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続・創作大賞イベント行ってきたよ

前編は

ですが、ポメラが死んだ話しかしていない。
(いつかポメラの追悼記事を上げます)

さて、本題に入る前に、私めの創作大賞応募作品「ごえんのお返しでございます」を記事に取り上げてくださった方がいらっしゃったので、ご紹介します。

学園ホラー(とはちょいとずれるのですが)のひとつとしてピックアップしていただきました。
ありがとうございます。
普段ほとんど感想もらえない身なので、非常に嬉しいです。


↓こっから創作大賞イベントの感想です↓



締め切り直前? まだ半月以上あるじゃん

と、思いながら原稿を抱えて戦っている皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
私は昨日の創作会で赤入れを終え、あとはデータに反映をするだけなのですが、連続で同じ文章を読むと自家中毒になって死ぬので、まだやってません。
アップしながら走ります。
(なんか変な一文だな)

去年の私は全部を掲載できたのが確か、締め切り超直前でした。
なにぶんあの話、規定文字数を大幅に超えていたのでめちゃくちゃ削って削って削り倒したらギリギリになっていました。

↑去年の応募作品です。読んでね!!
余命わずかでもなく記憶を失ったりもしないけれど、人によっては泣ける恋愛小説を書けたと自負しております。

ギリギリでも大丈夫なんですが、note創作大賞には読者応援期間というものが設けられています。
応援期間は締め切り後一週間くらいまでなので、去年は更新の度にtwitterで呟いていたくらいで、なーんにもできなかったのが反省点なのです。

「読者の反応がすべてではない」「スキの数やその他数値で足切りをするわけではない」「あくまでも参考」という風に公式がアナウンスしているので、そこはご安心を。私の去年の作品が中間通らなかったのは、純粋に力不足なんだぜ……。

私のようにほかの投稿サイトでもパッとしない人間は、投稿すればそれだけで読んでもらえる、というわけではありません。
余裕をもって投稿するには……そうです、締め切り直前は、今なのです。

もちろんギリギリまで推敲したい派の人もいらっしゃいますよね。
でもnote創作大賞(投稿サイトのコンテスト全般かな)、とりあえずアップして、締め切りまでは自由に直せるので、ある程度やったら載せちゃうのもありです。
(と、昨日登壇された受賞者の方もお話されていましたね)

タイトルとあらすじ、そしてキラーフレーズ

詳しくはtwitterスペースで録音を聞けるので、そちらを各自聞いていただいて。

自分の応募作について反映させたいと思ったことをつらつらと書きます。
※ちなみに以下の文章は、聞き直しをせずに会場で手帳にメモを取ったことをもとに書いているので、細かいニュアンスについてはご容赦ください。

まずタイトル
私はタイトルを考えるのが正直、超苦手です。
今日コバ短投稿しましたけど、タイトルまったく納得していません。

投稿作は表紙や挿絵がないので、タイトルだけが作品の顔。
唯一無二の顔を目指したいものです。

せやま南天さんの
「届けたい人に手に取ってもらえるようなタイトル」
「読後感が伝わるタイトル」

というお話が心に残っておりますが、まァ――それが自分にできるかっていうとまた別の話でさ。
新潮nexの方の
「出版時にタイトルは変えることが多いから好きにしろぃ!」
を心の支えに生きていきます。
そのくらいタイトルが苦手。

次にあらすじ
これもせやまさんのお話にありましたが、

①まず具体的に
②読者をひきつけるための主人公の葛藤など
③ジャンルがわかるように

というのがすごくわかりやすく、実践したい! と思いました。
※明日から二作目投稿するのにまだあらすじ書いてない
※あらすじ後回しにしがち人間


特に、
「お仕事小説部門」に応募しているのに、仕事内容を書かなかったり、お仕事小説であることがわからないのはもったいない。
というのが非常にハッとさせられました。
は~、やっぱり選考を勝ち抜く作品ってのは、あらすじまで神経を研ぎ澄ませて書かれているんだな。
私そこまでできてないな。

↑実際のせやまさんの書かれたあらすじ、ご確認ください。


各編集部での選考の過程についても話をされていました。

朝日新聞出版
「編集長・副編集長は全部読む。それ以外の編集者はタイトル・あらすじを見て面白そうだと思ったものを読む」

というめちゃくちゃ冒頭のお話で、
「よーし、あらすじ書き直そ!」
と思ったのは私だけじゃないはず。

最後にキラーフレーズ
霜月透子さん「祈願成就」の帯には、
「あそぼうよぉ」
という印象的なフレーズが踊っています。

(フォントがこええんだよ)

で、タイトルの話に戻るんですけどね。
今回私が応募している、

この「ごえんのお返しでございます」というタイトル。
交流会でお話させていただいた方に、このnoteのアカウントをフォローしてもらって、一話を固定しているのでぱっと目に入るわけですけれど、第一声が、

「このタイトルでホラーなんですね?」

だったんだよね……しかもふたりも。
待て待てタイトル変えます???
って思ったんですけど、いやでもこれ、それこそキラーフレーズみたいなもんなんですよ。
読んでいただくとわかりますけれども。
珍しくタイトル先行で出来上がったお話なので、このままいかせていただきます!
ほら、「祈願成就」だってホラーと相反するハッピー要素だから面白いって話してたじゃん!
(一緒にすんな)

