HSP HSC「HSCの感情を上手に受け入れるポイントを紹介します」
こんにちは、心理カウンセラーのじゅんさんです。
いつも記事を読んでいただきありがとうございます(^^)
まだ雨の影響の災害が続いていますので、
皆さん安全に過ごせるようにと思って、今日は私も過ごしていました。
自然の力を感じる時。
環境のバランスというものはどういった意味を持っているのかなぁなんて、考えていました。
温暖化や環境問題のこともありますが、私達は自然界の力のバランスの中で生活しているのですね。
人間の社会生活に影響を与える自然の力を感じる時。
自然の癒しとなる力は時として、人知を超えた人間にとって脅威となる力をもっているんですね。
「私たちは自然の中にいて、けして決別していない関係」
「与えられるだけでなく、脅威にもなる力と共にいる」
と私は普段は気に留めていない、自然の力強さの表情と対峙するんですね。
私の性分で、感じた事を色々と今回も言ってしまいますが。。
ただですね、今回の豪雨が早く治まって皆が安心できるようになってほしいなと心から想っています。
今日はそんなことを考えていました(^-^)
今回は「HSCの感情を受け入れる」についてお話ししていきます。
1.HSPについて
まずHSPについてお話ししていきますね。
1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。
科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。
そして博士はその敏感性の値が高い人を
HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。
エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。
【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人
そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。
5人に1人がHSPということになります。
そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。
HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。
さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。
これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。
危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためだそうです。
【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する
HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。
アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓
今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。
私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。
私の主観でお話していくこともあります。
そのように聴いて頂けると嬉しいです 。
この記事を通じて。
今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。
身近にいる人への理解になったり。
それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。
優しい世界になってほしいと願っています。
又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。
2.HSCの感情を受け入れる
子供に行動を教えるよりも感情にまずは耳を傾ける。
そして自分自身をなだめる方法を教えるように接する。
子供の感情のサインを知り、子供がそれに気付くように促すことがHSC気質の子にとっては良いのだと思います。
特にHSCの場合は自分が感じていることと、その原因をはっきりさせることが必要なんですね。
そうすると自分自身の混乱に対応しやすくなるとアーロン博士は言っています。
また、ネガティブな感情を吐き出させて、受け入れるようにすること。
子供が自分のネガティブな感情を包み込めるようになるまでは、親が包み込むようにすると良いとも博士は言っています。
静かな場所に連れて行って、感情を思いっきり吐き出させてあげて。
その間は遮らず受け止めるようにして。
「何でも話していいんだよ」
という態度でいることが良いということになります。
感情を吐き出すことで感情の原因が見えてきますよね。
そうすると子供は。
「一人で抱え込まなくてもいいんだ」
と安心できるはずです。
自分で自分自身の思いを受け入れられるようになるまでは、周りの大人が受け入れていくことが良いことですよね。
私は家庭の事情で小さい時よく母方の祖母に預けられていました。
祖母はいつも優しくそっと、私のそばにいてくれるような存在でした。
私にとっては唯一子供らしく振る舞えることができた大人だったと思います。
そのような存在がいたことが私にとって感情を表現できる場にもなっていたのだなと思います。
そして子供のポジティブな感情をたくさん見つけてあげて、共感すると良いと博士は言っています。
ネガティブを吐き出させることもとても大切です。
ポジティブに気づいてあげて共感してあげることもとても大切ですよね。
その子供の喜びの気持ちに寄り添うことで
「この感情を隠さず出していい場所があるんだ」
と安心して喜びを感じることができるからですよね。
この喜びを感じるということは、とても大事なことなんだな。
と私は大人になって気づいたからです 。
自分自身の心から湧き上がる喜びの気持ちを、優先順位にできないことは相当なストレスとなります。
いつしかその抑圧状態の自分を受け入れてしまい、心身に悪影響を及ぼすことになるのですね。
「素直にここでなら喜んでよいのだ」
という気持ちは子供のころから体験、経験をたくさんさせていくことで。
子供が大人になった時に、自分自身を上手く表現できる力ともなるはずです。
社会の中で生きていくための行動や理由を教えることも大切です。同時に、
「今どんな感情が自分の中にあって、その原因はどこにあるのかな?」
と、子供の純粋な気持ちに共に寄り添い、傍で感じて、自らその感情に気付かせてあげるようにする。
HSC自身も不安が和らいで、自分らしく振る舞うことに少し自信をもてる。
自分自身の気質と良好な関係を築いていくことができてくると思います。
今回は「HSCの感情を受け入れる」についてお話しさせていただきました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまたお逢いしましょう(^^)
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今回の記事でも参考にしているエレイン・N・アーロン博士のHSCの本です↓
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