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いつまでも色褪せない言祝ぎの音楽。

バンド及びミュージシャンさんの曲の中では、
ご活動の初期のころ制作され、そして
その後のライブにおいて、高い頻度で
演奏される、という歌があると存じます。

たとえば、このごろのブログで記している
ASIAN KUNG-FU GENERATIONであらば
『遥か彼方』や『君という花』、また
アジカン以外でもぱっと思いつく音楽で申しますと、
くるりであらば『東京』や
『虹』及び『ばらの花』もそうかな?
クラムボンであらば
『はなれ ばなれ』や『シカゴ』や『サラウンド』、
サカナクションであらば
『三日月サンセット』や『白波トップウォーター』、
奥田民生さんのソロであらば
『愛のために』や『イージュー★ライダー』、
また、UNICORNであらば
『大迷惑』及び再結成後ならば『WAO!』や『HELLO』、
Mr.Childrenであらば『innocent world』や
『Tomorrow never knows』でしょうか。さらには、
サザンオールスターズがメジャーデビュー曲の
『勝手にシンドバッド』を歌われたり、それはつまり
ポール・マッカートニーさんがビートルズ初めてのアルバム
『Please Please Me』の一曲目に収録される
『I Saw Her Standing There』を歌われ続ける、
というごとくなのだとも思うのですが。

そのような曲というのは、その曲のことを
大好きだと思う人がたくさんおられるのだろうし、
もしくは、アーティストさんにとっても
とてもとても大切な曲なのやもしらない。

それらの音楽というのは、ライブでもよく
演奏されるからこそなのかはわからないですが、
いつ聴いても、まったく色褪せない!
たとえば、最新のライブ音源として聴いたとしても
やはりすばらしいと感じられるだろうし、なおかつ、
当時のリリース音源を聴いても、ぼくは
古い曲だとはまったく思えないから。
それは、いわば、
『君という花』も『東京』も『三日月サンセット』も『シカゴ』も
『イージュー★ライダー』も『大迷惑』も『innocent world』も、
『勝手にシンドバッド』も、そして、
『I Saw Her Standing There』だっても。。。

それって、不思議と言えば
不思議とも思えるし、かつ、
すごいことだとも存じます。

そのほかにもね、ここで挙げていない
あるアーティストさんにとっての
ご活動の初期からのライブ定番曲って、
たくさんたくさんあると思うのですが。
そのような曲とは、どういう音楽なのか?!
ってゆうのはぼくはわからないけれども。
たとえば、いわゆる
「祈り」の曲、と申しあげますか。
「祈り」とは言えども、やさしくおごそかに
たたえるかのような歌では無いとしても、
メタファーとして「言祝ぎ」が含まれている、
というふうにも想像できるかなあ。
つまり、
「過去」へのことであったり、
「未来」へのことであったり、
「自然」へのことであったり、
「土地」へのことであったり、
「夢」へのことであったり、
「私」へのことであったり、
「君」へのことであったり、に対して
言祝ぎとして表現なされている。

そのような音楽が、
どうか、どうか、いつまでも
歌われ続けてゆくように。。。
と、思いながら、
今、ぼくはフジファブリックの
『茜色の夕日』を聴きたいんだなあ〜。

そんなことを思ってしまった しまった しまった♪

令和6年8月10日