見出し画像

二世部隊 映画[あらすじ,キャスト,概要,要約,感想]


日系アメリカ人達の第二次世界大戦

 日系アメリカ人は両親が日本人なので、見た目は完全に日本人である。そうなれば第二次世界大戦中のアメリカ内では、その者たちがスパイなのではと疑われることになってしまう
 アメリカはアメリカ国籍をもつ日系アメリカ人のアメリカ軍への志願を認める。日系アメリカ人達はアメリカへの忠誠心を見せるために、アメリカ軍へ志願する者がいた
 この映画では、第442連隊戦闘団、第100歩兵大隊に配属された志願兵たちの話がメインになっている。彼らは収容所内での窮屈な生活からは脱出できたが、日系アメリカ人を気に入らなかった上官のしごきに遭う
 訓練を乗り越えた日系アメリカ人二世たちは、イタリアの前線へ向かう、という導入である


白人アメリカ人からの差別的な発言

 人種差別が当然にあった当時では、日系アメリカ人二世はアメリカ人兵士にジャップとからからかわれていたが、日系人部隊の上官は訓練と仲良くなっており、からかったアメリカ人兵士を殴り教育をする。人々が〇し合う戦争映画ではめずらしい、ジャンプ漫画さながらの友情の表現であり、映画で木である


戦争映画にしては珍しいハッピーエンド

 日系人がアメリカ軍に貢献した、というメッセージありきで作成された映画に思う。戦闘のシーンでもドイツ兵の投降を認めており、残虐な表現が控えてある。ある日系アメリカ人の兵士が、戦場で子豚を捕まえてかわいがり、生活に困っているイタリアの家庭に大きくなったその豚をあげている場面がある。なぜこのような優しさを表現するシーンがあるのかというと、日系アメリカ人二世は優しい心を持っていると印象付けたいからだろう
 戦争映画には稀なハッピーエンドで、日系アメリカ人二世が表彰を受けて映画が終わる
 しかも日系アメリカ人で戦〇した者はいないということで、戦争をファンタジー的に表現した面もある映画に感じた
 個人的に面白いと思ったことは、日系アメリカ人二世をブッダ・ヘッドとも呼ぶ、ということである
 

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?