消費の未来

スケールとブランディングの両立の方法論

「多く売ること(スケール)と、ブランドをきちんと理解してもらう(ブランディング)は、オンライン時代で両立できるのか」 多くのブランドはその認知の広がりと共に、ブランドのスケーラビリティに対して決断を求められます。スケーラビリティを志向しグロースを選択する際に、ブランドとしてコミュニケーションやブランディングと、二律背反する葛藤場面を多くのブランドオーナーは経験しているのではないでしょうか。 今回は、いわゆる「スケールを志向したグロース」と、ブランドとしての「ブランディングコ

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チョコ・洋菓子業態の変化と展望~Minimal例より

2度目の緊急事態宣言が発令され、チョコレート業界とっては大変厳しい冬を迎えています。クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー。この4カ月で年間の勝負を決めると言ってもいい私たちは、このタイミングの緊急事態宣言はビジネス面で見ると大変な苦境に立たされています。その中、Minimalは1月はECは昨対600%、店舗は120%とこの1年間の血の滲むような努力が少しずつ結実してきています。Minimalを通してのたくさんの失敗と小さな成功を繰り返した中で見えたチョコや洋菓子業態の変化と

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人生100年時代のブランドの個人と組織論~コロナ禍を経て

情報革命が進み、社会の様々な前提が変化している現代において、働き方をどのように変えていくか、組織としてブランドとして、どう向き合っていくかは、100年続くブランドを目指す上でとても大きなテーマです。 ブランド経営をして6年。 外部環境である社会の大きな変化による働き方の変化。 内部環境である事業の拡大、社員の増加による組織の変化。 を踏まえて、どのように考えて、変えていったかという経営者としての私の考えと、Minimalの働き方について綴ります。 人生100年時代で前提

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ブランドが捉えるべき“お金を使う意味“の変化

KOL(キーオピニオンリーダー)として参加させてもらっている日経COMEMOで「#そのお金どう使いますか」というテーマの投稿募集企画が行われています。 「お客さんがお金を使う=“何か”に価値を感じて対価を払う」の構図において“何に価値を感じて払うか”は全てのブランドにおいて考え続ける永遠のテーマです。その“何”を考え、理解し、対価に見合う価値を提供する努力をし続けていくこと重要です。 時代と共に少しずつ変わるお金の使い方の変化のグラデーションを常に見ていることは大切です。

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ブランド創りとは、想起シーン創り。

ブランド創りとは ブランド創りにおいて、大前提としてニーズを満たしたり、クオリティが高いプロダクトやサービスをつくることが最も重要であると思います。 いうなればプロダクトやサービスは骨格です。 まず骨格がしっかりとしていないと全体を保つ事すらできません。それがある程度形になっている前提として、ブランド創りにおいて何が大事かを考えてみました。 ブランドは目に見えないものです。 ブランド創りってなんだろうと考えながらMinimalを日々運営している中で、一つ自分なりに思

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RPGに倣うカスタマージャーニーマップの描き方

PL的考え方とBS的考え方 ブランド全体のユーザーエクスピリエンス(UX)を考える時に想定のペルソナをおいて、AIDMA的な認知から購買、リピートへのステップごとにどのような体験をしてもらうかを考える事が多い。売上にコンバージョンさせて直結させるPL的な考え方UXの場合は王道である。 もちろんこれもとても大事ですが、今回お話するのはBS的考え方UXである。顧客ロイヤリティを高めて、少し長い時間軸でブランドエクイティを高めてBS資産を最大化するというコンバージョンに向けてU

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広告費0円で掲載1500以上獲得の秘訣

ブランドが立ち上がる時に大事な事は売上よりも認知No,1をとる事 2014年12月にBean to Barスタイルでカカオ豆からチョコレートの製造販売を行うMinimal - Bean to Bar Chocolate - (ミニマル)を設立し、現在5店舗(2工房)を都内に展開しています。 まだまだ成功と言える状況には程遠いですが、ここまでやってこられた要因の一つに特に設立から3年間の広報戦略があげられると思います。 実は3年間で広告費はかけたことはなく、広告費は0円で

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全否定をされた“ザクザク”したチョコレート

■始まりは全否定Minimalを始めた頃、造ったチョコレートに対して辛辣な言葉を何度も頂いた経験があります。 「チョコレートはくちどけが大事、ザクザクしているなんて邪道」 「チョコレートの精製技術が未熟だからザクザクしかできない」 といった言葉です。 言われた時の衝撃とショックは今でも鮮明に覚えています。 正直言われたときはムカつきましたし、なんて残酷な事を言うのだろうと(笑) チョコレートを始めたばかりの頃、自分たちの信念と自分たちの美味しいを信じてやっていたことに

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「自分用チョコ増加」というトレンドの深層

■バレンタインは贈る用のチョコよりも自分用のチョコが増加近年のバレンタインのトレンドを見ていると、贈る用のチョコよりも自分用に買うチョコレートが多くなっているというレポートやトレンドを目にすることが多くなりました。自分のためにチョコレートを買う事が増えているというのが店頭などに立っている実感値としてもあります。 「誰かに贈るより自分のために買う」ことが増えている事は冷めた人が増えていたり、おもいやりが無くなっているのか? というと、ちょっと違うと思います。 個人的な

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なぜ"今"クラフトが共感を生むのか。未来の消費の形

■クラフトという言葉に多くの人が魅力を感じ、新しい市場を生んでいる  お菓子と高級品に対してMinimalはクラフトチョコレートとして新しいカテゴリーに分類されます。素材であるカカオ豆の選定から、チョコレートになるまでの全工程を職人の手で丁寧に造っていくクラフトチョコレートというジャンルはこの10年の世界のチョコレートの新しい潮流として注目されています。 チョコレートに近い「食」分野の成長市場を調べてみると今のトレンドがはっきりとわかります。クラフトビール・スペシャルティ

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