霜月さんはおそらく私、タイプが似ていて。
・出版社の公募がメイン
・webであんまり読まれない
で、中間発表までに「スキ」の数20くらいだったという話で、それでも受賞できるんだ! と、公式の「あくまで参考」が事実だとわかってちょっと安心。

せやまさんも霜月さんも、緊張しながらも自分の作品についてしっかりとした考えをもっていらっしゃって、私はその姿を見て、

「来年の創作大賞イベントでは、こっち(観覧者)じゃなくてあっち(登壇者)に行きたい」

と、強く思いました。

これまでも公募でデビューすることを夢見て、小説をいろんなジャンルで書き続けてきたわけですけれども、ここまで強く、「受賞するんだ! 絶対!」と思わせてくれたイベントに感謝しています。
自分にできること、全部しようと思います。

読者にやさしいということ

最後にどんなクリエイターと仕事がしたいか、というお話で、朝日新聞出版さんが、「読者への優しさ」をあげていました。

一瞬、ドキッとしました。
出版された「クリームイエローの海と春キャベツのある家」は未読なのですが、お話を聞いていて優しさに満ちたお話なんだろうな、と想像ができたので。
おいおい私、今年出す話二本とも「人間って怖いよね」な話だぞ。

編集さんが言いたいのは、そういうふわっと包み込む優しい作品が欲しい、ということではなくて、タイトルやあらすじ、それから推敲を通してできる限り読書のしやすさを目指してください、とのことでした。

……ここまで読んできてわかりましたね?
この長くて意味のわからん文章を書いている私には、欠けている視点であると(笑)!

応募要項はよく読め

これ自分のstand.fmの配信でも過去に語っているんですけど、
マジで応募要項はよく読もうな!!!!

いや、いいんですよ?
条件満たしてなくて読まれることなく弾かれる作品が多いということは、ライバルが減るってことで。
でもさ~! もったいないじゃん!?

公式でも出してくれているし、

個人で記事を書いてくださっている有志の方もいます。

マジでみんな、よく読もうな!!
一昨年ポプラの新人賞出すときに、
「400字詰め換算も書けよ」
の視点が抜けていて、最初から指定文字数×行数のフォーマットに流し込んで青くなった私とのお約束だ!
note創作大賞でも、文字数死ぬほど削らなきゃいけないことに気がついて泣きながら削ったんだ。

私の持論として、
「あなたが面白いと思って書き上げたものが面白くないわけがないだろ」
というのがあります。
自分の作品に対して、私は自萌えできる人間なので、基本的には
「これ面白くないんじゃない……?」
ってなることがほとんどありません。
我ながら稀有な性質だと思います。

けれどそのめちゃくちゃおもしれーはずの作品が受賞しないのは、自分の実力が足りないから、というのもわかっています。
面白さがわからん奴の方がクソ! という、読者への責任転嫁をしたくないと、常々考えています。
だって読んだら面白いもん。
どんなに昔の話であっても。
今回二作目は、2018年のノベル大賞に出して一次すら通らなかったものを改稿したんだけどさ、めちゃくちゃ面白かったもん。

あなたの書いた面白い物語を、応募要項守らなかったから、という理由で選考の俎上にすら上らない、なんてことがないように。
私も自分に言い聞かせています。

交流会ありがとうございました

交流会も初めて参加しました。
私は自分から話しかけるのは苦手ですが、話しかけられたらしゃべるタイプです。
話しかけていただいて、フォローまでしていただいて、ありがとうございました。

以下、相互フォローになった方の作品等ご紹介しますね。

↑豆島圭さん。
手作りの名刺の裏に、note創作大賞の応募作のQRコードが印刷されていて、なるほどな~! と感心しました。個人的にイヤミスが好きなので、こっちから読み進めようと思っています。

↓の創作大賞イベントレポも面白くて笑いました。


↑コーさん。
noteに登録してまだ日が浅いけれどイベントに出てきてすごいな~、と思いました。書いているのがショートショートだとおっしゃっていたので、こんな感じかな? と勝手に想像していた作風があるのですが、どちらかというと詩的な印象を受けました。
この作品の、「決意ってヤツはさ、どうしたって人を強く美しくしてしまうみたいだ。」という一文がすごく好き。


↑野田村悠加さん。
自己紹介も読ませる文章でしたが、このタイトルに惹かれたのでリンクはこち。心を動かす文章とはいったいなんなのか。私は小説書きなので、話の筋で泣かせることはまぁ不可能ではないかもしれないけれど、そういうシーン書いてるときって自分でも泣きながら書いてるから、酔ってるんだよなあ、とたまに反省します。


↑吉村うにうにさん。
ペンネームの由来となったエピソードを、猫ちゃんの写真とともに綴られていらっしゃいます。ちょっと切なくなりました。あと超長い連載続けていて尊敬します。びっくりした!


あとは今回のイベントに登壇されていた方々のアカウントも貼っておきます。

お二方とも、本当に素晴らしい、貴重なお話をありがとうございました。
来年は私も一段高い場所に立ちたいので、頑張ります。
(いやイベント中は座ってるんですけどね)


なんか思ったよりも長くなりました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
なお、明日(7月1日)から、「みんな愛してるから」という小説を投稿します。
投稿したらここにもリンクを貼ります。
楽しんでいただけると幸いです。
よろしくお願いします。

↑7月1日~更新スタートしています。イヤミス愛憎サスペンス小説です。よろしくお願いします。

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