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ご覧いただきありがとうございます🤲🏻

こちらの記事の続きになります。

さて、こちらの記事でもお伝えしましたが、
現代医学もですが、リハビリ業界は''組織''に
着目した考えであるPSBモデルで、
病態の判断をします。

この組織だけに着目するモデルは、
あなたのコンテキスト(背景)は含まれず、
限界があることもお伝えしました。


では、腰痛神話に続き、
今回は腰痛の真実についてです[1]。

  1. 腰痛は重篤な生命を脅かす病状ではない。

  2. 腰痛のほとんどのエピソードは改善し、腰痛は年齢と共に悪化しない。

  3. 否定的な考え方、 恐怖回避行動、否定的な回復の期待および疼痛の対処行動は組織損傷よりも持続性疼痛と強く関
    連する。

  4. スキャンは腰痛の現在のエピソードの予後、 将来の腰痛の可能性を決めず、腰痛の臨床転機を改善しない。

  5. 段階的な運動とあらゆる方向への動作は脊椎にとって安全で健康的である。

  6. 座位、立位、 リフティング時の脊柱の姿勢は腰痛やその持続性を予測しない。

  7. 弱い体幹は腰痛を引き起こさず、一部の腰痛患者は体幹筋を過度に緊張させ
    る傾向がある。体幹の筋を強く保つのは良い事だが、 必要のない時にリラックスさせるのが有用である。

  8. 段階的な脊柱の負荷と動作は安全で構造的な回復力を構築する。

  9. 腰痛の再発は、 構造的な損傷よりもむしろ活動、ストレス、 気分の変化に関連している。

  10. 腰痛の効果的な治療は比較的安価で安全である。これには次のようなものが含まれる:患者中心でポジティブなマインドセットを育成する教育と心身の健康を最適化する為の指導(例えば身体活動や運動、社会活動、健康的な睡眠習慣や体重、就業の継続)。

いかがでしょうか?

今まで言われてた常識と真反対です。
これが腰痛の真実です。

この腰痛の真実では、コンテキスト(背景)
や心理的な面も含まれています。

我々は人間です。心があり感情があります。

そのため、腰痛といった痛みを和らげるには、
むしろ心理的な面が大切になります。

知識より意識という言葉がありますが、
本当にその通りでして、知識も大切ですが、
意識の方がもっと大切です。

その意識の面で見ても、こういった真実を
知ることで、アップデートすることも大切
になってきます。

知識を得ることで意識が変わります。

文字数が多くなりましたので、
次の記事で腰痛の真実1~10の補足を
していきたいと思います。


☆参考文献
[1]O'SULLIVAN PB, CANEIRO JP, O'SULLIVAN K, ET AL. BACK TO BASICS: 10 FACTS
EVERY PERSON SHOULD KNOW ABOUT BACK PAIN [PUBLISHED ONLINE AHEAD OF
PRINT, 2019 DEC 31] BR J SPORTS MED. 2019;BJSPORTS-2019-101611. DOI:10.1136/
BJSPORTS-2019-101611


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