今年は私が三代目理事長を務めるNPO法人読書普及協会20周年で、過日、東京篠崎に北は北海道、南は熊本宮崎から清水会長をNWBさせようと大勢が足を運んでくださった。まさに「百冊の本より一回の飲み会」を大切にしてきた協会ならではの一夜である。21年目、また新たな頁をめくっていきたい。
高き山よりも深き山がよい。かつて神は山から氣まぐれに降りてくる人であり、音であった。我が國においても山は滅びようとしているが、それは本来の山の意味を識る者が減ったためではないか。今、山を愛す若き男たちに読んでいただきたい古き本は写真の二冊である。無論、どこかの里山で読んで欲しい。
【御礼】過日、悟心寺とRe櫻湯のご尽力のもと、「ほんとの座禅会」を横濱支部で行った。遠くは北軽井沢や松戸から、近くは100m先のご近所からお集まりいただいた次第である。傍らに置いておきたい一冊をあえてひらかず、ともに座禅することで、不可思議なことに、未読の本とさえも繋がれるのだ。
先ほど理事長をさせていただいているNPO法人読書普及協会の総会を終えた。18年の歴史のなかで初オンラインによる総会であったが、北は北海道から南は宮崎までと、全国から「100年後に残したい1冊」を片手にご参加してくださった。やはり、本とのであい&人ととのであいには至極のものがある。