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「食旅脳内メモリーズ」北東北編

飛行機が離陸する瞬間は日常から解き放たれる格別な瞬間だが、船が港から出発する時もまた、ゆったりとした時を感じながら非日常へ誘われていく味わい深い時だ。

船は函館から津軽海峡へ。

2018年家族四人テント持参で「北東北夏祭り」&「八甲田山・八幡平の山中にある温泉巡り」旅に出かけた。

快晴のフェリーデッキの上で爽やかな風を感じ、晴れやかな心持で旅が始まる。

発祥から数えると300年近い歴史を持

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旅と日常。

ネパールを初めて訪れた時、ポカラという町で装備なしで行けるトレッキングに行ってみないかとお誘いがあり日帰りで登れる山を登った。

これまで日本で山登りをあえてしようという機会がなかったので、新鮮な気持ちで急な山道を一歩一歩歩んだ。

登った山の遥か高くにそびえる美しく神聖なヒマラヤの山々。

汗をかきながら、きつい坂道を登っていると無心に近い状態になることを覚え、到達した目的地から見えた清らかで美

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オンラインショップ

パザールバザールのオンラインショップにて
冷凍カレーの販売をはじめました。

店主のオリジナルグッズなども合わせて
ご覧下さい。

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旅先と食の記憶。

旅の思い出と考えた時、やはり思い返されるのは、旅先で食した美味しいご飯やお酒を味わったお店の雰囲気やお店の方との交流であり、そこで過ごした食体験である。

普段の食事体験より、より鮮明に旅先での食体験は記憶に刻み込まれるのは、旅の高揚感、そしてお店に向かうまでの道程、次の予定先までの景色なども含めた一連の流れの中で、より楽しい体験として心に残るからだろうか。

思い返すと、旅先で調理して食した食事

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「食旅脳内メモリーズ」函館編

旅が好きで、特に自分の生まれ育った文化とは異なる文化に触れるのが楽しくて、時間や条件が整えば海外へ足を運んだ。

時が経ち、自分がこれまでに行った国々で感じた、味わった文化を日本のここ函館で、自分というフィルターを通したお店という形でアウトプットし始めた。

観光地である函館にはここ数年確実にグローバルな来訪者が増えていた。

日本全土だけでなく恐らく世界規模で、自由に人や物や情報が飛び交う時代に

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「食旅脳内メモリーズ」モロッコ編

アフリカの北西に位置するモロッコは、南にサハラ砂漠、北はジブラルタル海峡を渡ればスペインに辿り着く。

海峡は大西洋、地中海に通じる。

公用語はアラビア語とベルベル語。

かつてフランス保護領だったためフランス語を話す人たちも多いが、北に向かえばスペイン語を話す人が増える。

英語は通じないことが多かった。

人種も文化も入り混じっていて多様。

ベルベル文化にアラブ文化、アフリカ諸国・スペイン

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由仁町へ2020。

どうして函館から由仁町に移住・移転されるのですか?と聞かれます。

同じ北海道。

自分たちは広い北海道内を旅するのも全然苦ではなく、むしろ距離を楽しむタイプである。

多少遠くても、魅力的なところならふらりと出かけます。

だから自分たちにとってはそんなに不思議に思わなかった。

でも、函館の人からすると普通に考えると結構距離あるし、車以外では行くのはなかなか簡単ではなく(千歳空港が近いので飛行

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大事なお知らせ。

パザールバザールをこの十年間支えてくださったみなさまへ。

函館の西部地区、末広町の夏蔦絡まるこの小さなお店を
長い期間ご利用いただきありがとうございました。

沢山のイベントなどの出店でも
パザールバザールのごはんを食していただきまして、
本当にありがとうございました。

この小さなお店は、
店主である自分と嫁、友人二人の四人で、
時間をかけて、作り上げました。

建てる柱一本、壁に塗る塗料、床

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「食旅脳内メモリーズ」インド編

人生二度目のインド旅は南インド、ケララ州。南国の雰囲気漂うコーチンは気候も暖かく、人々も南国的で緩やか。

道に迷い尋ねれば、見つかるまで案内してくれる親切な人が多く、着いてすぐ緊張は解けた。

かつてスパイス貿易で栄えた港町フォート・コーチンは古くからあるスパイス倉庫などが立ち並び、カフェやアートギャラリーとしてリユースされていた。

ポルトガル・オランダ・イギリス領だった時代の建物も多くインド

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旅が尊いものになるとき

旅は行きたいと思った瞬間から始まる。

旅の計画をして、自分の旅に見合った航空券などの移動手段を探し求め手に入れる。

ここからあそこへ移動する権利を手にする。

中身は自由。

どんな旅の仕方も可能だ。

旅をしている自分を思い描く時、もう既に旅は頭の中で始まっている。

生まれてから国内・国外含め何度も旅して来た。

当たり前のように、旅する権利は生まれつき何の疑問もなく持っていた。

こうや

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