風景写真工房「丸」 Photo No.00226-00230
ビルの間から吹き込む風
静かに射し込む夕陽に
色付いた葉が輝いていた
平成の大彗星である
3月22日の地球最接近時の前後に撮影した写真
肉眼で長期に渡り見えていた彗星なので
覚えている方もいる筈
最大で−1等以上になったと記憶しています
周期は約4200年
紀元前のエジプトに観測された記録があるようです
二度と見ることが出来ない
途方もない周期ですが
次にこの彗星が戻る時に地球はどうなっているのだろうか
自分にとっては5歳の時に
買い物に行く母の自転車の後ろで
美しい長い尾を引いていた池谷・関彗星を見て以来の大彗星
まだ5歳の子供でしたが
彗星の尾の素晴らしさは 未だ脳裏に焼き付いていて
それ以来 心踊らされた彗星です
朝の光が広がっていく中
完全に凍りついた目の前の木が
真っ白に染められた木の枝
この木の存在を知らしめていた
花見の季節
皆で弁当を持ち寄ったり
歌ったり踊ったり
素敵な日本の文化だと思う
オホーツクの流氷が沖に戻っている
もう春がそこまでやって来ている
海は意外に穏やかであるが
北の方角から怪しい雲がやって来ている
どうやら天気が崩れそうだ
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