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ヘイヨーさんの人生

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「ヘイヨーさんの人生」を小説仕立てにして書いたモノです。  細かい記憶違いや演出はあれども、ストーリー的には、ほぼ100%実話!  序章「受験戦争編」(全9話)  第1章「中高…
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2020年12月の記事一覧

「脚本の力」と「演出の力」

もしかしたら、読者のみなさんにとって、ここまで「キザオ君のイメージ」ってあまりよくなかっ…

ヘイヨー
3年前
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誰もわからない脚本

さて、アングラ劇団の方に参加したせいで、お話が別の方向に行ってしまいましたが… メインは…

ヘイヨー
3年前
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地獄の亡者、床下から畳を跳ね上げて飛び出す!

青年が飛び込んでいったアングラ劇団は、4人のコアメンバーを主体として、残りの人たちは都合…

ヘイヨー
3年前
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劇団立ち上げ大作戦!メンバーを探せ!

さて、恋愛そっちのけでキザオ君と協力して劇団を作ることになった青年ですが… まずは、メン…

ヘイヨー
3年前
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あなたが恋を成就させる秘訣

自らあの人との関係を壊すようなことをしてしまった青年。 けれども、そのおかげでふたりの物…

ヘイヨー
3年前
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究極の作家になるための4つの能力

ここに来て、4つの能力が出そろいました。 「好きこそ物の上手なれ(マスター・オブ・ザ・ゲ…

ヘイヨー
3年前
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無限に物語を生み出す「ミダス王の両手」

「好きこそ物の上手なれ(マスター・オブ・ザ・ゲーム)」はゲームをクリアするための能力。つまり、目的を達成したら興味を失ってしまう可能性が非常に高い。 だから、フラれるのはいい。ゲームを続行できるから。物語が続くから。でも、告白が成功するのだけは、なんとしても阻止しなければならなかった! 矛盾しているように思われるかもしれないけれど、あの人と恋人になるために行動していたにもかかわらず、最後の最後でそのチャンスを自らふいにしてしまったのです! 全ては無意識下で働いていた「マ

無敵の防衛システム!決断の日!さらに巨大な運命の歯車が回り始める

みなさん。青年が14歳の時に心の底から願った夢を覚えていますか? あの地獄の少年時代をいか…

ヘイヨー
3年前
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夏祭りの日。訪れる運命の瞬間

青年は、あの人の大学に遊びに行った時のコトを思い出していました。 「そういえば、不思議な…

ヘイヨー
3年前
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青空のようなノート(ブルーノート)

「中途半端な関係はもう嫌だから、自分と浜田君、どちらか選んで!」とあの人に電話で告げた前…

ヘイヨー
3年前
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「中途半端な関係はもう嫌だから、どちらか選んで!」

毎年1度、北区の「滝野川会館」という施設で「おちゃのこ祭祭(さいさい)」というイベントが…

ヘイヨー
3年前
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代償行動 ~理想が手に入らないなら代わりのモノで我慢しよう!~

青年の中学時代の同級生に竹ちゃんというのがいました。男子校だったので、もちろん男の子です…

ヘイヨー
3年前
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太陽みたいな人かと思ったら月みたいな人だった

「もう~!なんで、あんなコト言っちゃったんだろう!」 青年は、布団の上で枕に顔をうずめて…

ヘイヨー
3年前
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「無限ビールおかわりの技」を食らって、路上に眠り込む

いつだったか、青年はあの人にこう尋ねました。 「この関係って、なんなんだろうね?」 あの人は、微笑んでこう問い返します。 「この関係って、なんなんでしょうね?」と。 お互いわかってたんです。ただの友達や親友ではないというコトを。一時は結婚しかけた。少なくとも、疑似夫婦のような生活をしてしまった。その時の記憶は、心の底に深く深く刻み込まれていたのです。 瞬間的にはどんな恋人よりも深く心がつながり合い、ふたりだけの世界を作り出してしまう。でも、しばらくすると、お互いの細