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#74. 「日本の学校英語はなくすべきか?」僕はこう思う!

学校英語についての評価と僕の体験

日本の学校の英語教育についてよく議論がある。

「日本人が英語が話せないのは学校教育に問題があるのでは?」などや

「今までの大学受験の英語試験はもうやめてTOEICなどを採用しては?」

「学校英語は必修科目ではなく選択にしては?」とか

「いらない。」という声もある。

いらないというのはなくすということになる。


僕個人は学校の英語、受験のための英語が苦手だった。

お世辞にも好きとは言えない。


しかし、最初は嫌いでもなかった。

それどころか

中学で英語が学べると聞いた時は期待した。

「英語が話せるかも!」

だが中学卒業の時、期待もむなしく英語は話せなかった。

高校に入学し、今度こそ英語が話せると期待した。

「今度は英語が話せるかも!」

しかし、高校卒業の時、英語は話せなかった。

というか、偏差値30点代だったので英語の読み書きもできなかった。

「努力が足らん!」と言われればそれまでだが。


なので、中高の学校英語をどう思う?聞かれたら

「僕には合わないし好きではなかったです。」と答える。

もっとも大学の英文科に行ってもダメだったので

僕は学校英語とは相性が良くないらしい。


「学校英語をなくす、なくさない、どっち?」

じゃあ、

学校英語をなくした方がいいかと聞かれたら

僕はこう答える。

「なくさなくていいでしょう?」

というか

「なくしたらいかんでしょう!」


なぜか? 理由は2つだ。

◆ 一つ目の理由:
(僕に合わなくても合う人もいる)

確かに僕は学校英語では英語ができるようにならなかった。

高校卒業時に偏差値35だったことがそれを物語っている。

だが、
学校英語で英語ができるようになった人もいる。

学校の英語が合う人もいるのだから、
その人たちには必要なものだ。


単に、僕に合わないからその教育をなくせなどとなぜ言えようか?

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服でたとえて説明すると、

僕は小柄なので服はTシャツもスーツもSサイズを買う。

当然、Lサイズは大きすぎて合わない。

だからと言って、

「Lサイズの服をなくせ!いらないものだ!」
とは思わない。

なぜなら、Lサイズの服が合う人がいるからだ。

逆にLサイズの人に

「俺にはSサイズの服は合わないから、Sサイズの服をなくせ!」

と言われても困る。

なので、
「あなたも私も自分に合うサイズを着ましょうよ!」

「それでいいんじゃない?」と思う。


◆ 2つ目の理由:
(僕が好きでないものは、誰かの好きなもの)

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食べ物で説明すると、僕はイクラが好きではない。

何度か食べてみたがムリだった。食べれない。

僕はもともと寿司が苦手で

20歳頃までカッパ巻とタマゴ焼きくらいしか食べなかった。

なのでよく家族で寿司を食べる時は、

僕は自分のイクラやウニをトレードに出しかわりにカッパ巻やタマゴをもらっていた。


それくらいイクラは未だに好きではない。

しかし、
単に僕がイクラを好きでないからといって、

「イクラをなくそう!」とは思わない。

イクラが好きな人もいるからだ。

スーパーに行って買い物してる人に

「イクラなんかやめなさい!」と言うつもりもない。

「そんなの食べなくてもいいじゃない!」とも思わない。

もし、カッパ巻がキライな人が
「カッパ巻を食べるな。そんなの食べなくていいんだ!」

と言われたら困る。

なので、

「あなたも私も好きなものを食べましょうよ!」

「それでいいじゃない?」と思う。


みんなそれぞれでいいんです!


ということで、

「学校英語をなくすかなくさないか?」については

「学校英語はなくすべきではない」と思っている。


僕の場合は教科書とか難しい文法書に馴染めず

学校英語では英語ができなかったけれど

いろいろなタイプの人がいるのでそれは仕方のないこと。

逆に、先生は頑張って教えてくれたのだろうから、自分はできなかったので申し訳ないくらいだ。


それにもし僕のようなタイプの人間が英語を学習できる英語教育カリキュラムをつくるなら、教科書を使わずロックなど洋楽で英語を学ぶやり方になってしまう。

そんなぶっ飛んだ教育に文部科学省か税金を使うとも思えない。なので自分はオレ流で良かったと思う。

まとめると、

自分に合わないもの、好きでないものを排除するのではなく
ただ「自分に合うもの、好きなものをやればいいのでは?」

と思っています。

みんな違うし、それぞれでいいんです!

最後まで読んでくださってありがとうございます!それではまた!

Thank you for reading! Have a good one!

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