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大手企業からスタートアップにジョインしたら衝撃だった


CEO:「Slack」招待したんで入ってもらっていい?

私:ん・・・スラック・・・?


初めまして。「佐藤勇斗」と申します。
気軽に「さとはや」と読んで頂ければ幸いです。

現在、HeaR株式会社で採用コンサルティングの戦略立案から実行支援同領域SaaSサービスを開発してます。

※シニアル株式会社から2019年7月1日に『HeaR株式会社』へ社名変更しております。
※2020年6月に退職しています。

どんなことしてる会社なの?って思われた方はこちらをご覧ください。

※記事作成当時はです。

先月HeaR inc. にジョインしてから約1ヶ月が経ちました。

一旦、営業目的、すなわちマーケティング戦略の一部である「SNS運用」で認知拡大を目指す会社としての目論見は抜きにしてnoteを書きます。
※目論見が自然と出ていたらごめんなさい。

これからスタートアップそれも立ち上げ期にジョインしようか迷っている方、そして将来起業したいと思っている方に少しでもお役に立てればという目論見もございません。

この記事はお昼の個室トイレ休憩または電車の中で気軽に読んで頂ければ幸いです。

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少しはストレス解消に貢献できると思います。

誰の為にそしてなぜ今のタイミングで「個人のnote」を書いているのかというと、タイトルにある通りです。

衝撃を受けたからです!

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そうです。これが事実です。


私:「そろそろオフィスつきそうです!」

CEO:『了解です!』


このメールでのやりとりから私の勤務初日が始まりました。
遡ること2019年4月11日(木)です。

あらかじめお伝えしておくと、面接は2日前の9日(火)です。
そうです。改めて言います。
面接して2日後にHeaRにジョインしました。

今考えると、このスピード感もスタートアップです。事前にCEO大上氏からHeaRの採用Pitch資料(上記参照)が送られきて

『面接前にこの資料読んでおいてください!』と。

ふむふむ・・・。

その時のHeaRはもちろん社員はいなく、大上氏と大学の後輩であるHくんがお手伝いとして仕事している状態でした。

もちろんそのことはWantedlyを見ていたので知っていました。

面接はスムーズに進み、「漫画」を引用しながら説明が行われ最後に

『どっすか?今までの聞いてみて』

「入ります。」

『わかりました。いつ頃からこれそうですか?』

「いつからでも大丈夫です」

『じゃー、手続きあるんで明後日からで』

「かしこまりました」

この流れです。スタートアップです。

(※会話の言い回しはもう少し和やかですのでHeaRに入りたい人はご安心を)

僕も即決して入るのも狂ってますが、大上氏もそれ以上に良い意味で狂ってるなと感じました。

一応、こちらが漫画を用いたHeaR社の経営スタンスの一部です。

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※記事作成時当時です。

話を元に戻します。

オフィスは今流行りのシェア型で、自社オフィスはもちろんまだありません。
※現在探し中(5月中旬現在)→五反田移転!!

大手・中小企業に中途入社するとまずはじめにやることってなんだと思いますか?

そうです。

みなさんの前で自己紹介です。僕の中では一大イベントです。(私自身、転職経験は今回が初めてですが)

HeaRは違います。

CEO:「Slack」招待したんで入ってもらっていいですか?

私:ん・・・スラック・・・?


なにそれ・・・?

(いや、あ、その前になんか会社の紹介とか商品説明って初めに説明ないんだ・・・w。)

今では当たり前に使っているツールですが、当時の私はそんなツール使ったことがありません。

大手企業でも今となっては使っていますが、私が在籍していた頃は社内コミュニケーションツールで完結していました。

ここは違います。

スタートアップです。

言われるがままSlackを取り入れ、アイコン写真を入れて準備完了です。

その時はなんでコミュニケーション取る手段がLINEじゃないんだよって思ってました。が、こんな便利なツールができてたんだと数分後に便利さを理解しました。

ホリエモンこと堀江貴文さんも、収監後に驚いたことの一つにLINEの便利さを書籍で言ってます。たしかこれだったような・・・。

その感覚に近しいものを感じました。(私は逮捕されていませんが。)

衝撃度合いでいうとレベル1です。そのSlack導入してから10分後でしょうか。

『佐藤さんバリバリ法人営業やってましたよね。この後Webテレビ営業あるんで参加してください』

「は、、、はい!」

レベル2です。

正直訳がわからなかったです。自社が何を売っているかもあまり理解していないまま、僕はそこで何を売るのだろうか、と。

これこそ

スタートアップです。

頭の中を整理できないまま、大上氏の横についてパソコンの前でWeb営業です。今まで、対面もしくは電話での営業しかしたことがなかったので、これまた衝撃でした。

(むしろ自分の当事者意識が薄かったと後で反省)

なにをやるにも全て1からの構築です。大手企業とは訳が違います。メールアドレスにしろタスク管理にしろ日報にしろ、どのツールを使いどこに何を保管していくのが効率的なのか。

