タリラリラッタッタッタラ(編集後記)
「タリラリラッタッタッタラ」聴いたことはあるくらい。ドラマに使われていたらしいけどあいにくわたしはドラマをほとんど見ないもので。お店を手伝ってくれた先輩、カラオケで可愛く歌いあげてくれてありがとう。キングヌーの白日なんかも歌えちゃう彼女、肺活量がまず凄い。わたしは肺活量がないから大変なので、ひとが歌っているのをうっとり聴いているのみ。『当店ランキング』なるものがあって、うちの店で歌われている曲が多いものから入っているんだけど、1位が水平線。それから10位までの数曲は、わたしが店の準備をしていたり掃除やグラス洗いなどをしているときに流している曲。主に宇多田ヒカルとか、あとはその瞬間ハマってる曲がいくつか。ラップが苦手なのでこの「タリラリラッタッタタラ」の歌は歌えません。頭のなかでループしてるだけ〜
『乙女の祈り』ってこのメロディか。どこかうっすらと寒気のするような怖ろしい雰囲気がある気がするのはなぜ。ブルガリのトゥボガスという指輪を初めて知る。派手でギャルギャルしいトゥボガスにはピンクトルマリンとペリドットのふたつのハート。悲しくなってくる。寂しくなってくる。と思ったら音楽が変わった、『G線上のアリア』。ラップは分からないしジャズもさっぱりだけどクラシックは物語があるから好き。まあ音楽のことなんてなに一つとしてわかったもんじゃないけど。
大学のとき遊んでいた男の子がラップ好きで、よく学校の校舎の裏とかファミマの喫煙所とかで友人たちとラップバトルをしてた。わたしはタバコも吸わないしラップもわけわからんかったけどその場にいて一緒にヘラヘラしていた。何かに夢中になってる姿を見ながら、横に突っ立ってるのが好きだった。
辻井伸行のコンサートを観に長野へ行ってきたというお客様。「前から3列目の席を取ってくれたんだ」と話してくれたその人はそのコンサートが誕生日当日だった。ラフマニノフピアノ交響曲2番。どんな曲だったっけとYouTubeを開く。ラフマニノフは実はよく知らなくて、へえロシア人なんだ。ロシアといえばわたしは高校の頃に『アンナ・カレーニナ』を映画で観てしばらく落ち込んだ日々を過ごしたことがある。おそロシア。原作も読みたいけど読むパワーを持ってない…体力不足である。
ちゃんみなのようにパワフルに踊れたらなとも思うけど、まあ無理ねえ