JURIA

2021年JSAソムリエ認定 2022年9/20 note900日連続投稿(現在とぎ…

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2021年JSAソムリエ認定 2022年9/20 note900日連続投稿(現在とぎれ中) 2023年 6/26銀座にてワインバースナック開店

最近の記事

シャンパンでしかないでしょうが

久しぶりに会える人たち。初めて会う人たち。出逢いが詰まっていた瞬間。タイミングってどうしてこうも重なるんだろうか。取捨選択しなければいけないとき、わたしはどれも取りこぼさずにいたいと思う。最近は流れに身を任せて、ああこういうタイミングだったんだなと自分を納得させる。みんながいい男だという相手がかならずしもわたしにとっていい男である可能性はない。みんなが格好いいという相手がかならずしもわたしにとって格好いい男である可能性はない。くちびるを噛んだら血が出てきて食べていたマカロンの

    • さよならの向こう側

      アイラビュートゥナイト抱き合って眠れなくてもそばにいたい、元気かとやさしい声で聞かれたい。そんな歌を1人、夜、本屋も閉まったあとに歌いながら隅田川の橋を渡っていた。今日はお酒を飲む気分じゃないの。どこか旅したいなと思って本屋に行ったけれど、国内旅行なら1人で行くより誰かと行く楽しみを知ってしまっているから決まらなくて。本当なら海外がいいけど今は自分のお店があるから決まらなくて。ロンリートゥナイト思い出を燃やしつくしたら男と女には友情が残るはず。そんなわけあるかいな。涙ぼろぼろ

      • マイネームイズ・ウーマン

        買ってくれたイベリコサラミソーセージの賞味期限が3/17だった表記をみた瞬間に身ごもった。今日。まさに今日じゃん。びっくりしすぎて文字通り2度見した。買ってくれたイベリコサラミはもう1ヶ月くらいわたしの冷蔵庫の右はしの方で硬くなっていて、いやもともと硬いんだけど、今1ヶ月ぶりくらいに取りだして切ってみたら硬さが増していた。でも美味しい。変わらず美味しい。白カビのイベリコサラミはわたしの部屋でワインを飲む時に近くの成城石井でいつも買ってくれるのであった。それは時にチーズだったり

        • 石田ゆり子に似ている美女

          二日酔いというより七日酔いで向かった先は白金台のフレンチレストラン。月に1回開催されるワイン会、12時半からのスタートに、わたしはいまだかつて遅れて行ったことがない。いつもギリギリに着くけれど、前日どんなに飲みすぎても、朝の4時まで飲んでいようとも、アラームを11時にセットしてシャワーを浴びて化粧をして家を出る。会費の先払いと、美味しい食事とワインが飲めるモチベーションがわたしをそうさせる。この日もわたしは前日にアルベロベッロもびっくりなベロベロベッロな状態で自宅につき、朝の

        シャンパンでしかないでしょうが

          飲みすぎた、頭のネジ飛ばせ(編集後記)

          飲みすぎた。数時間前に飲んで数時間後にまた飲んでる。また明日書き直します!とかなんとか言っていた昨日。飲んで飲んで、頭のネジ飛ばすまで飲んで、頭のネジ戻ってきたと思ったら一気にムリになった。ネジなんてね、なんぼあってもええもんですから。とにかくネジ飛ばすまで飲んで飲んで飲みまくっていた時間だった。半死で飲んで生きてるみたいだった。それももう、ただいま復活です。めちゃくちゃ元気。復活祭でもするか?頭に花の冠乗っけて、手のひらひらひら振ってさ、真っ白いワンピース着て、裸足で芝生に

          飲みすぎた、頭のネジ飛ばせ(編集後記)

          あまりにも綺麗すぎて

          その深津絵里はあまりに綺麗すぎて真っ赤に切りそろえられたマニキュアがテーブルの破片をむしりとりわたしの指を引っかいて危うく殺されかけた。そこは砂の世界。なぜか車で地の果てに、わたしともう1人の女が向かう。砂でドラえもんの立体を造る。ドラえもんのとなりに球体をいくつも造る。わたしと女の共同作業。ある瞬間からわたしは女を裏切り砂の世界からわたしたちが造り上げた砂の球体を奪おうと去り走る。裏切りに驚き追いかけてくる女。砂の物体をつかみあげ逃げるわたし。砂で造りあげられた球体たちはさ

          あまりにも綺麗すぎて

          闇、下から見るか横から見るか

          確定申告が終わった、気がする。確定申告、こわすぎる。未知だから、こわすぎる。分からないものはこわすぎる。分からないから、こわくなる。税務署に行くと必ずいつも「分かりづらいんですけどね」と言われながら説明を受ける。「分かりづらくてごめんなさいね」と言いながらまったく分かりやすくない説明を受ける。分かりづらいことを自覚していながらなぜ分かりやすくしないのだろうか。そこには闇がある。お金という闇がある。単純な闇はこわくない。わからない闇はこわすぎる。税務署のひとは親切に教えてくれる

          闇、下から見るか横から見るか

          体温計なんてない

          また雨かよ。カーテンを開けなくても分かる。なんせ昨日のうちから天気予報をチェックしていたんだもんね。せっかく洗濯したわたしの勝負服をまた濡らすわけにはいかない。涙で肌を濡らすわけにはいかない。笑い泣きで頬を濡らすならまだ良し。寒い寒いと言いながらも今年は風邪という風邪をひかなかったな2月。わたしは大学のときからなぜか毎年2月の中旬か下旬になぞの悪寒を発症し、2日間くらい動けなくなる。うちには体温計がないので体温が測れない。実家にいたときは測っていた、気がする。社会人になりひと

