人気の記事一覧

『すずめの戸締まり』の 社会心理学

榎本空 『それで君の声はどこにあるんだ?』 : 祖父の七光と 黒人の威を借る 日本人牧師

石牟礼道子 『苦海浄土』 : イタコ作家の秘められた〈実像〉

中沢新一 『アースダイバー 神社編』 : 天狗にさらわれ 〈犬の聖地〉へ : 中沢新一の幻想

書物における「データ還元主義」の錯誤

玉城康四郎 『悟りと解脱 宗教と科学の真理について』 : 博識な (自称)ブッダの 〈アナロジカル陳列室〉

中沢新一 ・ 夢枕獏 ・ 宮崎信也 『ブッダの方舟』: バブル期における 〈イケイケ宗教学〉

真木悠介『気流の鳴る音 交響するコミューン』 : それは〈魔境〉である。

岡本亮輔 『宗教と日本人 葬式仏教から スピリチュアル文化まで』 : 〈信仰なき宗教〉 の不気味さ

島薗進 『ポストモダンの新宗教 現代日本の精神状況の底流』 : 私たちの〈似姿〉としての 新・宗教

若松英輔 『霊性の哲学』 : スピリチュアルな時代の「教祖の文学」

西村明 編 『隠される宗教, 顕れる宗教』 ( いま宗教に向きあう 第2巻) : 「宗教は怖い、 宗教性は好き」な 日本人

諸星大二郎 『孔子暗黒伝』 : 異形なる世界へのロマン

フィリップ・K・ディック 「初期短編集」から : 己を疑い、 この当たり前の世界を疑え

大澤真幸、 稲垣久和 『キリスト教と 近代の迷宮』 : 〈馴れ合いなき対談〉 の奇跡

木澤佐登志 『失われた未来を求めて』 : 〈現実主義〉とは、 ロマン主義的なものである。

荒井献・ 大貫隆・ 小林稔・ 筒井賢治 編訳 『新約聖書外典 ナグ・ハマディ文書抄』 : 創作としての 〈キリスト教〉の成り立ち : 聖書外典の意味

中村圭志 『西洋人の「無神論」 日本人の「無宗教」』 : 明晰な理性の書

若松英輔・ 山本芳久 『危機の神学 「無関心というパンデミック」を超えて』 : 通俗カトリックの 〈自己権威化〉神学

若松英輔 『イエス伝』 : スピリチュアルな 内面主義による、 カトリックにおける 「教会」の形式権威主義批判