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NY: バッドボーイとデス・ロウとセックスアンドザシティ

いつかはもう一度行きたいなーと思っていたニューヨーク。20年ぶりに向かうきっかけは色々あった↓。

そして、ニューヨークに行こう!と決めてから、友と話をしていたら、、、
(そう、友とは去年(2018年)キューバに一緒に行った友。) 今年はスペイン行くけど、後半合流は合流とかもできるで。という言葉。

「えっ!!?!まじで?!スペイン?!それは、めっちゃ行きたい国!!」
とかなり、心が揺ぶられた。
なんせ、行ったことない国で、もともと行ってみたかった国。しかも、キューバに一緒に行った友と!それは面白いこと間違いなしやん!という誘惑の嵐だった。
友はなんというか、私の中で旅の熟練者であり尊敬しているバックパッカーで年に数回は海外に行っている。間違いなくみんなそうなんだと思うが、1人で国を堪能する時間は絶対必要。だから、その後の合流タイムは思いっきり余暇な感じなんだと思うが、私からしたら新しい発見や面白さしかない貴重な時間。

しかも私はバックパッカーに憧れているくせに、まだ、1人旅をできる自信がないという小心者。(いや、だからもうだいぶといい大人なんですが、、、) 
でも、一緒に行きながら、それぞれのペースでそれぞれの自由な時間も楽しみながら旅をできて、その楽しさも共有できるなんて最高や~~~ん!!と、かなりの誘惑が私の頭をいったり、きたり。

しかし、もちろんそこは、すでに友達も呼んでくれたNYに行くと決めていたし、20年経ったニューヨークをみてみたい。ということもあり、スペインは一旦、お預けにして、ニューヨークへ行くことにした。

そして友に
「今年はNYに久しぶりに行くことにしたわ」と伝えると……意外な言葉が!!!

「いいやん、NY!!行ったことないわ~ !セックスアンドザシティの場所とか回るん?」

えっ!アッ!そっか、セックスアンドザシティってニューヨークやったな??! てか観てたんや」(私)

「えっ!というか、セックスアンドザシティを見てて、その話しになってない人、今までおらん!!!」(友)

「えっ!そうなん?! そーいや私、普段あんまりドラマ見いへんけど、セックスアンドザシティは友達に進められて全部見てたな~。しかも、なんなら、友達と映画も言ったなー。でも、話したことないな!!」」(私)

「ほんまに信じられへん。 セックスアンドザシティを見て、何も言わんですむとか・・!! しかも、ニューヨーク行くのに!
その場所をまわるツアーとかあんで!」(友)

「!!!えっ!ツアー!?そうなん?!」 

私の中ではもう、驚きでしかない。そうなんや?!そんな場所を回るツアーとかあんねや!?

全然知らんかったわ。そーいや、黄色いタクシーバンバン登場してたし、多分、タイムズスクエアあたりも何回もでてたな~?!なんて、友に言われて、やっとニューヨークとセックスアンドザシティが結びつく。
いや、全くもってそうなのだが、私の記憶では、セックスアンドザシティはセックスアンドザシティであって、ニューヨークはニューヨークという全く別な記憶の残りかただから、もうびっくりだ。

しかも、今回はすでに地球の歩き方を早めに買って読んでいるのに、そんな記事は載っていたのだろうか? まったく気づいていなかった。

そして、女の人はみんなセックスアンドザシティーをみたら、その話をするもんなのか?!と私の中には全くない感覚に驚きを隠せなかった。

そして、気になって地球の歩き方をみたら、、、、「おしゃれなニューヨークの歩き方 ~SEX AND THE SITY~」 というような記事!!
ネットでも調べてみたら、速攻にでてきた「セックスアンドザシティーの名所を回るツアー」 みたいなものまで!!!!

そんなツアーあんのか。。もはや私の中では、目からウロコを飛び越えて、トビウオがでてきそうな勢いだ。

人間の興味の矛先って面白い!自分が気にもしてなかったものって、載っててもスルーするもんなんやとなかなかの衝撃をうけた。       そして、衝撃を受けてからやっぱり、思った。 

あにき!!私は
「セックスアンドザシティより、2PACとノートリアスB. I.Gの東西抗争のほうが気になりやす!!」と。

そうなのだ。私の脳内は 大人になれども、 HIPHOP > セックスアンドザシティー      だったのだ。

このHIPHOPの「東西抗争」に関していえば、詳しい人は山ほどいるし、色んな情報がたくさん載っている。

そして、今もなお未解決事件として色々なところで、色々な情報がでている。
最終の計画者がシュグナイトなのかどうか・・気になるところではあるが、、、
その詳しい内容を知っているわけでもなく、当の本人達(2PACとビギ―)はすでにこの世にいないため、真実がなんなのかは、分かるすべもない。

ただ、その当時、HIPHOPに恋焦がれ聴きまくっていたわたし達にとって 

東海岸の「バッドボーイレコーズ」      西海岸の「デス・ロウレコーズ」だ。
そして、90年代当時を代表する ラッパーといえば間違いなく、
東の「ノートリアスB. I.G 通称ビギー」
西の「2pac 」だろう。

2人の若きカリスマラッパーの作り出す、リリックに夢中になったことは間違いないし、
お互いを尊敬し、仲の良い時期もあった2人が、いつのまにか曲の中でも
「お前の女と寝たぜ。ビギー」というようにディスリ合うようになっていた。その曲での抗争も注目される中、やはり2人をもっとも有名にし、そして名を残し、今も語り継がれているのは、
最終的に 2PACが射殺され、、、、そして、その翌年にビギーが射殺されたことだろう。
この内容を細かく詳しく書ける情報や真実を私は持ち合わせていない。

ただ、気になってその後、2人のドキュメンタリー映画もみたが、、              映画「NORTORIOUS B.I.G」側では、ビギーは2PACを最愛の友として最後にパーティーに参加しているし、2PAC側のドキュメンタリー映画「All Eyez On ME」からはエレベーター内で、銃で撃たれてからビギーを疑うようになっている。                    始まりはそもそもシュグナイトの陰謀説だったのか。。どちらにしても何も真実はわからない。

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ただ、1つ想うことは、
もしも2PACとビギーが生きていたのなら、、
今のこの世の中に、どんなラップが、どんなサウンドが、どんな音楽が出来上がっていたのうだろうか。と思えてならない。
2人が作り上げた曲を聴いてみたかった。才能ある2人のアーティストの今の姿を見てみたかった。きっとまた違った世界ができていたんだろうな。

ニューヨークに行く前の、私の中の      バッドボーイとデスロウとセックスアンドザシティ。

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