他人の意見こそが宝

その時間帯しか行けなかったので、朝一で収録しにスタジオへ。今日も自転車。さすがに通勤時間帯は混んでいる。でも焦らず歩行者優先で。じりじりと陽射しが照りつける。まだ8時台なのに。暑いを通り越して痛い。
山手通りをセッセと漕ぎ、東大裏という変形交差点へ出ると景色というか空間が開けるようで、あまりスピリチュアルなことは言いたくないがこの場所は何か澄んだ感じがあり、通る度に心地良くなる。もしどこでも住めるとなったら、この辺りだなあ。ちょうど松濤の端っこでもあるので、まず間違いなく今生では無理だけど。

番組の収録はいつも完全に一人で録っているけど、それもこれも周りの方々が全て準備して後片付けもしてくれているからに他ならない。おかげで自分は自分の番組作りに100%集中できている。恵まれた環境。
作り方もだいたい固まってきて、毎週中身を入れ替えに行くだけになっている。それなりに大変だけど、たまには違う方式を採用してもいいかも、とは常に思う。自分は本当に企画力がない。第三者の目が必要だ。正直、ラジオのリスナーとしてはディレクターとか作家さんとかどこまで貢献しているのか謎だったけど、コミュニティラジオの端っこで放送させてもらっていると、その方向づけ=ディレクションこそが鍵なのだとだんだん分かってくる。少なくとも、番組を継続させていくには客観的かつ大局的な視点も不可欠だろう。
フィードバックこそが肝。リスナーさんたちや、局のスタッフみなさんに育てられている。まだまだ学び中。

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