パソコンをすると肩甲骨の内側が痛くなる人がやるべき正しいストレッチ方法

こんにちは。
奈良県生駒市にあります、はぎの台整骨院です。

なかなか暗いニュースが多く、家にこもるとスマホやゲーム、パソコンを見る時間が増えてしまいますよね。当院でも生活様式の変化を余儀なくされてから「長時間、画面を見ていたら肩甲骨の内側が痛くてたまならい」といったご相談が増えました。そのようなお困りごとの増加を受けて今回は、肩甲骨の内側の痛みを改善する正しい方法をお伝えしようと思います。

特に今まで、自分なりにストレッチをやったけれど思ったように改善していない方は、お役に立てる内容だと思いますので最後まで読み進めてください。

なぜ痛みが起きるのか?

かんたんに言えば肩甲骨の位置の変化です。
本来であれば背骨を中心に対称にあるはずの肩甲骨が、腕のねじりや重みで引っ張られることで、位置が変わってしまったことに端を発します。

身体には元の状態に戻そうとする働きがあるので、肩甲骨を本来の位置に戻そうと筋肉が力を入れて頑張ります。しかし長時間、腕は前にあり、さらにねじれた状態でいることも手伝って元の位置には戻ってくれません。
力をいれているのに、一向に位置は戻らないので、力んだ筋肉がかたくなり、血流も悪くなって痛みやコリに発展していきます。

ですから改善のためには、肩甲骨の位置の邪魔をしている腕のねじれから正していく必要があるということです。

ストレッチの時に意識すべきポイント

すべてのストレッチに共通していることですが…
☑呼吸をしながら動かす
☑無理をせず気持ちいい範囲で行う
☑続けて行うことで効果が得られる
という点はご理解いただいた上で、行ってください。

レベル1では、前腕(手首から肘)を伸ばすことを意識してください。
実は前腕の真ん中くらいにある筋肉が、ねじりを固めてしまうはたらきがあります。その筋肉を中心に前腕から緩めていくことで、肩甲骨の位置を正常にもどしていきます。

レベル2では、前腕だけではなく肩甲骨が後ろに動いていることを意識してください。ずうと前にある腕が身体の横に来ることで、肩甲骨が本来の位置に戻りやすくなります。

レベル3では、肩や胸の筋肉の伸びを感じてください。この形がラクにできるようになれば、肩甲骨の位置もほとんど本来の理想的な位置にあると思われます。前腕がかたいままだと、この角度まで向くことができないので、痛みがなくなった後もこの形を目指してラクに出来るようになるまで続けてください。

最後に動画内にある肩甲骨の柔軟性テストと併せてやってみてください。
やはり運動やストレッチは効果を感じられないと続けにくいものです。たった数分のストレッチで動かせなかった部分が、動くようになると単純に嬉しいですし、ポジティブな気分になることも出来ます。

今までは肩甲骨をさらに外側に引っ張るようなストレッチをしていた…なんていう方は、今回の方法に変えるだけで大きな改善が得られるかもしれません。
今回紹介させて頂いたストレッチが少しでも肩甲骨の違和感を軽減し、いつも触ったり回さなくてはいられなかった肩がラクになることを願っています。

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