タスク管理はTrelloから始まりAsanaに落ち着き、議事録はDropboxPaperに収納であったり・・・

ちなみに。。。
けんすうさんもAsanaに落ち着いているみたい。

日々行動に落とし込まなければならない刺激を受けながら、あっという間に時が過ぎて行きました。


【以下、参照】

1.書籍紹介
(3冊紹介。howtoというよりはスタートアップってこんな感じかーという部分を知ってほしいと思ったので自伝系を。howto系は記事でインプットしましょう。)
・渋谷ではたらく社長の告白
→サイバーエージェント藤田氏の自伝。スタートアップってこんな感じなんだなーとストーリー形式で体験していただければ。僕たちもこれくらい大きな会社にしたい。
・Airbnb Story
→Airbnbのサクセスストーリー。彼らでもめちゃくちゃ泥臭くやってますね。
・不恰好経営
→DeNA創業者の南場氏の自伝。これも好き。

2.記事紹介(営業領域)
→スタートアップのセールス手法、HRプロダクトのセールス手法、データドリブンのセールス手法を学んで実践しましょう!
・セールスアニマルになろう スタートアップ初期の営業戦略

これらはほんの一部ですが、おそらく今までに200以上の記事や書籍、Twitter情報がストックしてあります。

話を戻します。

今はおかげさまでフルコミットメンバーが4名になりました。
ほとんどがWantedlyできています。

スタートアップにおいて、まず重要だと感じたことは

・トップの意思を素早く汲み取ること
・受け身姿勢の削除
・自分が圧倒的当事者意識を持つ
・素直さと学習意欲

正直、スキルは二の次。いかに今の自分が会社に対してバリューを提供できるか考える。つまり自分のCanだ。

大上氏の口癖を引用すると『定性』の部分。これは恐らく代表の性格によってまちまちなので、都度確認していくべきところ。

ジグソーパズルのピース集め

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スタートアップの面白いところは、新しいメンバーが参入することでなんらかのシナジー効果が生まれる所です。

営業ができる人、映像製作が得意な人、データ分析が得意な人、はたまたムードメーカーになれる人。必ずと言っていいほど、誰かしら他の人にはない「特殊能力」を持っていると思っています。

言い方は悪いかもしれませんが、要は会社がその人をどううまく使うか。この一点に限ると思います。

HeaRの採用で必ずと言っていいほど面接で聞くことは
あなたにとっての『青春』とは、です。

あとは好きな漫画は?で、どのシーンが好きなの?とかですかね・・・

いくらスキルが高かろうと、この価値観にマッチしないと働くあなたが辛くなるかもです。

これらの意気込みとメンバーとの顔合わせで一緒に働きたいと思えるか。
これでGoサインが出れば晴れてシニアルメンバーです。
※現段階ではたぶん・・・

衝撃レベル2です。

スタートアップです。


最後の衝撃を紹介します


衝撃レベル10になります。

本当に衝撃でしたね。。これがスタートアップか、と。

メンバー(今のところ全員男性)が誰一人として

タピオカ愛」がまるでない!!

『飲んだことありますけど、わざわざ買うほどじゃないっす』

え?今なんと?

私は「あえて」タピってます。新しくできたお店は基本行きます。

徐々にではありますが、社内タピオカ情報部をこそこそ作ってます。

目標は人事・採用担当の方、また求職者を対象としたタピオカイベントを開催することです。

ぜひ、一緒に「キャッサバ」から作りましょう。

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そして、日本初、採用マーケティング会社であるシニアルが「社内タピオカyoutuber」を広報として使っていく時代を目論んでおります。

(あまり言うと怒られそうなので、この辺に留めておきます・・・ま、個人のnoteだしいいか・・・)

最後に

最後までお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。

ところどころふざけた箇所はありますが、ところどころ真面目にお話ししたところはございます。

結論を言うと、スタートアップはタピオカ屋のタピオカを原料から作る感じです。

・なぜ私がタピオカ屋をやるのか(事業計画)
・土壌作りのためのお金は?(資金調達)
・いつまでに土壌を完成させないといけない?(ToDo)
・今日、芋掘り名人出勤だっけ?(社内連絡)
・データはどこに保存すればいい?(社内共通認識)
・メンバー足りねーよ(採用)
・うまく作れなかった際のプランBは?(戦略)
・どんなタピオカ屋が刺さるんだ?(マーケティング)
・おじさま方の為にタピオカやろう(ターゲティング)
・どんなタピオカ売る?(商品開発)
・コストどうする?(利益率)
・コンビニにもタピオカ置いてもらおう(営業)
・・・・

全然一部ですが、つまるところ、全部考えます。

oから1を作りだすのが初期のスタートアップです。
考えて考えてまだ考えて。その積み重ねです。

僕の好きな話に
新聞紙43回折りたたみ理論」があります。

厚さ0.08mmの新聞紙を43回折りたたむと地球と月の距離約38万kmを理論上超えると言うものです。
(0.08×2の43乗)

ただ、そのスピード感が重要になる訳です。
ちんたらやってたらすぐに資金ショートで解散が待ってます。

衝撃の連続ですが人生そうそう刺激ある生活を送ることなんてありません。

興味がある方はぜひご連絡お待ちしております。。

(本来であればもう少し内部のことや社内写真をたくさん載せたいところだったのですが、もう少し歴史ができたところで感動的な発表したいと目論んでいます。)

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Thank you

佐藤勇斗


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