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ニューヨークで大活躍したもの

ニューヨークのマンハッタンで財布を無くし、一瞬にしてうろたえた1日。結果的にはカフェで無事に見つかって、心底安堵したことを前回書いた。

カフェにあったということも幸運の一つだが、
カフェのどこかに置き忘れたとて、カフェにいたスタッフやお客さんが優しく見つけて置いといてくれなかったら、無くて当たりまえだ。だから、その場にいた人達の優しさと善意にも本当に感謝しかない。

直接にはその方達に何もできないけれど、(というか、ほんとになぜあの時チップを渡していなかったのかということは悔やまれるが・w)
私も財布や携帯、落し物を見つければ届けたり、道に迷ってそうなら声をかけてみたり、何かできることをすることで、いつかその人達にまわりまわって届けばいいななんて思ったりもする。

そして、そのお財布紛失の際にもう一つ、圧倒的に役に立ったのが、、

グーグルマップの「保存」機能。

実は、私はもっぱら方向音痴のうえに、記憶力もちと弱い。だから、道順も覚えていなければ、お店の名前なんて覚えていないことがほとんどだ。
しかも普段から写真を撮るという習慣もなかったから、今まで海外に行って入ったレストランや、カフェなんて、よっぽど有名なやつじゃないと覚えていない。(というか、有名なものは、ネットや地球の歩き方で調べれば出てくるので、そこで再確認したりできる)

しかも、今回は地球の歩き方は持って行っていたが、重いし荷物になるということで、ブルックリンのデボちゃんの家においてきた。だから、このグーグルの保存機能を使っていなければ、完全にアウトだったなと思う。

そもそも、機械にうとく、グーグルマップに保存機能があることすら知らなかった私。携帯で地図をみるのも苦手。だから、その機能をニューヨークで使っていたことも私にとっては奇跡に近い。(きっと使っている人の方が多いかもしれないが)

じゃあ、この便利な機能をどこで知ったかといえば、のりまきさんとキューバ旅行をした時だ。
(アンダーバーで紹介する方法がどうしてもわからない。だからとりあえずお名前でw。)

のりまきさんによって、ほぼほぼWIFIがないキューバでもオフラインでも使えるように地図をダウンロードしておいたり、TripCaseGoogle Tripsで、チケットやスケジュールなども管理できるというこなんとも便利なことを教えてもらい、
私のシステムに対する能力は、ここで一つ上がったと思っている。

それを使いこなせているかどうかは別として、これは今後も使っていきたいなと思う便利アプリだった。そして、キューバでそのオフラインの地図をめちゃくちゃ使い込んでいたのりまきさんに、この保存機能があるということも教えてもらった。

でも、最初は、携帯の位置情報は、個人情報として抜き取られるという意識が強い私は「使ったらあかんもの」として認識していた。(だから、だれがお前の情報を抜きとんねん!なのだが) インスタでの位置情報やラインの位置情報も全てオフにしている笑

だけど、結局、地図をもたずして、例えば行きたいところを保存しておくとハート♡マークで表示されるから、毎回入力しなくていいし、すぐに場所がわかる。また今いる場所からどれくらいでいけるのかなど、地図上でもわかりやすい。

しかも、行ったところを保存しておけば、例えば旅行先でどの辺にいったかとか、どのお店に寄ったかという記録も残り振り返りやすい。
そんなキューバで発覚したグーグルの保存機能を思い出して、たしかにどの辺にいったかなんて、今までの旅行でそんなに詳しく記憶にないから
残しておくのもいいな~なんて思ってこのニューヨークの旅行で、ひそかに使っていたのだった。

だから、今まで書いてきた、ブルックリンの細かい名称(ダンボ地区や、グリーンポイント等々も)この機能のおかげで、間違いなく再現できているw(ちなみに今日のトップの写真もブルックリンのお店)。やはり、人間の脳では限界があるから、こーゆー便利なものを使っていくのも良いんやな~なんて実感している今日この頃。

しかも!その保存機能が、今回のこの  「Walllet is gone」事件を助けてくれた。

そうなのだ。いつもだったら、間違いなく、まず 「Café Grumpy」という名前を憶えていない。しかもその次にいったセレクトショップ「Anthropologie」から、この「Café Grumpy」の行き方なんて全く覚えていなかった。
だからもし、ここで「Café Grumpy」を保存していなければ、その時点で財布を見つけるすべがなくなるのだ。

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もちろん、がむしゃらに探しにいったとは思うし周りの人にも聞いていたと思うけど、どのあたりか、どの方向に行けばいいのか検討もつかずに走っていて、もし見つかったとしてもかなりの時間がかかっていたたと思われる。そしたら、カフェのお姉さんも交代していたかもしれないし、カフェ自体がもうクローズになっていたかもしれない。

そう思うと、本当にこの保存機能を使っていたからこそ、たどり着いたカフェであり、戻ってきた財布である。本当にありがとう。カフェのみんな。からの保存機能よ。 そして、間違いなく感謝のかたまり。のりまきさん。グラシアス。

この地図の保存機能が、また再び活躍する日がくることを願って、ふわりニューヨークを思いだす。




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