さと

19歳 詩 infj

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【詩】対峙

世界と対峙する心を持つ それは 風に吹かれても 雨に打たれても 私はここにいるということ 及第点 私は私のままでいることで 私という存在の しなやかさを磨くことができるということ 人という生き物を 特筆すべき理由はいくつもある 見渡す限り人知の産物 あれもこれもそれもこれも いらぬ言葉に踊らされて 食いちぎられて 見るも無惨な姿 滑稽な装い 罪深きを知るものは 自らを律することに徹している 時として聖母になり 時として悪魔になる 他の生命と等しくいずれ死す

    • 昔書いた詩を読みかえして、恥ずかしくなって、消したくなって、でもそれは過去の自分を消すことだよって囁かれて、思いとどまって、でも消したくなって。の無限ループ。

      • 【詩】あっちむいてほい

        あなたはわたしを いともかんたんに ていぎする ていぎする ていぎする ぬるいことばで そのうつろなせかいで ねずみほどのしりょくで ちっぽけなおくそくで たかがすうじゅうねんのけいけんで うちゅうではじめてのわたしを ていぎする ていぎする ていぎする がむしゃらにいきる わたしのさいぼうをけとばし さけぶこえをほうりなげ ききなれたことばでこっぱみじん でも わたしのことなんて たかがすうじゅうねんの あなたにはかたれない ちいさくて もろくて ひっしなわ

        • 【詩】あしあと

          ねえ君は何が書きたいの 知らない わからない でも言いたいの 言いたい何かが喉の奥につっかえてる だから 書いた 本能に支配されてばかりの獣も 人間らしく人間を生きる自分も 届かないあの人への祈りも たぶんきっと書いてきた それなのに まだ空っぽになれなくて 全部全部ここにいて 変われない自分を生きている 何度タイプしても やっぱり楽になるなんてことない 幸せはここにあるわけじゃない でもそれ以上の何かが 文字に込めた不確かな希望が この星のどこかで 電波にの

        【詩】対峙

        • 昔書いた詩を読みかえして、恥ずかしくなって、消したくなって、でもそれは過去の自分を消すことだよって囁かれて、思いとどまって、でも消したくなって。の無限ループ。

        • 【詩】あっちむいてほい

        • 【詩】あしあと

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          羊文学、横浜アリーナ行ってきました。ワンマンライブは2回目だったけど、やっぱりバリバリのロックなんだ。儚いイメージがあるけど、ライブは意味わかんないくらいかっこいい。本当、心臓の奥の方をゴリゴリ削られる。それでいて体は回復していく。なんて凄まじいバンドなんだろうか。

          羊文学、横浜アリーナ行ってきました。ワンマンライブは2回目だったけど、やっぱりバリバリのロックなんだ。儚いイメージがあるけど、ライブは意味わかんないくらいかっこいい。本当、心臓の奥の方をゴリゴリ削られる。それでいて体は回復していく。なんて凄まじいバンドなんだろうか。

          【詩】頁

          廻る線を すこしだけ引っ張る 何もくっついてこない 糸が意図を絡みつけて 眼前に迫るまで ただこの部屋で息をする そうこうするうちに 次の頁がいなくなる 君の母は偉大だ 君のような世界を その体だけで生み出せるのだから 頭が生きている 分かろうともがいている そんな気持ちがひた走る 人生の中の人生にもぐり 俄かに信じがたい彼らを 気づけば再び愛している 画像:自作 今日、久々に本を読みました。「夏への扉」っていう結構有名な作品です。まだ序盤だけど設定?が面白くて、一気

          【詩】頁

          上限??????ってなってしまった。わかりました。素直に待ちます。

          上限??????ってなってしまった。わかりました。素直に待ちます。

          【詩】こわい

          こわい こわい 息を止める寸前みたいに生きてたら 社会とかいう周回軌道上に乗っかっちゃって うまく笑えてる? 上手にできてる? そまることに慣れてしまうのは 悲しさだって 叫ぶことさえできない檻の中 それっぽいことをそれっぽくやって寝る それっぽいことをそれっぽくやって死ぬ 意思のない怪物みたいだよ こわい こわい そんなふうに生きるのがこわい でも、こわいじゃなくて怖いを知ったとき きっと大人になれるんだよ 私はまだ子どものままなんだ それもなんだか

