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ニューヨークをふわりと思い出す
ついに、全国で緊急事態宣言が解除に。あったかいを通り越し、時々夏を感じるこの季節に解除になって本当に良かったとほっとしている。もうそろそろ、たくさん動きたい。といいつつも在宅勤務に慣れてきて、果たしてすぐに身体は出勤できるのだろうか?とコーヒーを飲みながら思ってみたりしているのだが。
でも海外には当分行けないんだろなーと、ふと去年いったニューヨークを思い出す。そして20年前、その翌年も行ったニューヨーク。そのことを少し書いてみようかな。
といっても、はっきり言って20年まえのニューヨークは写真もなければ、忘れていることがほとんど。詳しい地理なんてたぶんでてこないw。その翌年も同じような感じだ。
だから、私の中で色濃く残っているのもや、断片的な内容にはなると思う。
ただ、20年前と昨年ではニューヨークへ行った時の景色の見え方や、環境の変化など
色々と感じものがあったので、そのあたりも少し触れていきたい。
とにかく驚いたことは
★治安がすごく良くなっていたこと
★海外の旅行者がめちゃくちゃ増えていたこと
★自分のNYへの感じ方が変わっていたこと
もちろん、もっと色々とあるのでそれはその都度書いていくことにしよう。私の個人的視点ではありますが。。
まず、20年前とその翌年のニューヨークへの目的は思いっきりHIPHOP。
HIP HOPの音楽とダンスにはまっていた私は同じダンスサークルの友達と、NYでダンスレッスンを受けて、レコードを買って、髪型をブレ―ズにして、クラブにいく。アポロシアターにいく!というわかりやす内容。完全に憧れていた。
そしてHIPHOPのうまれた聖地にもとにかく行ってみたかった。HIPHOPの歴史や背景は詳しい人が山ほどいるし、私が書ける内容でもない。ただ、ギャングたちの殺し合いに向けたエネルギーを違う方向に向かうことなできないか。とうまれたラップやグラフィックやブレイキング。この目で実際にそれらをみてみたかったし、音楽やダンスも感じたかった。
聖地のブロンクスはその当時は、まだ危険と言われており、しかも女2人でいくならホテルは絶対マンハッタンのほうが良いという先輩のアドバイスのもとマンハッタンにホテルをとることに。しかし、学生の私達にとってはホテルや航空チケットはもっとも安く抑えたいうちの一つ。
なので、110STにある「ウエストサイドイン」 というホテルに泊ることにした。
(こちらは去年に行ったときには、すでになくなっていました。。。)
ニューヨークに詳しい人はピンとくるかもしれないが、110STといえば、ハーレム。当時はまだ昔の名残もあり、やめといた方が良いよといわれていたし、アジア人のまして女2人というのは目立つし危ないと忠告も。もちろん、その分、ブロンクスには近かったけれど。
当時のわかりやすいマンハッタンのイメージといえば、上に行けば行くほど、危険。下のほうが安全という感じだろうか。もちろん、そうは言っても結果的には、過剰に心配するほどの治安でもなく、皆優しい人が多かったのだが。でも初NY。気持ちを引き締めるに越したことはない。
去年訪れた時には、その印象がガラリと変わっていてびっくりすることになるのだが。
唯一、少し安心材料だったのは、当時ダンスの先輩が1年だけ留学するということでマンハッタンに住んでいた。なので何かあれば連絡してこいという言葉をたよりに、私たちはその110ストリートのホテルを予約して、チケットをとってニューヨークへとむかった。
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