ユーザー主導の「選集」活動、「書庫企画ルクイユ」です。 活動のまとめや創作関連のイベントなどを載せていけたらと思っています。
羽多 奈緒
同人誌を初めて作る一次BL作家が、初めて参加する即売会「J.GARDEN52」にサークル参加してしまって悪戦苦闘した話。 そして初参加で沼にハマって以降のJ庭にも出る話
短編詰め合わせ。
まあまあハードな昼職を抱えたアマチュア作家が、公募に出したり即売会に出たりする悪戦苦闘の記録。
私のお気に入りの本、主に、恋愛小説を紹介します。
羽多奈緒ってどんな人昼はITコンサルタントとして働きつつ、夜はアマチュア小説家として、商業デビューを目指しております。 どんな人かご興味を持っていただいた方は、無名人インタビューをご覧くださいませ！ 創作ジャンル・スタイル恋愛小説メインに一次創作しております。 男女の恋愛（NL/HL）とボーイズラブ（BL）の二刀流です。最近は、BLにより比重を置いています。その主な理由は二つです。 私自身（女性の身体性と性自認を有する）と登場人物の距離が離れている分、自分と切り離して
桜花爛漫の渋谷で、業界レジェンドの神小説家お三方のトークショーに参加してきました。 主なトピックは、 デビューの経緯 作家を志望するようになったキッカケ 影響を受けた作家、作品 なぜBLだったのか どんな時に良いアイデアを思い付くか 自作を読み返すことはある？ もし読み返すならどれ？ 〆切、守ってる？ 書きたいものと求められているもの、どっちを書いてる？ あるいはどうバランス取ってる？ 書き下ろし、どれくらい一冊に時間掛かる？ 原稿してたら冴えちゃって眠れ
3/15(金) 21時から、ルクイユ書店として羽多と合同参加したmanaさんと、ルクイユの仲間で今回は一般参加した畝傍さんと3人でスペースやります！ お庭に来れた方はもちろん、来れなかった方もエア参加できるよう当日を軽く振り返りつつ、嬉しかったこと・お礼をお伝えします。そして、お返しになるか分かりませんが、ルクイユとしての次の企画のご案内を行う予定です。
一次創作ボーイズラブの同人誌即売会、「J.GARDEN55」（以下、J庭55）が終わりました。これで、J庭52から四度目の連続参加となります。 今回は、西棟に戻ったのですが、以前の西2ホールではなく、3・4ぶち抜きということで、とっても会場が広かったです。サークル数も1,000以上。開場直後は、BL同人誌をたしなむ老若男女（文字通り、本当に男性比率が回を追うごとに増えていますし、年齢や属性もバリエーションに富んできていると感じます）で、本当にバーゲン会場みたいに賑わっていま
この記事では、いわゆるコピー本ではなくて、印刷所さんに刷ってもらう本の版下の作り方を備忘録がわりに書きます。 同人誌（ていうか本）を作るには、以下の要素が必要になります。 表表紙（いわゆる「表1」と印刷業界で言われる部分） 裏表紙（同じく「表4」） 背表紙 中表紙（あるいは「扉」） 本文 奥付 1～3の作り方というか、画像を結合して印刷所に出せる状態のデータにする方法については以前別の記事で書いたので、本記事からは割愛します。 表1・4や背表紙、中表紙のパー
同人誌収録に際してウェブ掲載原稿を改稿した思い入れのある作品ですが、お蔭様でこの度初版が完売しました。 「買いそびれた」という嬉しいお声もいただき、J庭55合わせで重版します。 重版に際して、初版との違いは下記・下図の通りとなります。 上下巻の背表紙の統一（初版はズレがありました。なにぶん初めて作った同人誌でしたので、何卒ご容赦ください。何度か作ったので、今度は揃えられたはずです。） 扉デザインの最新化（初版が出た後に、羽多の同人誌の扉デザインの変更・統一をしたため、
2/9劇場上映開始されました。 あらすじ 舞台は旧ソ連のエストニア軍。 同性愛は、5年以上の強制労働収容所送り（環境や気候が劣悪であり、「労働」とは名ばかりで事実上の「死刑」）という、ゲイには過酷で、規律も厳しい縦社会の中。 パイロットで将校のロマンと、二年間の義務兵役を間もなく終え故郷に帰る日を待ち望んでいる二等兵のセルゲイは、密やかに愛を育むが、時代・社会ゆえにカップルとして一緒に暮らしたり、公の場に姿を現すことは許されない。互いに「何もなかったことにしよう」「
