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夏の名残を詰め合わせたような音

土地の匂いが自分に合う感覚を満喫する。ここには私を脅かすものが、ほぼないという安心に浸る。空は広く嫌な音の少ない空間で、ひたすら「夏」に集中する。多方面に広げすぎたアンテナをゆっくり吟味して少し畳み、丁寧に磨き直すような時間。 私はこの空間と、そこに生きる人たちを心底愛している。

眩しい日の光の下で、緑いっぱいの空間に身を置く。滝が落ちて砕ける様子を眺めながら、降るような蝉の声と、波打つ風に擦れる木の葉の音に、静かに耳を傾ける。じわじわ額ににじむ汗を拭きつつ、全身で「夏」を浴びる。 普段生きている場所よりずっと過ごしやすくて、ずっと生きやすい気が、する。

知らない土地に行くたび、この世の広さを思い知る。その瞬間、自分の未熟な挑戦も無知ゆえの悪あがきも、全てが際限ある人生のただの一コマに過ぎないことを「理解する」。 これまで幾度となく味わったことのある感覚のはずなのに、その感動は都度寝ぼけた私の心を揺り起こす。たくさん青を見た一日。

先日出会ってから、何だかとても気に入っている可愛い仲間と共に。最近の作業見守りの仕事をしてもらっている。追いすぎると疲れ果ててしまうので、「万事ほどほどに」を合言葉に、ぼちぼち作業を進めていく。描きたい世界が広すぎて、すぐ言葉に溺れそうになるので、足元を確認しながら着実に前へ…。

お気に入りの靴で歩く。ここ数日たくさん出歩いて、ここぞとばかりに会いたい人たちにどんどん会っている。その度、言葉にしきれないほどのものをもらう。 私には、心の底から「この人の幸せは私の幸せだ」と思える人が本当にたくさんいるのよ。ねえ、これがどれほど幸福で、ありがたいことかわかる?

磁気嵐の都合とやらで、日本でもオーロラが見える場所があるとか。私のいる場所からはきっと見えないとわかっていても、空を見ることが好きだから、ついつい北の空を見上げてしまう。 宇宙規模の出来事に、小さな人間ができることなどない。まるで人生みたいだ!なんて、取り留めのないことを思う夜。

万事において、「時間」には限りがあって、良いも悪いも楽しいも辛いも、それぞれ最後はどこかにたどり着く。その有限のときを、泣いて笑って怒ったり歌ったりしながら、私たちは歩いている。忙しすぎると、その自覚がなくなっちゃうんだけどね。 こんなにも、眩しく光っている瞬間だらけなのにね。

いろんな縁とタイミングのもと、今なお繋がっている人たちと久しぶりに会う。あのときは…なんて、共通の過去を辿って「あの頃」の延長上にある「今」を一緒に見つめる。そんな時間のなんと感慨深いことか。 何でもいいよ、大丈夫。この先何があったとしても私はきっと、死ぬまであなたたちの味方だ。

普段とは違う環境に身を置く。普段とは違う物を見る。それだけで、心のアンテナの角度がぐっと変わるのが解るし、キャッチする情報の鮮やかさも変わる…。 もの凄く当たり前なことだけれど、日々を歩くのに必死すぎると忘れそうになる。そんなことを、今一度拾い直すような時間を過ごした一日でした。

先日行った旅の記録を振り返りつつ、私は私の日常に戻る。非日常の中で感じたことや考えたことを、できるだけたくさん箇条書きにして文字にして残す。いつか「制作のタネ」に昇華するため、記憶を記録に変える作業を進める。 匂いや温度の感じられる言葉を使いたいというのが、最近の私のこだわりだ。

春の気温差に飲み込まれ、すっかり頭の中がふわふわになっている。そんなこともあるかと、温かい飲み物を飲んだりちょっと甘いものを食べたりして、自分の機嫌を取る。 ただ生きているだけなのに、世の中にはまあ刺激の多いこと…。社会から少し距離を置いて、溜まったドラマをのんびり観る金曜の夜。

波の音を聞く。夕暮れがじわじわ夜に塗り替わってゆく。「何もしない」を、存分にする。上手く言えないのだけれど、何事もわかったつもりになってはいけないなと、自分の小ささと無知さを改めて知る。「知ること」は、「知らないことを知る」というところから始まる…。 世界は広い。私は、小さい!

天気が悪いと気分は上がらず、天気が良いと飛び交う花粉に負ける…。春とは、果たしてこんなにも生きにくい時期だっただろうかと、目を擦りながら今日を歩く。 相変わらずの寒暖差や強い風に何とか抗いつつ、風邪か花粉かわからないくしゃみをして、ひたすら作業をした日だった。 お疲れ様でした!

さくら。もうそろそろ、ひと段落つく頃合いかなと思いながら、相変わらず「見かけたら連れて帰る」を繰り返している。毎年楽しみにしている、お団子屋さんの葉入りのさくら餡のお団子。ああ、本当に美味しかったなあ…! こうして私は、今年もたくさんの「春」をしっかりと噛み締めて、歩いていく。

とても暖かい一日だった。外の温度や、風にくすぐられて出るくしゃみに春を感じる。ああ、冬が終わっていくなあと何となく名残惜しい気持ちにもなる。私は多分、夏より冬の方が好きな人間なのだと思う。 季節に置いていかれないよう、深呼吸をしてとりあえず歩き続ける。そんな感覚で日々を辿りゆく。

春が来るまでに、あと何回くらい寒くなって暖かくなってが繰り返されるのだろう。そんなことを思いつつ、熱いお茶を淹れてゆっくり飲む。お腹の真ん中を、じんわり温めるような想像をする。 寒暖差に振り回され過ぎないように、いろんな情報を耳に入れ過ぎないように。私は私の「今日」を静かに歩く。

雲間に覗く青空の下で、降る雨の音を聴く。理屈はわかれど、お天気雨はやはり不思議な気分だ。 ここ数日、適当に頭に放り込んでインプットしたものを、そっと広げて丁寧に入れ直す。思考することをやめたら、時間に置いていかれるような気がするので、とりあえず止まらず進み続ける。そんな、一日。

日常にあるささくれが気になる日は、美味しいものをゆっくり食べるに限る。遅めに起きた朝、ブランチに食べた分厚いトースト。しあわせの味。 世の中がざわめいても、私の人生は私のものなので不必要に騒がず、大きく根を張ってしなやかに生きていきたい。落ち着かないときこそ、心がけたいこと。

あの頃の自分へ「素直になりなー」

一言エッセイ_写真を添えて①

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雨上がりの山は空気も澄んで、絶好の山登り日和。今日のような天気は最高。 なのに、仕事で、何もできないので、過去の快晴の山の写真。登れるタイミングと天気がピッタリ合わないのが山登りの悩ましいところ。

今日は家族で横浜へ。元町中華街、行くたびに甘栗⇛小籠包⇛タピオカ⇛台湾唐揚げと、流行が移り変わって店もコロコロ入れ替わる。 生憎の天気だったので港の景色はイマイチ。 写真は去年の12月。晴れの港は綺麗です。

大山にある、手作り感のある標識。 道迷いの多発地帯なので、地元の有志の人がつくってくれたのだとか。   実用性もあるし、可愛らしくて遊び心もある粋な心意気。