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◆「人間」の自由や「人」の自由を言うひとも、決して「個人」の自由とは言わない。なぜなら自身が集団・団体に従属的に属し、自身の「個」を埋没させているからである。メンバーの個(つまり個別性に潜む無限の内包)を尊重できず面罵しておきながら、「人間の自由」を講義するなど滑稽である。

◆①集団から押し寄せる諸項の接続秩序をそのまま受け入れている段階(暗示直撃)、②心に自由を感じ自身の分節体系で対象と切り結び、個を確立する段階(分節防御)、③各人が世界現実に直に触れることによる意味実感を通じ、個と個が共約・通約し、他者と共動する段階(コミュニケート)。

ひとは集団で生きていた。有名になってしまう前のレヴィストロースの『構造人類学ゼロ』に収録された「未開社会の外交政策」の末尾におかれた文章の意味は何だったのか。21世紀的には記憶と関係しているのかもしれない。

◆個人と集団のあるべき関係というアポリア。「個の創出」は個が集団と切り結び続けている動態を指す。その内実は、個人を取り巻く諸項の接続秩序を見通し見抜き、あるいは項の内包に迫りながら、諸項の接続秩序をつなぎ直し、項を組み換えていくことにある。単なる断絶や敵対、一体化や同化ではなく。

自己肯定感が上がれば幸福度が上がる

1年前

◆諸個人を守るための装甲としてあるべき集団・組織・団体・法人が、逆転して個人を圧し、あるいは個人犠牲の奉仕対象になるという普遍現象に対峙していくには具体的な分析概念や思考枠組みが必要。この普遍現象は人間が虚構を実在として認識できるという能力に起因する。抽象概念さえ奉仕対象となる。

再生

Leica M11 Monochrome Review

1年前

最近の web サービス全般に言えることだけど、安っぽい AI が自動生成する「オススメのリスト」って何かアホっぽい そして自分で自分を励ましたり、他人が気になる人々の喜怒哀楽も、客観的には非喜劇こもごも一人相撲 ただ自己責任で、やりたい様にやりたい事を、自分のペースでやるだけ!

1年前

#エッセイ (ニュースより)『大きな流れに抗う為に』

1日前