わたしを動かせるのはわたしだけだ

こんにちは、早瀬くもりです。
わたしは1年間休学をして、移住プログラムや長期インターンに参加して暮らしています。

今は、とある離島のインターンに参加して、同期女7人でシェアハウスをしています。__________________________________________
*2.3ヶ月ほど前に書いていたものが見つかったので、投稿してみます。これはここ数年間ずっと思ってることだから自分の言葉で残します。
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久しぶりに、最近考えていたことを書いてみようと思います。いろいろなことが自分の中で起こりすぎてまとまりがないけど、全てが繋がっていて完結しているような不思議な気持ちです。


わたしは、わたしというめんどくさい生き物を動かせるのは "わたし" だけだと思います。

わたしには、わたしを表す様々な名前のある分類を組み合わせてカスタマイズされた存在です。

例えば、恋愛の話
いわゆる[恋愛感情]は理解できるけど、それを認めたくない自分がいること。直感で好きだなぁと思うけど、それを恋愛と結びつけたくないというワガママみたいなもの。ただ誰かのことを本気で好きになりたいのに、誰にも熱中出来ないって感じ。まだ説明できないし、ただ駄々をこねてるだけみたいなもので他の人には理解できないと思うし、どれだけ説得されたとしても自分が飲み込めないであろうこと。

これは、わたしという人間のセクシュアリティという一部の性質でしかありません。

だけど、普通に暮らしている日常の中に、どうしても恋愛というものは入り込んできて、無数の悩みを生み出します。

人として尊敬する大人は、彼の中の当たり前だから当然悪意もなく「最近の若者は〜」と話を始め「恋愛感情も性欲もないのは生物として可愛そう」と言います。

それは違うってわたしは思うし、別に傷つかないし、そう言いたくなる気持ちもわかるし、彼を尊敬する気持ちも変わらない。

けど、そう言われたからと言って、誰からなんと言われても誰かを好きになれるわけではない。
「わたしも出来れば、普通の恋とやらをしたいんだよね〜でも出来ないことはわたしにとって悲しいことなんだよね」って言いたい。

なんでか特別に男友達思う男友達もいる。彼からLINE来たら嬉しいし、ツッコミの時コツンってちょっと触れてくる感じもすき。
だけど、これが一般的に言う恋愛感情だとは思えない。
別に彼と恋がしたい訳ではなく、ただ一緒にいる安心とか、ただ楽しく話して、ご飯を一緒に食べて、普通にいたいだけ。終始ドキドキはゼロ。

これはノーマル恋愛の人を相手にするとめちゃくちゃに贅沢な要求だと思う。

"好き"って感情は、LIKEかLOVEじゃなくて、もっと多くのグラデーションであってほしい。

人として好きが、お互いの中で絶対1番大事で、ほかの人に対しては同じ感情を抱かないでほしい。自分だけが唯一でありたい。そんなパートナーがほしいけど、それは恋愛ではない関係。

今は1番近くにいてくれるハウスメイトに対してすら嘘をついている。その人のことが好きで通してるけど、そろそろ限界が見えてきた気がする。ごめん。
わたしは、やっぱり愛されたいだけで、彼を好きなフリをしている気がする。気のある態度をとっておけば、彼がわたしを見放すことはないと思っているところがある。ただの恋愛への憧れと依存。この感情はお互いに幸せにならないってちゃんとわかってるから、もうやめようって思って数週間が経った。

あー、好きなのは事実なのに、恋愛じゃないこの気持ちは、伝えることもできずに無かったことになっていくのが切ないんだ。


次の悩みは、体型の話。
太るか痩せるか、それはきっと美味しいものをちょっと食べすぎたかどうかくらいの人が多いと思う。でもわたしは、痩せたいと思って痩せて、太りたいと思って太ったことがある。

可愛くなりたくて、一生懸命ダイエットをした。
当時のピークから7キロくらい痩せて、自分的には満足したつもりだった。
だけど、何かが嫌だった。当時は、友達とも家族ともうまく行っていたのに、なぜだかとにかく寂しくて、誰からも愛されないという感情に襲われていた。

周りが恋話で盛り上がっていた冬の時期だった。
自分が、恋愛対象として、またはヤレるかどうかで評価されることが怖くなった。

「人として愛されたい」そう思ったわたしは、太ることを選んでいた。

"誰からも愛されない" から、"太っているのに愛される"という逆説を得られないかと思ったらしい。今振り返ると意味がわからない、愛される努力をすればいいものを、マイナスのわたしを愛せ!と思うのは、流石に頭が悪い。

まぁその時は何も考えられなかった。
吐くまで食べた。毎日コンビニで2000円分くらいお弁当とスイーツを買って帰って一人で食べていたし、冷凍のピザをチンすることなく食べていた。美味しいとかどうでもよくて、飲み込むという行為をやめられなかった。

そんな過去がある。今のわたしを見たら誰も気が付かないと思うけど。

ちょっと明るく話を戻すと、今は、大好きなハウスメイトたちとモリモリ幸せにご飯を食べている。何を食べても美味しくて、満たされている気持ちになる。
これなら太ってても痩せていてもわたしはどうでもいいと思っている。
どうでもよすぎて、本当に10キロ太った。
今、わたしが言う「痩せたい」は、本当のわたしの感情だ。痩せたら人からどう思われるか、ではなく、ただ自分にとってナチュラルな体型でいたいという極めてシンプルな理由。

もう一つは、最近自分の中で急上昇トピック、アドレスホッパー(旅するように暮らす人)として生きていきたいという願望。
安定を求めて、公務員や銀行員志望の人が羨ましくなる。何が言いたいかと言うと、周りの人から認められたいし、衣食住の安定もほしいけど、やりたいと思うことをやりたいって話。
自分が持って生まれた願望、またはそう思うに至った21年という短い人生経験を肯定したいから、やるしかないなぁって思う。
どうせやるなら簡単な道で進める願望を持っていたかったな〜なんて。もしそうだったら平凡は嫌って言いそうだけど。


ちょっとしんどい時は、こんなことをぐるぐる考えてる。わたしはわたしを上手に乗りこなしているという感覚。めんどくさい思考のわたしと、それをしょうがなく動かすわたし。わたしが2人いる感じだと思う。もし誰かがわたしに乗り移ったとしたら、めんどくさすぎて2日で生きることを諦めそうだなぁとどこか他人事にも思う。


こっから今日のわたしです。
人との繋がり方、自分の身体のこと、将来への不安などなど、何でもかんでも自分とおしゃべりして生きよう。
って読んで思ったよ、残しててくれてナイス。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
過去の自分が書いたものを引っ張り出してきました。また書けるようになりたいです。次は最近出会った、わたしの心を動かした友達でありロックを愛する人のこと書きたい。
最後に、ライターになります。自分が書き続ける限り自称ライターになれます。また読みにきてください。よろしくお願いします。

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