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OH!ニューヨーク。初めましてブルックリン。

去年のゴールデンウィーク、カナダのオヘア国際空港から乗り継いで、気づけばあっという間にラガーディア空港に着いた。OH!! 久々のニューヨーク!なんていうと、さも住んでいたかのような言い分だが、全く違うw。 そう、ちょうど、20年前とその翌年にHIPHOPを求めて、やってきたのだ。

でも久々にその場に足を踏み入れたというこだけで、なんだかちょっと感動していた。久しぶり。ニューヨーク!!
そして、友達のYさんが空港まで迎えにきてくれているというので、無事に会えるのかな~なんて心配していたが、そんな心配は秒で飛んだ。

荷物受け取って出るとすぐ、突然Yさんが「ポン子よく来たね~~!!!ウエルカム!!」と言って、手作りの手のひらサイズのアメリカ国旗を振りながら、迎えてくれた!こんなところからもアーテイスティックだな~なんて感心してしまう。

シャレてるやろ~~!そのお出迎え!なんて、心の中で思いながら、あまりのスムーズな再開に驚きながら駆け寄った。そして、その可愛い旗を私のレザーのポケットに忍ばせてくれて、荷物をもって、ブルックリンへと向かう。

私の想像の中では、空港内でなかなか会えないと思っていたので、そのスムーズさに、ちょっと拍子抜けした感は否めない。なんでかと思っていたら、それはラガーディア空港だったからだ。

そう、過去の2回ともジョンFケネディ空港を使っていた私は、ニューヨークの空港といえば、とにかくでかくて、すごい人の数という印象だ。すでに空港を出るまでに、何人もの人から話しかけられた。色んな国の人がいて、荷物をとりだすのも一苦労。

今回もそんな感じになるだろうなんて想像していたので、なんだかちょっと日本で再開したみたいだ。でももちろん、そんなことはなく、行きかう人々や、周りの景色をみて、ニューヨークを感じていた。そして、今回のお宿、そうYさんが居候させてもらっているという家に、私も甘えて泊まらしてもらうことになったブルックリンの家にむかう。

そして、まさに、「ああ、来た来たニューヨーク!」と思ったのは地下鉄のチケットを買った時だった。そう、20年前もめちゃくちゃお世話になった「メトロカード」だ。

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そもそもまだ日本では切符か定期だったその当時に、どこでも行けるカードがまず便利すぎるし(イギリスでもそうだったな。もしかして、ほとんどの国がそうなのか?)
しかも「1週間乗り放題」なんてものまである。もちろん、普通に乗ったり、回数券や30日間乗り放題というのもあるが、その便利さに驚愕してしまう。旅行者になんて優しいんだとの思う。誰でも買えて、どこまでも行けるメトロカードは、私の中でその当時、魔法のカードのようだったw

だから、帰国してからも当分はそのメトロカードをもっていたな。あとはぼろぼろになった地下鉄マップもw。なんて、ふと思い出しながら、今回も1週間の乗り放題を買った。

そして買う時にYさんに即座に言われたのは
「お札は1枚づつ入れてね!まとめていれると機会が読み込めなくて全部もっていかれちゃうよ」

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「!!!!??」「えっそうやったっけ?!あんなにも進んでいると思っていたニューヨークで、まさかのお札の重ね入れはできへんねや?!しかもそのまま返ってこないとか!!けっこうなぼったくり!教えてもらってよかった~~」

なんて会話をしながら、日本の進歩のすごさを目の当たりに見た気がした。2001年のスイカから始まり、お札の重ね入れはもちろん
今では多くの店舗でICでの決済が可能になっている。なんかすごい進歩だなとつくづく思いながら久しぶりの再開に花を咲かせて、地下鉄で揺られていく。

そして気づけば、あっという間にブルックリンのグランドアーミープラザステーションへ。今回の滞在で1番お世話になった駅だ。

地上にあがっていくと、とても落ち着いた街並みになんだかちょっと驚いてちょっとほっこりした。20年前に宿泊していたマンハッタンの景色が私の中で「ザ・ニューヨーク」というイメージだったからだ。

そして、(これはあくまで私の見解だが) ブルックリンのその住みやすそうな街並みを眺めながら、居候させてもらう家の人はどんな暮らしをしているのかな〜なんて思い巡らす。と、同時くらいに家についたw。

そう、駅からとっても近くでとっても便利な場所だったのだ。今日はそこで迎えてくれたネコのるるとスモーキーをひとまずご紹介しておこう。

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るる。凛としたただずまいでおすまし。

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スモーキー。ちょっとおばあちゃんのスモーキーはのんびりしていて、この太々しい感じがなんとも愛らしい♡

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