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無名人インタビューをしていただきました

 インタビューって、有名人が受けるイメージがあるじゃないですか。
「どうしてそんな風に成功できたんですか?」とか、
「どんな子ども時代でしたか?」
「今後の展望は?」とか。

 ところが。こちらの「無名人インタビュー」企画に応募すれば、
『普通の人の話こそ面白い』
『あなたよ輝け』
 をコンセプトに、一時間インタビューしてもらえる
という体験ができるのです。私も体験しまして。

 すごく良いなぁって思って共感していたんです実は。前から。
どんな人の人生にもドラマはある
 というのは私の信念でして。子ども時代、祖母の話を聞いたら、その世代の人たちの色んな話を聞きまして。(満州とか樺太に行ってた人とか普通にいた世代ですのでね)
「すげぇ! ただのおばーちゃんだと思ってた人にもすごい歴史があるー!」と思ったのが、原点だったと思います。まさかそれを自分がしてもらうことになるとは思ってもみませんでした。
 創作仲間のmanaさんが以前受けていたのは知っていたのですが、昨年末、主宰・qbcさんが「もうダメかも……」と呟いておられるのを見て、いてもたってもいられなくなり、応援のために申し込んだのでした。(活動は継続されるとのことです。良かった!)

 インタビュアーはmai さんだったのですが、とてもやさしい方で……。(相槌が短くそっけなく文字では見えるけれども実は全然違う)家族以外には一度も誰にも話したことのないような個人的な歴史を話してしまいました。かなり開けっぴろげに語っていることは分かっていただけると思います。

 公開タイミングが2/3というのも嬉しかったです。
「今は個人でも、こんなに立派な同人誌が作れる」ってサンプル写真を掲載してもらった既刊の表紙・挿絵を描いてくださった伊藤モネ先生初の商業デビュー単行本の発売日が2/1だったんですよ……。無名人インタビュー様は神かな!?

 伊藤先生の商業デビュー作は、
 オフィスでは美人でしごできで隙のない秘書室長が実はエッチな裏垢持ちで、彼と連携してゴルフのプロアマ接待を企画する営業若手は裏垢のファンで偶然?マッチングアプリ経由で会ってしまうというお話です。(原作は二久アカミ先生)伊藤先生お得意の筋肉表現や表情の描写がめちゃくちゃイイので、ぜひぜひ!

昨日届いた単行本!紙だと、より繊細に書き込まれていることがよく見えるし描き下ろしもムフフ

 話を無名人インタビューに戻しますと。
 けっこう色々話したので、見出しと前書き・後書きがすごく楽しみだったんですが、パッと見た瞬間、笑いました。
「そう来たか」
 結婚も離婚も再婚も、経験したことがある人はたくさんいると思うんですけどね。でも、なかなか波乱万丈だったので、そういう人が書くBLってどんなんだろうって興味を持っていただけたら嬉しいなあと思います。基本的にはハッピーエンドにするようにしています。なぜなら、辛いのは現実だけで十分だからです(笑) 読み手もそうだと思うんですが、バドエンやメリバは書いてるほうも疲れると思うんですよね……。疲れないのかな他の作家さんは。私はかなりどっぷり主人公に感情移入して書くので、悲しいシーンとか泣きながら書きますし(昔に比べると冷静にはなったほう)。

自分の人生100点と答えた理由は、
親友が人生をそれ以外の点数で自己採点してたら、「そんなことないよ100点だよ」って言ってあげたいから
です。自分に対してかける言葉は、親友にかけるように考えるようにしています。

最後に宣伝ですが、羽多は3/10東京ビッグサイトで開催される一次創作BLの同人誌即売会「J.GARDEN55」にmanaさんと参加しまーす!

最後まで読んでくれてありがとう。ありがとう。あなたに幸あれ。

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