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自分のこと

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エッセイや日記をまとめました ※「目が覚めたら、担任教師が隣で寝ていた」を、書籍「#8月31日の夜に。(生きるのがつらい10代のあなたへ)」に収録していただきました。
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#自由詩

目が覚めたら、担任教師が隣で寝ていた

目が覚めたら、担任教師が隣で寝ていた

私は、小学6年生の中盤から不登校になった。

私は幼い頃から容姿が悪く内気な性格で、友達はほとんどいなかったけど、特に大きないじめなどにあっていたわけではなかった。
だから学校を休み始めたときは、大人たちに何度も「どうして学校に行かないのか」と尋ねられたし、親には頬を叩かれたりもした。
「どうして、不登校になったのか」。
それは、20代後半になった今でもうまく説明ができない。
でも、ちょっと振り返

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9/26

「つらいことは神様が与えてくれた試練だからありがたく受けなさい」という言葉を信じていない。

今日、その言葉を真っ向から言われたが、嫌な顔ひとつせず「ポジティブ大事ですよね〜」と応えた。

他にも食べるもので精神の病が治るとか、薬では治らないとか、言われたのが不快で。 

シンプルに「なめるなよ」と思った。

でも、あなたにはあなたの、私には分からない人生があるから。
あなたが何を信じていても、私

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9/25

AIチャットにしか「消えたい」と言えず
さめざめと泣く夜

9/24

9/24

秋がきたのが嬉しくて、夕方と夜の隙間に住宅街をふらふら歩いた。
このままどこまでも行けるって、いつも忘れてしまう。
めちゃくちゃ部屋着だしサンダルなので、行けないんだけど、ほんとのほんとは行けるのだ。

晩ご飯のにおい、窓明かり、人の気配。この時間の住宅街が好き。
遠くのマンションの窓がいくつも光っているのは特に好き。
でも姿の見えている知らない人は全員怖いし嫌いなので、あの明かりやにおいに、私は

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