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キューバからメキシコへ

今日も暑い日差しの中、旅の最後に想いを馳せる。キューバの4日間の旅はあっという間の本当に夢のような時間だった。出逢えた人達や過ごした時間や経験に感謝したい。グラシアス。メグスタキューバ!!

そして、キューバを堪能した私たちは惜しみつつも空港へと向かう。家に着くまでが旅として。今日はそんな帰りのメキシコへの寄り道も少しだけ。

帰りは行きと同じく、ハバナからメキシコ経由で成田へと向かう。メキシコに17時過ぎについて、0時30出発ということもあり、帰りのトランジットではメキシコにちょっと入国することに。時期的にも、死者の日とも被ってる!
行きのトランジットの時は初のメキシコで1人ということもあり乗り換え手続きができるかや、トイレとの葛藤もあったため、入国はせずにメキシコシティ空港内で過ごしていた私。

しかし、帰りは旅慣れしているバックパッカーの友と一緒。これだけ時間があれば入国できるということで、私は初めてメキシコの地に降り立った!!(といっても数時間なので、降り立ったというレベルではなく、目にした程度ですが、、) 

  しかも、時間にも限りがあるのでそこは効率的に、オススメのタコスを食べに→死者の日の感じをちょっと味わって、街の音楽も聴きながら→ディナーという計画的な流れ。

人一倍、危険察知能力も高く、情報や地理を心得ている友は、街のタコスに行くまでの道は、危険地域もあるからと、とりあえずウーバを素早く手配。スペイン語で行き先を伝える、という無駄なしな流れ。こーゆーところも尊敬です。
ウーバでたどり着いたお目当てのタコスはすでにしまっていて、残念ではあったけど、美味しいと評判の店の前にこれただけでも、私にとっては嬉しいできごと。

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小雨の中を歩いきながら空いているタコス屋に入り、店員さんにオススメを聴きながら、今回は、しっかりお肉入りのタコスを満喫する。やっぱり辛いけど、美味しいな。 

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そして、タコスも平らげて、早々と街中に。ちょうど死者の日ということもあり、仮装した人達や、ガイコツのマイネルジャクソンまでも出迎えてくれた。雰囲気を味わえただけでもなんだか、とってもハッピーだ。

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夜景も少し。

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そして、街中でのバンド演奏なんかも少し聴いて、最後にディナーを食べにレストランへと駆け込んであったかいごはんをいただく。ここでも店内ではもちろん、死者の日を祝っていた。

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ほんの数時間のメキシコ滞在だったが、その地に降り立ったということと、メキシコの街並みが少しでも垣間見れたことや、少し死者の日が味わえただけでも、私にとっては貴重な時間。もっとじっくりと来てみたいなと感じれた瞬間。だから、旅慣れしている人はもちろん色んなトランジット先で入国しているかもしれないが、時間に余裕があって、下調べや準備ができたら、入国してみるというのはとても良いなと思った。(そこに至るまでには、まだまだ旅慣れが必要な私ですが)

そして行く前に、その国のことを知っていく大切さ。これが本当に大前提だときっと皆んな思っている。でもできていないこともたくさんあった私。最近、映画の「リメンバーミー」を観たのだが、これが相当泣ける。ついつい2回観たけれど、大の大人も号泣もの。死者の日はなんとなく死んだ人が戻ってるというふわっとした解釈だったが、理解が深まり、本当にメキシコの人達にとって、死者の日は凄く愛しく大切な日なんだなと心に染みた映画でした。行く前に観ていたら同じ死者の日の光景もまた違う感情で入ってきていたんだろうなとつくづく思う。

今のコロナの影響でいつ旅行に行けるかも、どんな状態になっていくのかも、それは想像がつかないが、今回の旅で感じた色んなことを次の旅では、少しづつでも活かしていきたいと思っている。いつもと違う景色が見れるように。。共に旅ができた友にもグラシアス!

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