鯉模様

93日後にネタバレする【雑学の本】#11日目──「ナポレオン」がまたがったのは白馬ではない！？

アルプス越えのナポレオンの勇姿に 〝盛りすぎ〟疑惑 　フランスの画家ジャック・ルイ・ダヴィッドが描いた絵画の一つに『サン・ベルナール峠を越えるボナパルト』がある。 　世界史や美術の教科書などでも目にしたことがあるだろう。 　描かれているのは、フランスの皇帝ナポレオンで、イタリア遠征のため、グラン・サン・ベルナール峠を経由してアルプス越えを指揮する勇姿を描いたものだ。 　後ろ足で立つ白馬にまたがり、颯爽と指揮を執るナポレオンの威風堂々とした姿に魅了される。 　しかし、

根津美術館　庭園

毎年、庭園の燕子花（かきつばた）が咲く、4月～5月の時期に、尾形光琳作・国宝『燕子花図屏風』が、展示されます。 またこの時期、庭園内の茶室「披錦斎」で、お茶を頂けます（有料）ので、お茶師範の友人と一緒に行ってきました。 根津美術館の本館は2009年に隈研吾さんの設計で創建されました。 正門と美術館をつなぐ40メートルにわたるアプローチは、片側が竹の壁、片側が竹林になっています。 早々に恐縮ですが、着物生活普及活動。 美術展より先に庭園を散策します。 こちらが燕子花（

一日一枚絵まとめ｜「猫」

「いちばん好きな動物は？」と聞かれたら食い気味で「猫」と答えます。 物心ついた頃から猫と共に生活してきました。実家には一時期4匹の猫がいてみんな可愛がっていたけど、私が高校時代に拾ってきた子には特別な思い入れがあります。自分にとって相棒であり親友であり亡くなった今でもかけがえのない存在です。 一人暮らしを経て結婚して、猫を飼いたい気持ちはずっとあるけれど、旅行が好きだし休日も出かけることが多いことを考えるととても飼えない。 これから歳を重ねて、経済的にも余裕があって家で過

春を待つ夕陽

93日後にネタバレする【雑学の本】#10日目── あの名画のタイトルは『モナ・リザ』ではない！？

あの名画のタイトルは 『モナ・リザ』ではない？ 　ルネサンス期を代表する天才芸術家のレオナルド・ダ・ヴィンチ。彼の傑作『モナ・リザ』は、誰もが知る世界でもっとも有名な絵画の一つ。 　謎めいた微笑を浮かべる美女が、こちらに視線を向けている。 　ダ・ヴィンチは「スフマート」というぼかしの技法を使って、輪郭線を描かずにこの絵を仕上げている。 　この技法によって、この絵の魅力である繊細な色調、陰影が表現されている。 　この絵画は『モナ・リザ』としてあまりにも知れ渡っているため

春のしあわせ

海の黄昏

小人の世界 私は巨人-すずころ日和 アリエッティ-

こんにちは。皐月です。 GWも中盤ですね。 連休にはぜひ、非日常の世界へ誘われてみませんか？ Mozeミニチュア展 in愛媛あなたは「Moze」ご存知ですか。 知っているよ！の方はさすがです。メディア系の芸術にもお詳しい。 知らないよ？はい、オトモダチ。誰？ミートゥーです。 そんな感じだもので、前情報なしで「子どもも楽しめるかな」くらいで行ってきました。愛媛県美術館。 いや、愛媛だよ？マジですか。何度も行っている県美ですが、こんな行列は初めてでした。ジブリ展とかは初の

子供のためのオルセー美術館(66)ゴッホ・いつもは描かない絵だけど/水と動く葉っぱ

休日を楽しむ人たちを描く ここはオワーズ川 ゴッホは、川のほとりで遊んでいる人たちを描きました。 あそこに、釣りをしている人がいるよ。 なんの魚が釣れるんだろう？ 赤と緑と青と、きれいなボートだなあ。 茶色いのもあるけど、どのボートがいい？ 川は青に緑、むらさき。あと、ゴッホの好きな群青色 水にうつったボートは、たっぷんたっぷん、ゆれています。 川の水は、ぶあつい絵の具で重いくらい。 ゴッホは、何度も筆を動かしました。横に横に、長く短く、長く短く…… 葉っぱは、い

春の陽よ、もっと！

夢の島熱帯植物館

孤独な航海

透明になりたいな

だる…。 と思いながら 今日は 自転車を置いて 歩いて 買い物です。 足が痛くて 歩くの止めていたので 久しぶりに歩いてみようと思ったのです。 とてつもなくだるいけれど。 帰りに 通ったことのないあぜ道を 通りました。 一度 気になりながらも 素通りしたんですが 戻って そこを通ることにしました。 自転車だと通れないところだし。 これは 良いチャンスです。 しんどい分 見つける気色はまた 違っていて たのしいです。 🐏⸒⸒ 草の匂いがします。 鳥たちにとって

地平線

横浜 桜がある風景

3月に雪が降ったりと、不思議な季節感この上ない感じでしたが、今年も無事に桜が咲きましたね🌸 ただこの後に横浜は大雨になりまして、一気に散ってしまいました😭 ですので、なかなか儚い桜になってしまいましたが、今はスマホで綺麗に取れるので、良いですね～。noteにして2024年の桜を残しておこうと思います！ 他の写真など、続きはサークルの方にもアップしていくのでメンバーの方はお楽しみに！ちなみに私のサークルも、この春でおかげさまで3周年です。マイペースになっておりますが、皆様、

待ちぼうけ

夢の覚え書き

昨日はとても眠くて、夜になっても眠くて、随分長い間眠ってしまった。 長い長い夢も見た。 仕事先から、同僚の研修先の場所に、 彼女を呼び戻しに出かけて、戻ろうとしたら、 イベントにかちあってしまい、戻るのが大変になってしまった。 そこで、なぜかでこぼこのザラザラした石の壁を伝って、 横歩きで蟹のように、ほんの少しの幅しかなかったけれど、 忍者のように歩いて戻ろうとした。 デコボコの壁には、所々に、いろんな、穴のような居場所があって、 知ってる人や知らない人が寝そべるよう

「好き」だけを凝縮＊もっとシンプルな暮らし

なんだか似ているなあと思って、眺めてしまったけど、そんなはずはない。 もっと目立つ、派手さがあって、人によってはけばけばしい印象で、 実はセンスのいいファッションで、小顔だし、ギャルママ風なはず。 髪の色は明るく綺麗だけれど、一見して風景に紛れ込む普通の女性。 シンプルな服で、細いネックレスが目に入るくらい。 飾り気のない笑い声と、ふところに入ってくる会話が懐かしい。 抱き心地の良さそうなふくよかさ。 え、え、いつのまに変わった？ ニュアンスすら残していないんだ

93日後にネタバレする【雑学の本】#3日目──絵画『ムンクの叫び』で、叫んでいるのはムンクではない！？

ムンクの『叫び』で 本当に叫んでいるのは……　ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクの代名詞的な作品『叫び』。 　絵の中央にいる男が両耳を手でふさぎ、口を大きく開けて、からだをよじらせる姿が印象的な絵画だ。 　男の不安や恐怖心といった感情がダイレクトに伝わってくる絵として世界的に有名だが、いったいこの男はなぜ叫んでいるのだろうか。 　いや、じつは男は叫んでいない。彼は恐れおののいて、身震いしているだけなのだ。 　ムンクは、彼が友人と二人で散歩に出かけたときの体験をもと