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『Life memory』♡6

家の中が「冬支度」一色になってきました。扇風機はまだ出たままですが・・(笑)                                       日曜日に「月に一度の楽しみ」に行きつけのお寿司屋さんに行きました。   2020年の冬、闘病生活を終え、仕事復帰したくらいの12月に、初めて訪れたお寿司屋さんです。その12月からは何もなければ、来月の予約をとって帰り、毎月行っています。                           最初は、私たちにとっては少し高級で「どんなお店だろう」と怖々行ったのを覚えています。1回目に行ったときは予約も取らずに行きました。案の定、予約のみの対応で食べられませんでした。お寿司が食べたい私たちは、近くの魚魚丸(ととまる、チェーン店です)に行きました。                 改めて電話して予約取れたのが2週間後でした。            旦那さまは色々なお魚好きで、家で食べる(買ってくる)お寿司も、色んなネタを進んで食べますが、私は「マグロ派」というか、ブリとか血合いのある魚も苦手で好んで食べませんでした。                いつもの通り自分の好きなネタを・・・と思っていましたが、おすすめが「大将おまかせ寿司」でした。8貫と10貫と選べましたが、せっかくなので10貫の「大将おまかせ寿司」を二人で選び、その他大好きな白子ポン酢とカキフライを注文。

お寿司を食べて人生観が変わった瞬間

「大将おまかせ寿司」で今まで自分では選んで食べて来なかったネタの一つ一つがめっさ(めっちゃの最上級です(笑))美味しかったのです。       その日に食べた「ブリ」には感動したのを鮮明に覚えています。       魚に対する丁寧な処理、ひと手間が、食べた瞬間伝わってきました。     大将の頭の中には、お魚嫌いな人ほど食べてみてほしいと想い、お料理の提供をされています・・・と振り返りが長くなってしまいましたが、今回食べたお寿司を紹介します。

寿司たなか【メニュー】

赤〇は、「大将おまかせ寿司」の8貫寿司で+☆が10貫寿司のメニューです

寿司たなか【大将おまかせ寿司】

右上から、戸井のまぐろ(赤身)、ホタテ、きはだマグロ、さわら(塩)  左上から、甘えび、いか(塩)、シオ(かんぱちの子)                   全部美味しかったけど、塩で食べるさわらは最高です。

大将おまかせ【おまかせ寿司②】

12時から時計回りに、金目鯛、ブリ、カッパ巻き、別で注文した戸井のマグロトロ、ウニです。トロは別格、ブリのあぶらとうま味最高!!

寿司たなか【コースター】

乳がんとの闘い

闘病生活も終わり、大好きなお寿司を食べれるようになった私ですが、『Life memory』♡4でお話していた「乳がんの闘病」と「免疫力」についてお話しします。                                ガンが見つかったのが、2020年3月12日の会社の検診、13日には大きな病院でほぼがんと宣告を受けて穿刺(生研)、16日にはMRI、24日検査結果「乳がん、ステージ2、免疫ガン」と宣告。簡単に流れを書いていますが、ここまで大変でした。一番は精神的にです。誰もが通る道的なことも耳にしましたが、ガンと宣告されて、ガン=死と思っていたので、落ちていました。    「私がガン⁈ありえない」これが私の心の叫びです。14日が土曜日だったのですが、仕事には行きました。一緒に働いた仲間に休みが多くなることを伝えました。私が休もうがなんとも思っていない職場の同僚にですが、そう伝えていました。                               正直今までの人生分の涙を流しました・・・なきみそなので(笑)       家族に伝えることに一番不安を感じました。心配させることに対して、私にストップをかけました。                        手術をすると決めて、4月1日入院予定だったので、同意書だとかもろもろ準備が必要で、目まぐるしい日々でした。                        そんな時に上司の寄り添いもあり、ようやくいつもの自分に戻った時、家族にも話しましたが、ショックするのかと思いきや、「分かった、ここからやな」って心配どころか、一緒に闘うつもり満々で私には、アイアンマンスーツでも着たかような心強さがありました。                       心配かけるとか色々考えますが、家族にも一緒に闘ってもらうつもりで、話した方が良いと思いました。少なからず私は良かったと感じました。

手術室

私には彼がいました。(今の旦那さまです)                     胸がなくなることに対して、私には女性として見てもらえないのではないかという「恐怖」もありました。再発の恐れや、そこから始まる体への負担を考えて、全切除を勧められましたが、私はガンだけを取り除く、部分切除を選択しました。(いまだにどう思っているのかは聞いていません)

手術はコロナ期間でだれも付き添えず、唯一手術日の当日は彼に付き添いをお願いし、手術中に起きる問題の判断は彼に任せました。(リンパ転移等の問題で追加の切除手術が必要な場合も考えられるからです)        おかげさまで、無事手術が終わり、麻酔が切れるか切れないかの時に彼が、「よく頑張ったね、大丈夫、大丈夫」と声をかけてくれた瞬間に涙がこぼれていました。その後入院中に、彼がくれたメールは今でも保存しています。  「貴殿は恐さと闘い、良く勝利を治めました。〇〇母さんをはじめ、〇〇、〇〇、常務、専務、〇〇代表まで、声をあげて喜んでくれました。〇〇!よく頑張った!!」                                 すごく嬉しかった、私はこの言葉は決して「忘れない」と誓いました。

本当の闘いは、術後から始まりました。                        ガンとの闘いは人それぞれで、感じることも、痛みも違います。私は私の経験を通して、不安に思ったこと、痛かったこと、不快に感じたことなどを伝えることで、「選択」が増えることだと思っています。               私もガンになった時には無知でした。ガンになった時に色々調べようと思っても、自分の精神面がついてこなかったりしました。だから健康な人に程読んでもらいたいと思っています。                        次回は手術から回復に向かった経緯、今ある不具合などをお話します。

お寿司の話は何だったの?と思った方、私が闘病生活を乗り越え、今は再発しないことを願いながら、身体のメンテを行っている生活の1つとして、「好きなものを食べる」の中の、大好きな寿司たなかを紹介しました。    今後もちょくちょく出てきます・・・(笑)

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