

次に銀座線に向かうと早速、、階段!!

「ありゃ!」
「この数段の階段意味があるのかなー!?」

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