インタビューって、有名人が受けるイメージがあるじゃないですか。 「どうしてそんな風に成功できたんですか？」とか、 「どんな子ども時代でしたか？」 「今後の展望は？」とか。 ところが。こちらの「無名人インタビュー」企画に応募すれば、 『普通の人の話こそ面白い』 『あなたよ輝け』 をコンセプトに、一時間インタビューしてもらえるという体験ができるのです。私も体験しまして。 すごく良いなぁって思って共感していたんです実は。前から。 「どんな人の人生にもドラマはある」 と
他サイト様で開催中のコンテスト「香り×思い出」に応募した2作品をこちらにも掲載しました。…なんかおシャンで軽い感じにしたかったんですけど、どっちも、作者本人が微妙に泣くという。ちょっと湿っぽいんですよね。芸風？
質実剛健な公立大学の文学部、それも国文のゼミ教室に、パンクバンドの追っ掛けみたいな女の子が現れた時の衝撃を想像してみて欲しい。 それが僕と彼女、松本茉莉香の出会いだった。 名前だけ聞くと、淑やかで真面目で可愛らしい子を連想するが、ゼミ教室に現れた彼女のいでたちに、先生以外の全員が、開いた口が塞がらなかった。 ファッションは、パンクギャルが好きなイギリスの某ブランド。タータンチェックの赤いミニスカートに二―ハイソックス、厚底の靴。真っ赤な口紅、バサバサと瞬きのたびに
吾輩は猫である。名前はトラだ。 飼い主の美代さんが付けてくれた。その前の名前もあったはずだが、吾輩が捨てられたのは仔猫の頃だったから覚えてはおらぬ。そもそもどんな飼い主だったか、なぜ捨てられたかもとんと見当がつかぬ。 美代さんと出会ったのは十年前、雨の夜だった。春とは言え、まだ人間もダウンジャケットを着ている寒い時期だったから、仔猫の吾輩はぶるぶる震えていた。何人かの人間が吾輩の前で足を止め、話し掛けてくれた。 「あら、あんた捨て猫なの」 「左様」 答えたつもり
あ、あと業界インサイダー複数人に取材もしました。
BL小説でのお仕事描写は一般文芸に比べてライトですが、先日の公募原稿では大学教員と帰国子女が出るので、バイリンガル・バイレイシャルに関する論文と、その教員の専門科目の教科書、特に出てくるトピック、主人公が目指す職業、と10冊以上の本と論文数本とウェブサイトを読みました。普通？
初出場してからもう二度目の春♪（未●予想図Ⅱ） 一次BL創作同人誌即売会『J.GARDEN』へのサークル参加は四度目となりますが、まだ色々改善の余地と言うのはあるものでして。色々お買い物や準備もしております。 ちなみに過去、初参加から三度目までの準備や事後振り返り（同人誌の作り方から、サークル運営のやり方まで）はこちらに纏めております。 J庭55 羽多お品書き as of 2/28表紙イラストは新年早々に絵師様 pome村様からいただいており、もう「見て見て」したくてしょ
行きたい場所は沢山ある。 マチュピチュ タージマハル ピラミッド アフリカのサファリ ルーブル美術館とベルサイユ宮殿（私はまだフランスに行ったことがない！） だけど一番行きたくて一度は行きたいとなると、イグアスの滝です。 BL的なものに最初に触れた、と思ったのが、ウォン・カーウァイ監督の映画『ブエノスアイレス』で、作中重要モチーフとして出てくるからです。 ちなみに私が行ったことのある場所で他の方にオススメしたいのは、 ローマのコロッセオと元老院（ブルータスお
私は男女の恋愛小説を書いているときは殆ど主人公一視点・一人称で、BLでは三人称が多かったです。が、直近三作ほどは、一人称で書いています。どういう場合でも一人称が万能の正解というわけではないけれど、こと恋愛小説（特に公募）においては、一人称で書く意義は大きいと感じました。 台詞や行動のみならず、地の文も基本的に主人公の脳内をまんま書くことになるので、性格や思考を表現しやすい（同じ文字数だとしたら、一人称の方が圧倒的に主人公に関する情報量が増える） 公募勢の多くが心当たりのあ
