刻々と刻まれる時間
しかし
時間ほど
対象によって
変化していくものはない
楽しい時間が
直ぐに過ぎ去ってしまう様に
時代によって
場所によって
人やその生き物たちにとって
その心が
すべてを決めていく
肌寒い時期が来ると重い出す。
練炭をガス火で鋳こして
七輪で焼き物・煮炊きしてたことを
あの独特の匂い
肌に沁みる火の熱さ
重なる小円から
小さな生き物の様な炎が
立ち上がり
この世の物質すべてを
新たな次元の物質に
昇華させる
今思えば
人は、そのひと手間を
大切に
結果に繋げていたのだろう
熱湯をサッと
潜ることで
あそこまで見事に
その肌の色を
変えてしまうのかが
素晴らしすぎる
煮て良し
炊いて良し
薄く切り裂き
醤油で戴いても
また良し
噛めば噛むほど
味が出る
その存在感
初めて乗った観覧車
産まれたばかりの弟と母の三人で
目に映る景色は
眩いばかりの
パノラマ世界
地面に降り立つまで
鳥になれた気がした
自身の人生を振り返ると、そこには後悔の念が有り、沢山の記憶が在ります。
私は大きな勘違いをしていた?ようです。歴史は人の想念や怨念が渦巻く世界のようで敬遠してきました。敢えて近付きたく無かった。「歴史は殺戮の記録」的な表現を鵜呑みにしてきましたねー。
だからって事かどうか分からないけれど、ある意味、同じような失敗を重ねているのですが、突破口が見えて来ないのです。
縁あって、今は地方都市に移り住