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はりきゅうの世界(無料記事)

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こちらは、はりきゅう、というか人体とか環境とか身の回りのことも絡めた「健康」に関することを書き連ねます。より詳しい対処法や深く突っ込んだお勉強チックな内容は、有料記事で書いていき…
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2020年7月の記事一覧

うんちをチェック!

うんちをチェック!

ふざけてません!まじめな発言です。どうぞ最後までお付き合いを。

自分を大切にする、というキーワードは今ではいろんなところで目にするけど、その中でもこの「体」をケアして長く使わせていただくためにも「うんち」のチェックが、だいじだいじ。

一応鍼灸師の視点で。

一昔前まで実家のトイレは汲み取り式だったので、それは叶わなかったけど、水洗トイレになったことで、自分の排泄物のチェックが容易に。

たとえ

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無意識の力み(りきみ)を認識する

自分を大切にするために、まずは意識してみたいこととして、“体の無意識の力み(りきみ)を知る”ことを試してみて。

「力を抜いて~」 と言われることないですか?例えばマッサージや整体に行ったときなど。そんなこと言われても、力入っているかわからないし、どうやって抜いたらわからないよ、と思う人も多いはず。

そんな時は、「まずは思いっきり力んでみる」 

これが一番。力んだらあとは勝手に力が抜ける。

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東洋医学における六腑について

東洋医学における六腑について

今回の記事では、「腑」について。

以前は「臓」について書きましたが、臓は実質臓器、腑は中空臓器(中身が詰まっていない臓器)というように簡便的に覚えるといいでしょう。

さてさて、胃から整理していきます。

胃1:水穀の受納腐熟をつかさどる
 水穀というのは平たく言ってしまえば飲食物のことです。それの「受納」
 「腐熟」を行うということですが、「受納」はそのものズバリ飲食物を
 受け入れるというこ

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東洋医学における五臓について

note始めたばかりなので、まだまだ基礎概念ばかりを書いているような気がするけど、もう少ししたら読み物的なものや臨床に近いことを書いていこうと思う。

とうことで今回もまだ基礎概念。東洋医学でいうところの五臓(肺、心、脾、肝、腎)は西洋医学で言うところの五臓とはちょっと違うよ、ということ。

大前提として東洋医学(まあ中医学もそうなんですが)では五臓といった場合、「機能」のことを指します。例えば、

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