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読書記録①独身アラサーが買った自分への絵本。

年末に実家に帰った時、母と一緒に自分の部屋の断捨離をした。

小学生の時に作ったオルゴールやプリ帳、交換日記など思い出の物が沢山。
英検3級の合格証が額縁に飾ってあったのは笑った。
専門学校のものも含めて、ありとあらゆるものを整理。

小さい頃に読んでいた絵本が出てきた。
大好きで何回も読んでボロボロになった本。何度読んでも同じところで笑ってた。
母と夜寝る前に遊びながら読んだ本。
ああ、この時から本が大好きだったなと思った。この絵本たちは
兄に子供ができたので、その子が読めるようにと残しておくことにした。

絵本の特別感は大人だからこそ必要だった

絵本って子供が読める特別なもの。
そんなイメージだったけど、去年私は絵本を買った。誰のためでもなく自分のために。
『ぼく モグラ キツネ 馬』という絵本。
心も体も疲れていた私に、言葉というものを使ってエネルギーをくれた。
遊び心のある独特な綺麗な絵と、そっと寄り添う言葉。海外の絵本でこの翻訳をしたのが、
『世界から猫が消えたなら』などを手がけた、川村元気さん。
川村元気さんの言葉のチョイスが好きなんだけれど、本当にこの本も翻訳がこの人でよかったと思った。

自分が子供の時にこの本を読んでも、よく分からないかもしれない。
でも、自分の子供には読んであげたい。
そのときはきっと、「あなたの幸せを、あなたの人生をこんなふうに応援してるからね。」と伝えてあげたい。
人生はいろんな感情に触れることができる。自分だけじゃなく、他人の感情にも。楽しいことだけれど、幸せなことだけれど、疲れてしまうこともある。
そんな時に、この本の中の言葉が寄り添ってくれるはず。

“いちばんの おもいちがいは?“
“かんぺきじゃないといけないとおもうことだ“   
                  ー本文よりー

これから少しずつ、このノートでも好きな本を紹介していこうと思います💐

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