収録済。番組の作り方として、初めてその音楽を知る人向けか、掘り下げ切った先のものか、どちらが良いだろう?と担当ディレクターに質問して「そりゃ前者ですよ」と返されハッとした日。最も大事なことを忘れかけていた。前提となる知識を持っていなかったとしても楽しめるように工夫は常にしたい。
どうしようもなくなっても、ほぼ全てがうまくいかなくても、最後に「熊谷悠一アワー」なる音楽番組があったな、と思い出してもらえたら本望。常識から外れてしまった人、世間に入れない人にとってのセーフティネットでありたい。もちろん音楽が好きという気持ちだけで聴いてもらって構わないけれど。
あら?時間切れ。もっと主体的に働ける仕事に変えたいなぁ。そういう時期は何度も来ていたはず。ともあれ自由に動ける中で最大できることをやり続けるしかない。新譜それぞれ2周目を聴き、候補曲を引き出しから出してきて、足し算を重ねて一応間に合いそう。100%満足を狙っていたら完成はしない。