見出し画像

ダイエット〜水分不足が招く無駄な食欲〜

甘いものが無性に食べたくなる、しっかり食べたはずなのに空腹感がある、食べても満腹感が少ない、結局甘いお菓子がやめられなくてダイエットが続かない、、、などの経験がある方も多いのでは??
その大きな要因のひとつは水分不足です!

体の水分が不足している状態は空腹感とも似ているので、食欲となって現れることがよくあります。

ですがこの食欲は「空腹」ではなく、あくまでも「空腹感」。本当はお腹が空いていない「偽の食欲」です。
この食欲のまま食べていてはダイエットはうまく進みませんので、空腹感による無駄な食欲を抑えるコツをお話していきます☆

①水分不足の状態は甘いものに手が伸びやすい

水分が足りないときにも、お腹が空いたときと同じようにお腹がすきます。
それに水分が足りていないと、食事をとった後もなんとなく食べ足りない感じがしたりします。
このとき食べたくなるものは、すぐにエネルギーに変換できるもの。例えば甘いお菓子やチョコレート、ジャンクフードなどの糖質類・炭水化物を体が欲するのです。

②水分補給を上手に活用してダイエットを上手く進めるコツ

●こまめに少しずつ補給する
この循環を断つために水分をとることが大切なのですが、大切なことは、むやみやたらにお水をたくさん飲むのではなく、喉が乾く前にこまめに少しずつ補給することです。

常に体を適度に潤わせることで、無駄な食欲が軽減します。
マイボトルにお気に入りのハーブティーやルイボスティー など持ち歩いてみましょう。

●食事やおやつといっしょに温かい飲み物を飲む。
体内では糖質1gにつき4gの水分がくっくつので、水分をとりながらお食事をとると満腹感が全く違います。
特に温かいものは満腹中枢に刺激が行きやすいので少ない量でも満足感が得やすくなったり、食べすぎ防止に繋がります。

食事の時はスープやお味噌汁をつけたり、おやつのときもお気に入りの紅茶やコーヒーなどを淹れて少しの量でも満足できる工夫をしてみましょう。

③水分は結局どのくらいとるのが理想?

お水として飲む分は1ℓほど飲めると良いです。
水分はお野菜からもお米からもお味噌汁でも摂れますので、真水をがぶがぶと無理に飲む必要はありません。
運動をしている場合は体が欲する程度にもう少し摂ると良いです。喉が乾かない程度にその日の体調に合わせて飲みましょう。

私たちの体は睡眠中にも500〜600 mℓの水分を失っていると言われてます。特にこれからの季節は気温も上がるとたくさん出て汗をかくので、失われる水分量も知らないうちに自然と増えます。
起き抜けにコップ1杯のお水を飲むことで潤わせて体の巡りを良くましょう。

④水分のとり過ぎはどうなの?

体質によっては水を飲み過ぎることで、手足がむくんだり、血液中のナトリウム濃度が低下して、頭痛やめまいがおこる可能性もあります(低ナトリウム血症)

私もお水を飲み過ぎると頭痛がしたり、とにかく体調が悪くなるタイプなので2ℓなど到底飲めません。体質も人それぞれ。ダイエットだ!水は体に良い!と張り切って無理をしないようにしましょう。

なんでも「過ぎ」は良くありません。食べ過ぎ、飲み過ぎ、無理し過ぎ、、
食生活に関しては特に、自分の基盤をつくるものなので自分が心地よいと感じる「適量」にすることです。

⑤おすすめの飲み物

○水

・軟水:一般的に市販されているものは軟水。日本人ならこちらが飲みやすい。
・硬水(コントレックスなど):カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富なので便秘改善効果もあってダイエット向き。ただし味に違和感があって飲みにくい一面もあります。

○レモン白湯

レモンの輪切りをひとつ落とした白湯。ビタミンが摂れることと、体内のPHバランスを整えてくれるので朝に飲むのがおすすめです。私も毎朝飲んでます。※レモンは国産のものを選ぶようにしてください(日本では使用が禁止されている有毒な防カビ剤などが使われていて洗っても取れません。補足ですがレモンサワーなど外食時も注意ですよ、)

○ルイボスティー

ビタミンンCたっぷり、自律神経の乱れも整えてくれます。ノンカフェイン・ノンタンニンで妊産婦さんにもおすすめです。

○ほどほどにしたいコーヒー/紅茶/緑茶

カフェインとタンニンが含まれています。タンニンは聞き慣れないかもですが、食後に飲むと、食事から摂った鉄分の吸収を阻害します。貧血になりやすいです。ノンカフェインでもタンニンは残っているので注意です。
また、利尿作用もありますが、これは食後に飲むと良い栄養までも流してしまいがちです(野菜や果物のビタミンの吸収を促してしまう)おやつの時間に1杯だけにするなどの工夫ができると良いです。

○控えた方が良い飲み物

清涼飲料水、野菜ジュース、果物100%ジュース。糖分が血液にすぐに流れてどろどろ血液のモトになります。野菜や果物も、市販のジュースのように濃縮還元すると一気に糖度が高まります。飲み物はノンカロリーのものを選ぶのがベストです。

⑥まとめ

これからの季節、蒸し暑くなると余計に清涼飲料水や炭酸飲料に目が行きがちになる方が多いです。それは欲している「糖+水分」だからです。
そうなる前に!こまめな正しい水分補給で無駄な食欲防止!きれいなお水で潤いのある体を目指しましょう☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?