frostpunk

【FrostPunk】He is one of the scouts

【FrostPunk】He is one of the scouts

 彼はごく普通の人物に見えた。先のいつだかの戦争で戦績を上げたとも聞いたが、だからといって特に畏怖は感じなかった。これは俺が、単に軍でも街でも独り者のはぐれものであったからかもしれないが。つまり俺はこの穴ぼこの底にじわじわと広がっていく街のようなものを率いている、キャプテンと呼ばれる人物に良くも悪くも何の感情も持っていなかった。彼を支えたいとも思わなかったし、彼に不信を抱く機会もなかった。そもそも顔を見た記憶が2回位しかない。ここに辿り着くまでは猛吹雪の中、ひたすら前を見つめ

スキ
3
『FROSTPUNK/フロストパンク:ジェネレータ跡に残された手記より』③

『FROSTPUNK/フロストパンク:ジェネレータ跡に残された手記より』③

※この記事は都市開発ゲーム「FROSTPUNK」の標準的なプレイ日記です 猛吹雪に追われる形でロンドンを発った我々がジェネレーター跡へ到達したときには人の気配はなかった。ジェネレーター周辺には刃物の痕が付いた白骨が散乱し、おぞましい事件があったことを物語っている。ジェネレーター内のキャプテンルームには2冊の手記が残されれていた。そこにはコロニーの滅亡原因が事細かく記されていた。二の轍は踏むまい。 1冊目の手記 2冊目の手記 3冊目の手記 これまでに滅亡してきたコロニ

スキ
49
『FROSTPUNK/フロストパンク:ジェネレータ跡に残された手記より』②

『FROSTPUNK/フロストパンク:ジェネレータ跡に残された手記より』②

我々はロンドンからの旅路の果てにジェネレータが放置されたコロニー跡を発見した。そこには人が居住していた痕跡が残されていたが生存者はいなかった。ジェネレータの操作盤に一冊のノートが残されていた。そこにはコロニー瓦解の次第が記されており、次の住民へ向けた指南書のような作りになっていた。 1冊目の手記 2冊目の手記 先代の失敗を鑑にジェネレーター運用方針を策定する。収集部隊の選択と集中でまず保温を第一目標とする。石炭を最優先して次に木材。金属と食料の確保は後ろに回す。順調に石

スキ
37
『FROSTPUNK/フロストパンク:ジェネレータ跡に残された手記より』①

『FROSTPUNK/フロストパンク:ジェネレータ跡に残された手記より』①

※この記事は都市開発ゲーム「FROSTPUNK」の標準的なプレイ日記です スチーム文明隆盛期の19世紀末。世界は大寒波に見舞われた。気象学者の予測通り世界中が突如氷雪に覆われ平均気温マイナス20度の世界へ変貌したのだ。まず滅びたのは赤道直下の国々だった。緯度を問わず平等に死の寒波は訪れ防寒の備えのない国々が消滅した。 冬に備える必要がある北方に位置し寒波を予測していた我がロンドンは幸運である。大覇権ロンドンは大陸へ複数の蒸気ジェネレータを建築しシェルター:ニューホームの準備

スキ
43
日誌二百三十七日目

日誌二百三十七日目

 ハロウィーンセールで買い込んでおいたFrostpunkをプレイ。  といってもまだ序盤の触りだけだが。カタストロフ後の氷河時代を生き抜くコミュニティを描いたサバイバル・シミュレーションである。氷点下が常温の陰鬱な世界。日々降りしきる雪のさなか、石炭を掘り、材木を集め、ヒーターに火をともし、バラックを建てる。死と隣り合わせの極寒の生活のなかで、彼らはか細い命を綱渡りで紡いでゆくのだ。  ちまちま内政して資源やユニットを積み上げて気持ちよくなるタイプの人間としては、どうも中