苦しみの根本を取り除く その3 お気楽の居場所
前回の記事では、思考が感情を握りしめて離さない。
だから嫌な感情がずっと続くんだよというお話を書きました。
では、感情を手放せない思考はどこからやってくるのでしょうか。
その答えは脳にありました。
というわけで今回は脳のお話。
脳を分解すると、嫌な感情を手放さない思考の居場所が明らかになっていきます。難しい話じゃないから最後まで読んでいってくれよな!🤩
今までのシリーズはこちらから👇
左脳の気持ち
結論から言っちゃうと、下に紹介する本に答えがあります。
脳梗塞から生還した脳科学者の体験記。奇跡の脳です。
左脳は区別が大好き。外の世界と自分を区別して、評価判断を下すのが得意です。外と自分を比べて、一喜一憂するのも左脳の得意分野。
言ってしまえば、人間の苦悩はここから生まれます。
幸福でいたいなら人と比べるな!などと言われますが、比べるのが得意な左脳くんが元気なので、そりゃあ比べちゃうよねって話です。
左脳くん、少し静かにしてくれたまえ😤
右脳は区別ができない。自分の身体と外の境界を区別することもできません。その代わりあらゆる区別が無いので、人と比べて落ち込むこともありませんし、時間も理解できないので過去を悔やみ未来におびえる事もありません。
ずっと今この瞬間で、あらゆるものと同一で、ずっと幸福感に満ちている。
右脳くんさあ、もう少し自己主張してくださいよー😫
そして前回の記事でも書きましたが、思考は脳の気持ち。私たちの気持ちではありません。もっというと、左脳の気持ちです。まずはそこを理解しましょう。
嘘だと思うなら「何も考えない」をしてください。
「何も考えないぞ」という私の気持ち。
それに逆らって思考が湧いてきます。
私の気持ちを無視する思考。その思考、私の気持ちとは別物だと思いませんか?
そうです。自分を傷つける思考。勝手に湧いてきますよね。
その止められない思考。引いては止められないネガティブな思考、自分を傷つけ追い詰める思考。みんな脳の気持ちです。
やれやれ、左脳くん。ちょっとやり過ぎじゃないかね?🤔
右脳の気持ち
奇跡の脳にて、作者の女性が脳梗塞を発症した際の体験が詳しく綴られています。
脳梗塞にて左脳の機能がダウンし、右脳が感じる体験をされています。
本当に面白い本なので、興味ある方は是非読んでね☺
右脳の世界は区別が無く、評価判断も無く、過去も未来も無く、現在がずっと続く。そんな世界だったそうです。
世界と自分は同一で、全てが同じ、区別が一切ない。
そこは喜びに満ちていて、信じられないほどに世界は輝いていたそうです。
きっと、本当の世界はそうなっているのでしょうね。
私もこんな体験 ⇒ 完全に満たされた状態 をしたことがあるので良くわかります。たまんねえのよ🤪
そして、どうやらずっとこんな状態で生きている方がいらっしゃるようです。というか、います。
そういった方の体験をお聞きすると、やはり評価判断が無い。区別が無い。
比較も無い。勝手に湧いてくる思考が無い。
つまり、自分を傷つける事が無い。
あれ、この状態。
なんだか右脳の世界と同じにみえますね?
脳のバランスを取る
つまりそういう事です。
過剰に働く左脳くんが思考で感情を握りしめています。
という事は、左脳の過剰を抑えて、適切に働いてもらえれば万事OK😇
また、右脳の持つ「区別のない世界」を感じればOK😇
乱暴に言えばこんな感じです。
お気楽は右脳に潜んでいました。
では、どうしたらそうなれるのか。ですが、それはまた今度。
引っ張ってしまってすんまへん😩
順を追って書いていくのでもう少しお待ちくださいね。
といったところで次回に続きます。
最後までお読み頂き有難うございました。
最後にもう一度、「奇跡の脳」のリンクを貼っておきます。
興味湧いたら読んでくれよな!
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