訪問リハビリあるある!利用者さんからの困る事を言われた時は?
「お前もこの病気になるか?」
「動かない辛さは、分からないでしょ?」
利用者さんに言われて、
返答に困る発言ってありますよね?
以前の私は、
笑いながらごまかしたり、
「そうですか、、、」と言って、
別の話題にすり替えたりと、
利用者さんの困った発言は
スルーしていました。
しかし、困った発言をされた時は、
チャンスであったと気づきました。
今回は、
利用者さんに困った発言をされた時の
コミュニケーションアイディアを紹介します。
困った発言の悪影響
困った発言とは、
私たちにとって
ネガティブかつ想像困難な内容のものです。
そのため、逃げようとしてしまうのです。
しかし、逃げてはいけません。
理由としては、
人はネガティブな発言にさらされると
視野が狭くなってしまいます。
視野が狭くなってしまうと、
更にネガティブなものへの注意が
引っ張られやすくなってしまうのです。
リハスタッフは、
利用者さんの悪いところ=課題だけでなく、
良いところ=強みも把握することが望ましいです。
そのため、ネガティブ発言をスルーすると、
利用者さんの強みを
見逃す可能性が高まります。
それでは、
困った発言に対しては、
どのように対処するべきでしょうか?
困った発言への対処
困った発言=ネガティブな内容に対しては、
積極的に乗っかり、
利用者自身に多くを語らせるように
関わってください!!!
なぜ
ネガティブな内容を語らせるかといえば、
リハスタッフへの信頼を促すためです。
人は、自分自身の弱みを
他人にさらけ出すことを嫌います。
その一方で、
弱みを知ってもらっている人については、
信頼している人と解釈されます。
つまり、利用者さんの困った発言は、
弱みをさらけ出すきっかけと考えればいいのです。
この考え方を持つと、
スルーせずに会話する方が得だと思えます。
また、会話につながった場合には、
利用者さん自身がネガティブな内容について
どのような感情を抱いているのかも
語らせてください。
利用者さんの感情は、正義です。
感情の共有=共感により、
リハスタッフへの信頼を加速させることも
できます。
まとめ
利用者さんからの困った発言は、
ネガティブな内容=弱みとなっています。
弱みを見せようとしている利用者さんには
スルーするのではなく、
会話により語らせてあげましょう!!!
弱みを語らせ、
共有・共感することができれば、
リハスタッフは家族のように信頼できる人と
解釈されると思います。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
ご意見・ご要望、質問があれば、
気軽にコメントをお願いします。
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