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ピンク映画・ストレスと向き合うためのコアラのマーチとゼロコーラ。


朝起きて、少し中学生には刺激的な映画を見た。安心して欲しい、わたしは23歳だ。

映画やドラマの濡場ってAVとは違ってなんだか動作がゆっくりだなと思った。

わざとゆっくりにしてるの?それとも本来はそうやって動くもの?そんなことを考えながら映画を見る。

どんな映画だって必ず「おい、泣け、ここで泣いてくれ」と訴えられるシーンがある。
そこで映画監督が大喜びするほど涙を流し呼吸を乱すのが私だ。

そういうシーンというのは、なんとなく想像はできるけれども、いや想像ができるからこそわたしは涙してしまうのだろう。

あと単純に人が泣いているシーンでもらい泣きしてしまう癖がついている。これは中学の体育祭以来である。

自分が抱えているストレスがなんだか分からなくてそれでも苦しくて吐き出せない時は、別の吐き出す理由を作るのだ。
それがわたしにとって映画を見て泣く理由かもしれない。

理由は違えど涙を流すとスッキリする。
オイルショック時の雑誌よりも薄い言葉だけど。

わたしを救うのはいつもそんな薄っぺらい言葉だったりする。

今日は食事を取るのも面倒だ。かと言って腹は減る。

近くの店に売っているいちご味のコアラのマーチとゼロコーラを飲みながら、今日も壁にもたれかかり自分の明日を見ないようにする。

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