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就職活動、出版社しかいきたくなかった私はどうなったか【講談社編】

メイン画像は、2年前の就活時期にポールジョーの化粧下地をプレゼントされて喜んでいる私です。


講談社。大手出版社といわれている出版社ののひとつだ。

大手出版社。

講談社、集英社、小学館。

マガジンハウスが1番の志望先であった私にとって、集英社も小学館も志望先になかった。

というか、「大手って、講談社と集英社と、あとなんだっけ?」くらいだった。


講談社を希望したのは、雑誌「FRaU(フラウ)」目当てだ。

あとは、旅雑誌TRANSITに魅了されていたからだけど、この雑誌はムック本のようなもので、マガジンハウスと同じくらいに携わりたい媒体であった。


これは私が2年前、就職活動中に書いていたエントリーシートである。

まあなんともお粗末なものだ。伝えたいことの文章化が完成されていない。伝え方が備わっていない。お粗末なものだ。

そして今ならわかる。

会社にとって求めているのは私みたいな人じゃないってこと。


個性は大事だけれど、それ以前に、「真面目に会社に通って」「粘り強さのある」「打たれ強い」常識人であることが大前提なのだ、と。


講談社のES

《あなたが今会いたい人を一名あげ、その人に執筆を依頼したい企画を書いてください》

著者:山本文緒

企画タイトル:「あなたの仕事、試してみたい!」〜林檎嬢とモヨコ姫とのコラボ〜

企画の内容:

作家である山本文緒さん、歌手である椎名林檎さん、漫画家である安野モヨコさんの3人同士が、それぞれの職種を互いに交換して作品を創り上げる企画。

安野モヨコが文章を書き、椎名林檎がその文章に基づいた絵を描いて山本文緒が文章と絵に基づく歌を作る。

それぞれアーティストという点で別ジャンルの世界観を展開してほしい。


《社会人になることの不安と、それを克服するための方法》

自分の世界を限定化されていってしまうかもしれないという不安。

仕事や人間関係といった、周りとのコミュニケーションは、今まで中学や高校、大学時代まではある程度決められた枠の活動であるからこそ普通接しない相手とも繋がることはできたが、社会人になると自分で選べる立場になると思う。

普段関わらないような人とも自発的に輪を広げていくことで世界をも広げていきたい。


《働く上で1番大事にしたいと思うことを理由とともに書いてください》

好奇心。

何かをしたい、知りたいと思う原動力は好奇心ひとつでほとんどのことに対する欲へのつき動かし方であるのではないか。

物事を知りたい、見たいと思うことで動こうとも思えるし、そのアンテナや目の付け所は日々鍛えていくべき感覚だとも思う。好奇心ゆえに知識や知恵がつくともいえるだろう。


《あなたが考える10年後の出版社の理想の姿とはどんなものですか》

紙媒体で伝えたいことが経済的にも風潮的にも表現しやすくなれる姿。

その先頭をきれる存在が出版社でありたいと思う。

情報誌だけではなくパーソナリティなことでも、ほんという形にして残していくということが当たり前であればいい。手元に残せる媒体として活き続けていく姿。


《あなたが講談社に他の会社(出版業界以外の会社も含む)よりも魅力を感じる部分はどこですか》

“旬”のあるものを積極的に取り入れていると思うから。ビジネスやカルチャー、旅、食、美容やライフスタイル、ファッションなど、幅広く手がけ話題性に富んだキャッチーな情報誌で溢れているものばかりである。

流行に敏感という印象が強い。トレンドをしっかり押さえ、ファッションだけではなく女優や俳優、漫画や映画にも目を向けている書籍が数多く存在している。惹きつけるキャッチコピーがたくさんあると思った。


他にももちろん《講談社に入社して一番やりたい仕事とその理由》などといったものもあったけれど、志望動機と変わらないので割愛。

ちなみにES送っただけで落ちました。まあそんなものでしょうね。

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