          体温計なんてない

          眠たげなバラ

          ぐっすり眠れたということだけで生きていける。その代わりと言っていいのかわからないけれど変な夢をたくさんみた。今となってはもうもう忘れた。とんでもなくアホなことばかりしていて、学生時代の友達がたくさんでてきた。ぐっすり眠ってもまだ寝足りないのはどうして。欲しいものを手にしてもまだ欲しくなるのはどうして。これじゃなかったなあなんて思いたくないのにそう感じるを得ないのはどうして。どうしたらいいものか。眠ってしまいたい。ああでももう寝たんだった起きたんだった早くシャワー浴びてご飯食べ

          眠たげなバラ

          さよなら日曜日

          日曜日が日曜日じゃない。また今日も自炊のための買い出しに行けなかった。日曜日以外にスーパーに行くのは好きじゃない。なんとかまた1週間頑張ってみようかな。家まで2時間弱の距離を歩いて帰るなんてわたしにとっておかしくもなんともないのだよ。土曜の夜はタクシーに手を上げてジョージの店まで行ってみたい。さよならした人に会いたくなりたい。雨に濡れたくはないけれど、思い出は燃やし尽くしたい。寒い寒いと言いながら歩いて帰って、そんな歌を聴きながら、ロンリートゥナイトを堪能してやる。もっと切な

          さよなら日曜日

          ラッキーパーソン

          瞳を閉じればまぶたの裏にいるひと、たくさん出会ってきた。つもり。あなたはわたしのラッキーパーソン。カミサマに挨拶しに行くときに通った道で色の濃い花が咲いていた。梅なのか桜なのかわからない。夜ってどうしてなにもかも綺麗に見えるんだろ。朝ってどうしてなにもかも眩しく見えるんだろ。飲んだあとの夜明けってどうしてなにもかも怠くて時々切なくなるんだろ。それは簡単お酒を飲んだから。飲み過ぎたときに浴びる朝日は飲み過ぎたときに浴びるシャワーより気持ちがいい。あとは寝るだけおやすみ太陽。そし

          ラッキーパーソン

          クラシックで乾杯

          スマホの充電の減りが早い。そりゃあそうだ、お店の準備をしているときはクラシックを流しまくっているし、好きなアーティストのLiveバージョンを聴きたくてYouTubeで聴いているし、化粧をしているときは三四郎のラジオを垂れ流しにしている。水曜日の夜中は佐久間宣行で、金曜日の夜中は三四郎だから、木曜から日曜にかけては必然的にスマホからなにか音をだしている。クラシックはヴィヴァルディ四季の夏の第3楽章がすばらしくって、お金持ちのお客さまが以前「鼻唄でうたえない歌は存在しない」と言っ

          クラシックで乾杯

          かわいい子はどこまでも

          未亡人と異邦人をいい間違える。ちょっと振りむいてみただけの未亡人でもいいじゃないか。そういえば前に誰かと話していたときに外国人をがいじんだと言ったら諭されたっけ。がいこくじん、ね、と。フライデイチャイナタウンという曲を知ったのは金髪の同級生が歌ったからだった。肩にぶつかる人外。ジンガイて。いまやスナックでしか歌えないよね。いろんなスナック行きたいな。接客とか雰囲気とか知って勉強したい。かわいい子ってどこまでもかわいい。かわいい女の子が紹介してくれたかわいい女の子の面接をする。

          かわいい子はどこまでも

          バカラのバッキンガムグラスを買った

          いつも通る道にアンティークショップがあって、昨日はついに入ってみた。グラスがほしかったので3種類でまよって1つ買う。バカラのバッキンガムという名前のもの。いまは廃盤になっているらしく、当時の値段のはんぶんで購入した。わたしよりひとまわり小さい品のよさそうなマダムが包んでくれる。高島屋の紙袋がたくさんはいった引出しをあけて、その中から、これじゃ大きいわよねと言って1番おおきな袋よりひとまわり小さな袋に丁寧に入れてくれた。バカラのバッキンガム。その足でそのまま高島屋へ行く。7階の

          バカラのバッキンガムグラスを買った

          そういうところだぞ、冬

          洗濯ものを4つも外に干していたのに起きたらなんだか外がくらそうで、あわててスマホで天気をみたら霧雨80%だなんてああやばいやばいと部屋にしまい込む。あわててスマホを見る前にやることあるんじゃないのか。あわててスマホを見るより先にカーテンをあけて確かめろ。そういうところだぞ。15時になったからチョコ食べちゃお。そういうところだぞ。月初めにはかならず近くの神社、ふたつへお参りに行っているのに今月は1日が金曜日なうえに前日めちゃくちゃに飲みまくってすっかり忘れてしまっていた。そうい

          そういうところだぞ、冬

          薔薇の名はキングスデイ

          いちごとシャンパーニュのカクテル、ブラッディシーザー、サイドカーをちょっとアレンジしたもの、コーヒーリキュールを使ったカクテル。まったく酔っ払わずに楽しく飲んだ。すこしだけ物足りなくてさまよったけれど日曜のこのあたりはやっぱりどこもお店が開いていない。そうだよね。おとなしく帰る。お風呂にはいろう。冷たくなった自分の太もも、わりと嫌いじゃない。暖をとるようにこすり合わせる。ちょっぴりセクシーな気持ちにもなる。中学のころ、スカートは2回巻いていた。3巻までするとけっこう太ももがで

          薔薇の名はキングスデイ