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治す理学療法《肩関節編》

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肩関節 最終回 《全スライド掲載》

肩関節 最終回 《全スライド掲載》

治す理学療法《腰部・骨盤帯 初版》では、全20回と、情報量が多くなってしまったので、

肩関節に関しては、なるべく情報を絞ってコンパクトにしてみました。

そのため、普段、私が臨床で用いている評価⇒治療までの考えのみの掲載にさせて頂いています。

インピンジメント症候群や肩関節周囲炎などの病態や、上腕骨頭の上方・前方滑りなどの運動学的異常、肩峰下滑液包の細かな位置などの解剖学は、各専門書をご参照く

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肩関節 第7回 《結帯の可動域制限》

肩関節 第7回 《結帯の可動域制限》



結帯の制限因子で、肩甲骨を上げられる方がたまにいらっしゃいますが、

肩甲骨の可動性やアライメントは、結帯の制限因子にはなりません。(極度に肩甲骨が内旋・前方突出している場合は制限になるが、、、)

結帯は、肩甲上腕関節の内旋可動域がすべてです。

また肩甲上腕関節の内旋可動域は学校で習ったROM検査では評価できません。

上肢を下垂したまま、Passiveで内旋させ、肘頭が真横からやや前方を

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肩関節 第6回 《棘下筋の硬化,烏口下インピンジメント症候群》

肩関節 第6回 《棘下筋の硬化,烏口下インピンジメント症候群》



棘下筋はインナー(回旋筋腱板)の中でも特に硬化しやすい筋です。

それは棘下筋自体の疼痛や《上腕骨頭の前方滑り》を引き起こします。

上腕骨頭の後方に位置する軟部組織が硬化すると、上腕骨頭が前方に押し出されます。

結果、烏口下でインピンジが生じ、烏口突起炎や肩甲下筋腱炎、上腕二頭筋腱炎など様々な前方痛を引き起こすため、棘下筋の硬化は必ず対処しなければいけません。

また水平内転・内旋で生じる

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肩関節 第5回 《三頭筋長頭周囲の滑走障害,腋窩筋膜の癒着》

肩関節 第5回 《三頭筋長頭周囲の滑走障害,腋窩筋膜の癒着》



臨床では比率的に多い機能障害です。

三頭筋長頭腱のすぐ近くに、腋窩神経が走行しており、これが絞扼されることにより、様々な症状がでます。

①三角筋の圧痛を伴わない疼痛の訴えや痺れ

②三角筋の過緊張(リラクセーションかけてもすぐ再発します)

③肩甲上腕リズムの破綻(三角筋の過緊張のため)

④肩峰下インピンジメント(三角筋の過緊張のため)

クリニックに勤めだした当初は、上記の症状にとても

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肩関節 第4回 《肩峰下滑液包の癒着》

肩関節 第4回 《肩峰下滑液包の癒着》



肩峰下滑液包(SAB)とは、

肩峰の下にあり、上腕骨頭と肩峰の間のクッション材として機能しています。

しかし、《上腕骨頭の上方滑り》という異常な運動にて、ストレスにさらされ炎症が生じることが多くあります。

ちなみに私も、肩峰下滑液包炎につい最近なりました( ´∀` )

私の場合、ゴルフの打ちっ放しに行った際、おそらく肩甲骨の可動性が悪く、上腕骨頭が上方にインピンジし、SABを痛めつけた

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肩関節 第3回 《関節性拘縮 ADL指導》

肩関節 第3回 《関節性拘縮 ADL指導》

前回からの続きです。

関節包性拘縮は器質的な障害のため、徒手療法では改善が不可能です。

1年以上の経過で徐々に改善してきますので、時間経過で様子をみるしかありません。(もしくは肩関節授動術をすすめるか)

その間、患者さんは、肩甲上腕関節のROM制限がある状態で日常生活を過ごさなくてはなりません。

そのような状態では、

日常的に、無理に肩甲骨で挙上動作を代償することにより、慢性的な僧帽筋上

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肩関節 第2回 《肩甲上腕関節の評価~関節包性拘縮》

肩関節 第2回 《肩甲上腕関節の評価~関節包性拘縮》



今回も、前回に引き続き、上記のロードマップに沿ってお話します。

アウター(肩甲骨周囲筋)の問題を取り除いたら、肩甲上腕関節のROM評価をします。

上記の肩甲上腕関節のROM評価は必ず行います。

そして、いわゆる五十肩の症状(疼痛および可動域制限)で整形クリニックに来られている患者さんの9割以上が上記のROM検査で機能異常がみつかります。

※整形クリニックに来られる、いわゆる五十肩の症状

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肩関節 第1回 《疼痛・拘縮肩の治療ロードマップ~肩甲骨の評価》

肩関節 第1回 《疼痛・拘縮肩の治療ロードマップ~肩甲骨の評価》

本日より、治す理学療法シリーズ《肩関節編》に入ります。

私は、治す理学療法シリーズではできる限り『治療』に焦点を合わせて、お送りしたいと思っています。

ですので、肩関節の解剖学や運動学、病態などの詳細は、専門書を参照ください。

肩関節編では、上記図のロードマップに沿ってお話します。

私は普段の整形クリニックの臨床では、20分で評価・治療を行わないといけないので、意味があまり無い作業はできる

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