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墜ち羽の奥

今年のノベルバー、現状15/30で霜月最終日を終了しました。 これから先は「タイムアップで書き切れず当日あげられなかったもの」と「初稿時点からこの話書きたいもの」があと7話ありますので、ノベルバー内の他のお題の要素を取り入れつつ年内公開をめざします!

浜ではちょうど引き潮という時分、山では団栗がさわさわと落葉の波を転がっていく。いずれ波は再び砂を揺るがせに還ってくるけれど、団栗は──そう眺める私の眼前で、ふわり、と鳥が一粒の団栗をかっさらい、からりと晴れあがった青空へと一直線に飛び立っていく。 さて、鳥と実の行方や、何処。

南瓜提灯