          【詩】こわい

          【INFJ】重い

          ( 思いつきでドバーっと書いてしまったので読みにくかったらごめんなさい。 ) 「重い」と面と向かって言われたことはない。でも分かる。だって気づいたら相手がいなくなっていることがよくあるから。 重いと思われる理由はきっと、相手と真剣に向き合っちゃうからなんだと思う。 例1 中学生の時、仲がいいと思っていた子に「ラインのステータスメッセージお揃いにしよう」って言われた。「#BFF」にしようって。私はそれを真に受けていたので、私たちは本当にBFF(ベストフレンドフォーエバー

          【INFJ】重い

          【詩】ただいま

          覗けるところは覗いたし 歩けるところは歩いたし それでもずっと見つからない いきなり土砂降り 泥まみれでも気にしない 見つけたいの 探し物が何なのか知りたいの ぬかるむ道を歩く 転んですりむいても気にしない わからないの 自分が誰なのか知りたいの 人波が教えようとする お前は偽物だって どっかいけって どうでもいい存在だって うるさいくらいに光る星を 右手でつかもうとする 君は今もそこにいるの? それとももう消えてしまった? 何も言わない彼らが 余計に感情をあふれさ

          【詩】ただいま

          【エッセイ】恩師からお返事がきた話

          1年遠回りしてしまったけど、無事に高校を卒業したことを伝えようと思って、二年ぶりにメールしたらお返事がきました。 先生の文章ってだだだだだーーーー!!!!ってかんじなんですよね。肩を鷲掴みにされて前後にブンブン揺さぶられるような、犬が飼い主のもとに全速力で駆けていくような、そんなイメージ。 迷惑だったらどうしようとかいろいろ考えてましたが、杞憂でした。とても喜んでくださって、私もうれしくなりました。 私は元々全日制の高校に通っていて、不登校になって留年しました。その後通

          【エッセイ】恩師からお返事がきた話

          【詩】君の春

          ふと蘇る声 歩く町の風 忘れるのはきっと ゆれる桜の中 もう大丈夫って 言い聞かせるだけじゃ 体は動いてくれない 木漏れ日に濡れた アスファルトを跨ぐ 会いたいって言ったら 君は何て言うかな 水槽を泳ぐ魚みたいに きれいに泣けたら コップの中は満たされたかな 今分かることだけで 息をする今日を 少しでいいから照らす何かが 君の春にも きっと訪れますように 画像:自作

          【詩】君の春

          3月の発掘(ドラマ・映画・音楽)

          もう4月になってしまうとは。。。 ちょっと遅くなりましたが3月のまとめです。 今月も漫画と本は読めず。(朝井リョウさんの「正欲」が読みかけで止まっている。。) それではどうぞ➰。 【 ドラマ 】 1 ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜(韓国) 2 田舎街ダイアリーズ(韓国) 3 ヴィンチェンツォ(韓国) 4 First Love 初恋 5 オレンジデイズ オレンジデイズ ↓ たった20年前の作品だけど結構今じゃ使わない言葉が出てきたのが印象的でした。あとコンプラとか

          3月の発掘(ドラマ・映画・音楽)

          【詩】やまのぼり

          裸のまま 私のまま 歩いていただけ 生身のまま ありのまま 歩いていただけ ただそれだけだった いつからかなぜだろうか 殴られて 叩かれて 蹴飛ばされて 罵倒されて もう何も感じなくなるくらい 森の中で目が覚めた 小鳥が鳴いているなんてことはなくって 綺麗なお花も咲いていなくって ただ こんなところまで来ていたことに驚くばかり それでも私はまた歩き出した 前にしか進めないことを 誰に教わるでもなく知っていた 裸のまま 私のまま 歩いて行った 生身のまま

          【詩】やまのぼり

          【詩】よく見て

          街灯ひとつとっても いろんな個体がいて 謙虚に俯いたまま 通りすがりの人を照らしている よく見て 息をしているものと 息をしていないもの 本当に分けることができる? かわいそうを乱用して 更なるかわいそうが生まれることを 本当に許せる? 他がためだけに そこに居座るあれこれを 当たり前に当たり前と呼んで 君は今日も平穏を手に入れる よく見て 君を囲うすべての事象を 君を誘うすべての存在を 君を生かすすべての命を 見えていることと 見えていないことでは 天と地ほど

          【詩】よく見て

          【詩】聲

          殻を破り去った想い 届けたいが溶けた愛 耳がなくてもわかる心 君が僕を呼ぶ気配 知らなかった自分を連れてきてくれた人 その背中に向かって叫ぶ ただここにある幸せ 君のいる世界 画像:自作 「オレンジデイズ」

          【詩】聲