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小さな動きの楽しさー補足ー7 セルフトーク
セルフトークの有効性について「小さな動きの楽しさ」では特に記されていませんが、近年の研究により、ポジティブなセルフトークの有効性が示されています。
"Self-Talk as a Regulatory Mechanism: How You Do It Matters" by Ethan Kross and Ozlem Ayduk (2009)
"Positive Self-Talk and Sp
小さな動きの楽しさー補足ー6近年の研究から
小さな動きの楽しさ以降に発表されている研究でビリヤードのメンタル他に役に立ちそうなものをピックアップしました(見つけ次第アップデートする予定。)
「動きを阻害する過緊張や無駄な力」緊張はメンタルですが、その緊張や他の問題により無駄な力が入った状態になってしまうことがよくあります。バイオメカニズム学会誌,Vol. 35, No. 3 (2011)の記事ですが、下の引用のように結論は出ていませんが、
小さな動きの楽しさー補足5-敬意
最後まで悩んでた部分です。リスペクトとカタカナにしてしまおうかとも思いましたが、敬意と尊重を使い分けています。
英語の”respect”は、対象が優れているから “respect” するという基準ではないことです。好き嫌いや上下なども関係なく、そもそも比べるものでもない。それ(人・物・考え方 などなど)を大切にしましょうみたいな感じでしょうか。
ビリヤード場では、自分の技術や相手に対してres
小さな動きの楽しさー補足4ー変動
本文中ではバラツキと訳していますが、変動(バラツキ)についてわかりくいように感じたので、自分なりに補足してみます。
あるメジャーリークの投手が試合後のインタビューで好調の理由を聞かれて、「変動しているだけだから好調は続かない」と言ったそうです。殆どの選手がこういう場合、練習の結果が出てるとか言うところだと思いますが、この選手は日々の変動により調子の良い悪いがあることを知っています。パフォーマンス
小さな動きの楽しさー補足3ーウイングショット
ウイングショットはご存じの方も多いとはおもいますが、やったことのない方は動画を見ていただいたほうがわかりやすいと思うので有名な方のウイングショット記事をリンクします。
小さな動きの楽しさー補足2ー図と地
本文中ではあまり説明されていなかったので補足。リンク先を読んでいただければ理解できると思いますが、ビリヤードの本にいきなり出てきても、コンセプトを知らないと何言ってるかわかりにくいですよね。
”人間は自分が興味のあるものを「図」と認識して、それ以外を「地」と認識します。「図」以外を「地」と認識してしまうと、「地」を意識しなくなります。同じことが、社会で生活する中でも起こります。”
https:
小さな動きの楽しさー補足1ー弾道運動およびフィードフォワード
本文中に出てくる弾道運動とフィードフォワードに関する論文を見つけたので、貼り付けておきます。
『片麻痺上肢のフィードフォワード運動訓練』というページの中でもフィードフォワードについて解説されています。
このショットがセーフかファールか問題
FB上で藤間一男氏がこの動画をセーフと判断しましたが、自分なりに色々検討してみました。結論から言ってしまうと、WPAルールの場合「この内容だけでは判断できない。」となると思います。問題は、「2番はタッチです。」を誰かが誰かに言ったのか、言ってないのか。
上記のショットがファールになる場合1.どちらかのプレイヤーが2番がクッションにタッチしていることを宣言した(相手プレーヤーに伝えた)場合。
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ビリヤードの球触りファールに関して
日本のビリヤードの試合においてはJPAを除いてアマチュアの試合でも球触りはファールというのが一般的だと思います。私はカナダで十年以上アマチュアリーグなどでプレーしていますが、殆どの試合がキューボールファールのみで行われています。
プロの場合ですが、WPAでもレフリーの居ない試合、あるいは居てもエリアレフリー(一人のレフリーが数テーブル掛け持ち)の場合はこのルール(レギュレーション)が採用されてい